ティアンム ~有能なのに呆気なく退場~ | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

シャアに恋して ~ガンダムマニア~ 戦略★★★★

戦闘★★★  

カリスマ★★★

かっこよさ★★★★





参考文献

 

 




人物評


地球連邦軍の将官というと、無能な人物が浮かぶ人が多いだろう。


しかし、彼は違う。


その立場と、連邦では働きが珍しく一致する人物だ。


ソーラシステムが不完全ながら、柔軟に判断し運用するなど硬直した思想も見られず、腐敗した雰囲気もまったくない。


しかしW杯(ワールドカップ)のコロンビア選手のごとく、出て来てあっという間に戦場から消える。おめでとう、日本代表。


彼みたいな叩き上げの人物が早くに戦死し、ゴップのような忖度されてウキウキ男が生き抜くとは、世の中とは平等にできていないものだと落胆させる。



シャアに恋して ~ガンダムマニア~ 略歴


地球連邦軍の軍人。階級は中将。「提督」と呼ばれていることから海軍出身のようだ。


一年戦争開戦時、コロニー落としを阻止するべく艦隊を率いて出撃、ジオン軍と交戦。


しかし敵の新型兵器「モビルスーツ」の性能、機動力の前に艦隊は苦戦。コロニーのジャブロー直撃だけは免れたものの大損害を被ってしまう。


その直後のルウム戦役 の時は予備の戦力と共に後方で待機していた。



この二つの戦いでほぼ壊滅状態となった連邦軍宇宙艦隊を建て直すため、ビンソン計画を立案しその実現に努力した。


この戦力強化が後に、オデッサ作戦・ジャブロー防衛戦後の迅速な反攻と早期のジオン本土防衛線陥落へ繋がる伏線となる。


それから時を経て一年戦争末期、地球連邦軍がチェンバロ作戦を実行し、宇宙要塞ソロモンに攻め入った際には、再び艦隊の指揮官として、ソーラ・システムの展開作業を指揮。


そしてソロモンに対して大ダメージを与える事に成功。


その後ソロモンへの攻撃に参加するが、ビグ・ザムが発射した大型メガ粒子砲によって乗艦タイタン(マゼラン級戦艦)ごと撃破され戦死。


レビル の陰に隠れて目立たないティアンムだが、連邦の勝利に貢献したという意味では偉大な提督である。



後にその功績を讃えて、ラー・カイラム級戦艦の一つが「アドミラル・ティアンム(ティアンム提督)」と名付けられている。







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