ガンフロの星雲星団観望記

好奇心旺盛な私の書き放題記です(^^;


大型双眼鏡を使って、山奥などで星雲・星団や、すごく遠~い銀河などを見て楽しんでいます。
天の川が見えるような満天の星々の中を、大きな双眼鏡で巡るひとときは、星空旅行をしているようで最高です!(^^)


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55FL(焦点距離250mm)から50FL(焦点距離400mm)へ換装することにより、全体が前後に長くなってしまって、予定通り格好悪くなってしまいました(^^; 55FLは短焦点でサイズが超コンパクト、そしてフローライトということもあって中心像は極めてシャープで、軽量小型広視界を目指せばベストな選択ではないかと思います。

 

ただ、55FL双眼はすでに自作されている方が何人かいましたので、同じでは面白くないというのと、今回の小型対空双眼鏡は、中倍率~100倍程度でベランダから月や惑星を見るのが目的なので、低倍率・広視界は出なくてもよいということがありました(因みにEMS双眼でもWX10x50IFのスペックは作れない)。そして決定的だったのは55FLと50FLの見え方の差で、50FLの方が目標物の形状をすっきりと正確に描写しているように感じました。「55FL+EWV16mm」と「50FL+EW25mm」(共にほぼ16倍)の組み合わせだけでなく、「55FL+XW10mm」と「50FL+EWV16mm」(共に25倍)で見比べたときも、50FLの方が見えるか見えないかレベルの対象が、よりはっきりと確認できましたし、ピントの山の鋭さも50FLがはっきりとしていました。さらに55FLの100倍で見える残存軸上色収差も、50FLの160倍ではほとんど分からず高倍率での差が明確でありました。中心像が極めて素晴らしい55FLを、さらに超えるような50FLの像はとても魅力的に感じたのです。あとはサイズが少々大きくなっても、対空双眼鏡としては軽量コンパクトには変わりないと思います。そういうことで、観望目的に従って50FLがベストと考えました。

 

左右の鏡筒感を繋ぐ目幅調整付小型Binoフレーム(世にこれ1台しかない)は前オーナーより中古で手に入れた際に、ヘリコイドとの接続パーツが不足していたため、製作者の松本さんにEMSユニット購入時に作っていただきました。ユニット内の銀ミラーは当初カスタムのMLサイズを考えていましたが、使用する倍率からMサイズで十分と判断しEMS-UMを使用。ハウジング色は奇跡的にタカハシカラーをゲットできました。鏡筒が長いためM57直進ヘリコイドはDXⅡより強度のあるLⅢへ変更しました。可動距離も長く合焦の幅が広がります。



以前にも書きましたが、フレームの歪を相殺する初期調整は左EMSの第一ミラーを調整しないといけないため少し時間を要しました。しかしその後のアイピース交換時の調整は右側のみのノブで行いますので、平行法を使えばあっという間に調整できます。この方法だと、左右の像のズレは勿論、像の倒れなどもすぐに発見でき、改めて光軸調整器具の必要性は感じませんでした。システム全体の精度自体は調整できるので大して重要だと思いませんが、調整した後にそれが維持できるかの剛性は大切です。三脚ごと頻繁に移動させたりして試していますが、今のところその程度の衝撃では中倍率での光軸のズレは起こっていないようです。Binoフレームの見た目以上の剛性ぶりにちょっとびっくりです。フレームの裏側にはカメラネジが切ってあるので、ストッパー付アルカスイスプレートを付けると、簡単脱着でしかも安全です。

 

XW10mm(40倍)で見た木星は今まで見たことがないくらいにシャープだし、土星は極付近が暗く、また本体中央付近に走る薄暗い縞のようなものも確認できました。また40倍は月の全体像を見るのは丁度よく、月食などはぴったりの倍率だと思います。満月に近い月だと視野中心からより離れている月の縁に細い色ずれが分かるものの、気になるレベルを大きく下回っている程度の微量な量です。高倍率のアイピースはHRかTOEで悩んでいましたが、2機種が高価なので、より安く手に入るXO2.5mmをペアで手に入れました。これで過剰倍率具合を見た上で、このままいくか、倍率を落とすかを判断しようと思っています。高倍率になると特に対空型では対象の導入が大変です。ファインダーは必須でしたので、以前ハイランダー用に使用していたドットファインダーのSKY SURFERⅢを取りつけました。軽量ファインダーなので、とりあえず現在は両面テープで仮止めしています。うまい具合にくっついていますので、もしかしたらこのままいくかもしれません。これで150倍超えでも一発導入できます。

 

惑星の細部を見ようと思ったら口径がものを言いますが、三脚ごと片手で持てて、そのままベランダに出るくらいの可搬性を考えると、これぐらいの大きさがよいと思います。巨大なアイピースを付けても、本体+三脚一式でわずか4.8kg前後しかないので片手で楽々移動できます。鏡筒が長いので雲台に固定するとフロントヘビーとなります。少し仰角を持たせると、雲台のカウンターとのバランスも良好になりますが、フリーストップとは程遠い状態です。かといって雲台を大きくするとトレードオフ要素が多くなりますので、ちょっと考えてしまいます。

 

トップの写真では接眼部にEWV32mmが刺さっています。これはバックフォーカスの無い55FLで合焦テスト用として手に入れたもので、50FLに使うと12.5倍・6.8度というスペックになります。実際には低倍率では使用しないと思っていましたが、数キロ先の花火大会の観望時、もし嫁さんにWXを取られたら、自分用としてこのアイピースを残しておこうかと思っています。でもどうせなら40mmのアイピースを揃えて同じ10倍で見たい気もするし、そうなれば「WX10x50IF vs 50FLBino」ってのもできるかななどと、頭の中で派生した妄想が先走りしています。

 

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以前から計画していた自宅から月と惑星を観望するための、小型対空双眼鏡のパーツが一旦揃いましたので、仮で組み上げてみました。「仮」と書いたのは各パーツがまだ最終形ではないからです。このBINOの中核をなすメガネのマツモト製のミニBINOフレームは中古であった為、僅かな歪があり、左右EMSの初期調整には少し手こずりました。調整後は天体望遠鏡そのもののヌケの良さと解像度で景色も月も美しく見せてくれます。

 

 

 

 

現在の姿はかなり格好いいですが、最終的には今より確実に格好悪くなります(笑)ので、完成したらまたアップします。

 

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昨夜は残り雲が多く、台風一過とまではいかないものの、透明度が極めて高く、雲の切れ間から眩しい月が時折顔を見せていました。

 

肉眼でもとても綺麗だったので、WXでゆっくりと観望しました。双眼鏡の視野に月を入れてから、接眼へ眼を近づけると、そこに広がる景観に、小さくも思わず声を上げてしまいました。なんという美しさでしょうか!大げさではありません。力強く光る色付きの無いクリアでシャープな月に重なるように、様々な表情の薄雲が勢いよく流れていきます。その雲の繊細な造形に、月光の透過によって作り出される複雑な階調が合わさり、非常に美しい表情を見せています。そして雲と月の背景には、そのまま深い宇宙空間に直結する漆黒の闇が不気味なぐらいに口を開けています。月によって絞られた瞳孔が起こす強烈なコントラスト感です。この透明感に満ちた世界が広い視野の中で、しかもどんどん表情を変えながら展開されてくので、あまりの美しさと迫力に、しばらく目が釘付けになりました。肉眼で見るより少しだけ官能的に感じるのは気のせいでしょうが、これほど月を含めた美しい光景を、今まで見たことがないかもしれません。とても良い月見でした(^^)。

 

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