時間はどこからやってくるか?どうやったら出てくるのか? | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

岐阜県郡上八幡の
助産師&針灸師の
加藤祐里です。

「加藤さんは子どももいるのに
仕事して、色んなところに
出かけて
どこに時間があるのですか?」
と、よく聞かれます。

もっと子どもが小さくて
整体の勉強しながら
(夜はレポート書きながら)
助産師の仕事を
週6日していたときのほうが

忙しかったから
逆に今は
どちらかというと
暇なくらいなので

自分でも「そうかなぁ?」
くらいにしか
思っていないのですが、

助産師の仕事を
していたときに

分娩室で
お産の進行者さんを
みながら
ベビー室で
赤ちゃんの沐浴をして
病室のママさんの
授乳指導をするとか

一人で3役以上の
仕事を同時進行しないと
いけないようなことも
ありました。
(今思うとすこしも
丁寧さはなかったから
自慢できる話では
ありません)

そういうときは
「30分あれば
たくさんの仕事ができる」と
思いました。

一分一秒を争うような
命の危険が
せまっているときなど

頭は冷静ながら
自分でも驚くくらい
体が勝手に動いて
危機をだっすること
がありました。

そのようなときは
‘時間が止まったように’
感じました。

楽しくて夢中に
なっているときは
あっという間に過ぎるし
そうでなければ
一分が一時間くらいに
感じるときもある。

時間は時計が
決めているわけでもなくて
自分自身のなかに
あるようです。

やりたいことが
あるけれど
家事や子育てもあって
できない、

自分には時間が
ないと思う時、

時間をどうやって
作り出せばいいかと
いうと

「今しかない。
これしかない」と
本気で思ったときにしか
時間は生まれません。

まだ、そこまで
本気じゃない、

いつか子どもが
大きくなったら、

お金ができたら

準備が整ったら
できるのに、と

やらない理由を
並べ立てているうちは

知恵も根性も気合も
努力もうまれませんから
時間なんて出てきません。

「自分はこれを
成し遂げるために
生まれてきた」

「ほかのことなんて
どうでもいいから
これをやり遂げないと
死ぬに死ねない」と
思わない限り

いつまでも
あれもこれもに憧れる
夢見る夢子ちゃん。

「自分は何のために
これをやるのか?」
という「動機」と
(好きなら理由は
いりません)

どんな状況でも
一日5分でも
続けていこうという
「根気」は
(好きなことなら
放っておいてもやります)

「からだ」が整っていないと
長続きしません。

「肚が座る」とは
そこに根っこをおろして
コツコツと取り組むことを
意味しています。

まさしく「根気」です。

「動機」は心にともった
情熱の炎。

もっとうまくなりたい、

あの人に喜んでほしい

これができるようになれば
世の中がもっとよくなる

目の前にその人が
いなくても
まだ見ぬ未来を
思い描いたら

妄想だけで
ご飯がたべれそうなくらい
心がワクワクしていれば

寝ている時間も
もったいないくらい
仕事が楽しくなるのです。

下半身(肚)と
上半身(心・思考)が
一致したときに

自分の命の本当の
使い方がみえてくると
思うのです。

まだ、どこかで
「だってお金も大事だから
お金にならないような
自分の好きなことだけ
やっている場合じゃないし」

「自分のやりたいことは
誰にも理解されない
かもしれない」とか

体がやりたいこと
(肚の声)と

からだの声を受け取る
思考が一致していないと

からだ(命)の使い方を
間違えることになります。

からだは
ただ頑張るだけでは
長続きしません。

疲れていれば
何事も長続きしません。

温めて緩めて
美味しいものを食べて
きちんと休む。

小さな子供のいる
お母さんなどは
「家族」の数だけ
時間軸があります。

それらを完璧に
コントロールすることは
難しいことだけど

何回も上手くいかない
経験をしながら

子どもに奪われる時間も
成長とともに
減ってくるし

パートナーとの
関係性も変わってきたら
旦那だって
皿くらい洗うようになります。
(もしくは
汚い部屋に住むことに
慣れてくれます)

時間はどこから
やってくるのか?
→「からだ」

どうやったら
生まれてくるのか?
→「今しかないと
本気になったとき」