千秋楽 稀勢の里 最初で最後の大関優勝 | 行司のブログ

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平成29年 初場所 千秋楽

 

 

 

 

 

 

見事な千秋楽の締めくくり、優勝おめでとう!稀勢の里。

 

 

 

あの白鵬の渾身の寄りを力強い粘りと迫力のすくい投げ。

 

今までとは別人の稀勢の里を見た気がしました。

 

 

そのずっしりと重い29キロの賜杯を52代のおやっさんに見せてあげてください。

 

首を長くしてこの日を待ち続けた52代のおやっさん。

 

弱った体には何よりの薬となりますよ。

 

 

 

【通話】

舞の海「稀勢の里が優勝決めたのに、北の富士さんがいないのは寂しいですね・・・。」

吉田「ホントそうですね・・・。」

 

 

 

 

舞の海「そうだ。電話してみましょうか。」

吉田「そうしましょうか。」

 

 

 

舞の海「ルルルルル・・・・。」

 

 

 

 

北の富士「・・・ハイ、もしもし。」

舞の海「あ。北の富士さん!舞の海です。」

 

 

 

 

 

舞の海「北の富士さん今、テレビ見てました?」

北の富士「うん。見てた。」

 

 

 

北の富士「笑点見てた。」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

♪パッパカ~パパパ ッパッパ パホ♪

 

 

 

元気そうで何より!!

 

きっと大阪場所にはお元気な姿を見せてくれると思います。

 

 

稀勢の里を横綱にする会はもうすぐ解散となるんですね。

 

稀勢の里にとっては嬉しくもあり鬱陶しくもある微妙な存在だったと想像します。

 

でも稀勢の里のことを始終心配していた52代。

 

気にかけていただけあって浅からぬ縁があるではないですか。

 

稀勢の里は52代からちょうど20代後の72代横綱になります。

 

まぁ大した縁でもなさそうですが、52代が感じた綱の重みを72代も感じて土俵に立つという横綱の宿命は同じです。

 

ついでに言えば62代は大乃国。

 

さて、どういう縁があるのかはわかりません。

 

 

稀勢の里の初優勝と横綱昇進のセットに私は反対していましたが、強くなった、いや強くあろうとする今場所の稀勢の里の土俵を見ていたら、私も3日前くらいから(遅いですか?)もう昇進していいんじゃないかと思いだしました。

 

今場所にかける必死の稀勢の里の姿はやはり胸を打ちました。

 

頑なに頭でっかちに横綱昇進を考えていた私も、15日間の稀勢の里の土俵に心を動かされました。

 

自身の言葉の通り今より強くなるために、努力の横綱であってください。

 

稀勢の里おめでとう。

 

そしてありがとう。

 

 

 

 

初優勝と横綱昇進の前祝。

 

とても盛大だったことでしょう。

 

 

【宴】

ガヤガヤ。

 

 

 

世話人「稀勢の里、確認をいいかな・・・。」

 

 

 

世話人「今日の祝賀会は食べ放題?」

稀勢の里「はい。食べ放題です。」

 

 

 

 

世話人「じゃぁ、時間無制限の食べ飲み放題なんだよね?」

稀勢の里「・・・・・。」

 

 

 

宴はいつまで続いたんでしょう。

 

 

 

さても新年に新たな横綱誕生となった初場所でした。

 

来場所は豪華絢爛、元禄花見踊りのような四横綱の新時代へ突入です。

 

長く頂点に君臨してきた第一人者のこれからもやはり気になるとことです。

 

 

 

 

【秘密】

グビグビ。

 

 

 

グビグビ。

 

 

 

白鵬「・・・え?」

 

 

 

 

白鵬「あら、イヤだ。」

 

 

 

「強さの秘密、バレちゃった?」

 

 

 

 

本当に日頃から飲んでいたんですね、青汁。

 

アサヒ緑健の人が見ていたらもろ手をあげて大喜びしたところでしょう。

 

あの瞬間に通販の売り上げも増えたかも。

 

 

健康になりたい人、より一層健康でいたい人。

 

健康食品は多くの人を惹きつけます。

 

 

 

【惹きつけられて】

がやがや。

御嶽海「!!」

 

 

 

御嶽海「横綱っ・・・。」

がやがやがや。

 

 

 

御嶽海「青汁を・・・。」

がやがやがやがや。

 

 

 

御嶽海「一口・・・。」

がやがやがやがやがや。

 

 

御嶽海「・・・飲ませてください!!!」

がやがやがやがやがやがや。

 

 

雑踏に打ち消された若者の願い。

 

でも若者よ。

 

君はもう十分に健康そうです。

 

青汁なんかより、好き嫌いなく何でも食べなさい。

 

そしたら来場所さらに強くなるでしょう。

 

しかし本当に雨後の筍のように伸びますね。

 

このままの勢いがずっとは続かないのかもしれませんが、この気の強さとやる気でどこまで伸びるか今年は楽しみです。

 

 

 

今場所はとても変化にとんだ15日間でした。

 

若手の台頭、三役の突き上げ、怪我との闘い、そして稀勢の里の初優勝。

 

喜ばしいことばかりでもありませんでしたが、一時のような毎場所同じような結果内容が続く膠着状態を思い出すと、明らかに力士層が厚みを増して個性的な魅力的な力士が増えました。

 

熟練や円熟期、成長期とのバトル。

 

きっとこれからは状況は目まぐるしく変わるのではないでしょうか。

 

横綱と言えども毎場所優勝争いの中心に立ち続けるのは大変なことになっていくような気がします。

 

そんな中綱を張ることになる稀勢の里。

 

稀勢の里のお父さんが仰っていたように、これからが戦いの始まりなのかもしれません。

 

負けは引退へとつながる厳しい立場に立つ稀勢の里。

 

自身でも言ったようにもっともっと強くなる努力をし続けることが、綱を張る責任であり戦いに勝つ唯一の方法なのでしょう。

 

でもそれは横綱だけに限らずすべての力士にいえることです。

 

現状に満足してしまうと成長はありません。

 

今日より明日、明日より明後日と日々の鍛錬を積み重ねて、たくさんの努力の礎の基に各々の個性を花開かせてほしいと思います。

 

 

15日間、熱戦をありがとうございました。

 

 

そして時天空が元気になって薄暗い通路奥にその姿を見れる日が早くやってきますように。

 

 

千秋楽記事は寝落ちして翌日になってしまいました(笑)