諸君、ご壮健かな。
うーむ。
入口に白い悪魔の盾がある。
外からの潜入を阻むべく、部隊長(店主)つけたのだろうか。
外からの敵を阻む・・・・。
なんであろう。
私の頭の中に「?」がいくつも回り始める。
私は混乱で痛むこめかみを抑えながら。
入口に歩哨がいたのだろうか。
ビームライフルがかけてある。
一瞬たりとも気が抜けない。
私はあたりを警戒しながら(なにに?)
席について前を向くと。
あ、あれは!?
あのヘルメットはあの人のあれだよな?
ということはあれを脱いであれをしているのか?あの人は!
シャア!「あ、あれは・・・・・」
部隊長「訪問者(お客さん)にもらいました」
シャア!「なんと!」
部隊長「ちなみに、入口の盾は別のひとにもらいました」
・・・・・・。
なんという団結した隠れ家だろう。
ましてや、白い悪魔と赤い彗星の共演。
ここはすべての人々が分かり合えるニュータイプのあつまりなのか?
あ!
ここで私は気が付く。
そう、個々の隠れ家の名前。
「めだかtantan」。
そう。
ここは担々麺の店なのだ。
しかもここは事象評価プログラム(食べログ)で。
3.7点以上を叩き出す人気店。
行かずにはいられようか!
汁ありをオーダーする。
そして、待つこと数分。
白い悪魔の汁に。
赤い彗星の汁がかかっている。
なんというユートピアなのだろう。
私は驚愕しつつ。
ひと口運ぶ。
・・・・・。
やさしい。
なんという優しい味なのだろう。
これは何が入っているのか。
その味の根源は聞けない。
店の命なのだから・・・・。
すごい度量だ。
部隊長の人柄がにじみ出る隠れ家。
やさしいのは部隊長のようだ。
うーむ。
報告の結論。
「とんでもない拠点が昭島にある」
(おしまい)
(過去のガンダム聖地探訪 )