衆議院で全会一致で可決、の意味合い
ネットが政治を動かしたことは、間違いない。
いままで国会の審議でメールやファックスが多数寄せられていること、そして、その中に大変傾聴に値する意見が多数含まれていること、を与野党の質問者や答弁者が言及したことなど、未だなかったことである。
ごく限られた人しか自民党の部会に出席しないため、自民党の重要政策が、限られた幹部の話し合いで決まりがちである、ということを多くの自民党の国会議員が知っただろう。
どこで、何を、どうすれば、政治が動くか、ということも、分かった。
多くの皆さんの期待とは異なった結果だが、国会の審議の中で法案の問題点、懸念事項が与野党を問わないで的確に指摘された、という事例を私は知らない。
まだ質疑が足りない、と感じた質問者もおられるかも知れないが、大事なポイントはしっかり記録に残り、かつ今後の検討課題も明示された。
付帯決議を作るために与野党の理事が夜遅くまで協議を重ね、付帯決議についてのそれぞれの政党の党内手続きは今朝の10時過ぎまで続けられていたようである。
表面的には簡単に審議を終えて、簡単に採決に移ったように見えても、水面下の作業は通常の法案の審議の何倍ものエネルギーをかけているようだ。
今日の本会議で、会派の別を超えて全会一致で可決された、ということは、委員会の審議の内容と付帯決議が国会議員の納得のいく程度まで昇華されていた、ということであろう。
全会一致で可決されるのに、ことさらに耳目を集めるような形で大臣政務官が採決を欠席して波風を立てる、というのは、私の趣味ではない。
今日は、答弁席に座っていても私の出番はない。
ところで、今日の採決は、問題の所在を十分確認しての採決だから、闇討ちでもなんでもない。
PTの段階では議論されなかったような内容が、しっかり国会議員の脳裏にインプットされた。
党首会談が決裂した翌日ということを考えれば、今日の全会一致での採決は、摩訶不思議だ。
こんなことも頭の片隅において頂ければ、幸いだ。
政治は、一日一日、国民に身近な存在となっている。
そのことを皆さんにお伝えしたい。






1 ■ありがとうございました
結果は残念でしたが、我々の為に尽くして
いただきましてありがとうございました。
立法のしくみやプロセス(工程)上の問題点は
理解できました。
今回の事を糧にしてより良くなっていくのを期待
するのと、我々国民が一人でも多く政治に
積極的に参加するようにしないといけないなと
思いました。