森田知事480万円返還、
「刑事罰には触れないと確信」
千葉県の森田健作知事は、16日の記者会見で、自らが支部長を務める自民党東京都衆議院
選挙区第2支部が、2005、06年当時、政治資金規正法が禁じていた、外国人や外国法人の
持ち株比率50%超の企業から980万円の献金を受けていた問題について、「刑事罰に触れる
ような行為ではないと確信しているが、道義的見地から、50%を超える基準日以後の480万円は
返還した」と述べた。
また、同支部長でありながら、知事選で法定ビラに「完全無所属」と記すなどし、公職選挙法違反
(虚偽事項の公表)にあたるとして市民団体から告発されたことについては、「支部の解散手続きが
遅れていただけで、私は完全無所属だと思っている」とした。