ぐのぢの

カードで遊ぶ。
シャドーボックスも作る。
Mtgやヴァイスシュヴァルツやポケモンカードやヴァンガードなど。
気に入ったカードならなんでもやります。
木を使った工作もやってます。


テーマ:

こんにちわ、僕です。

今回は作品紹介もかねて、さらに要望の多かった

メイキング画像も載せようと思います。


今回作品にしたカードはこちら。



ぐのぢの

MTGの「旅人の外套」です。

未加工のこの状態のカードがベースのカードとなります。

最低1枚はベース用に未加工で残しておきましょう。

ここではこのカードを1枚目と呼びます。


さてそれでは2枚目のカードの夜空の部分と川の部分を切り抜きます。

使う道具はオルファ製のアートナイフです。

模型店やホームセンターや東急ハンズなどで買えると思います。

予備の刃も大量に買っておくといいと思います。



切り抜いたのがこちらになります。



ぐのぢの

夜空の部分と川の部分が取り除かれた状態です。

木の枝の部分はとても細いので慣れないうちは

全部切り抜かずに省略してもいいと思います。

これを2枚目とします。


切り抜いたカードの切り口の部分はそのままでは紙の白が見えて

重ねたときに見栄えが良くないので、黒などで塗っておきます。

筆ペンやシャドーボックス用のペンもありますが、

水彩画用の水筆と呼ばれているものが便利です。

僕は10年位前に水彩画もやっていたことがあるので、

その当時買った水筆と、水彩色鉛筆を使っています。

水彩色鉛筆は色鉛筆として色を塗った後、水に触れると水彩絵の具になるもので、

僕は水彩色鉛筆を削った芯の先っちょを水筆でなでて、

それをカードの切り口に塗っています。

これだと絵の具を使うより倍は楽です。手も机も汚れません。

24色入りの色鉛筆なので、今のところ色を混ぜたりなどしなくても、

全ての色のカードの切り口に対応できていますのでお勧めです。






ぐのぢの

次にもう一枚使って画像のように月の部分と川の部分を切り出しましょう。

月の部分は本来立体にしなくてもいい部分ですが、

今回はぷっくり加工を施して立体にします。

川の部分は川岸の部分までまるごと取り出しましょう。

このカードはパーツをとるためのカードなので3枚目とは呼びません。





ぐのぢの

こんな感じで月の部分はぷっくりさせてベースとなる1枚目のカードにくっつけておきます。

現実世界では月は遠くにありすぎて立体感はないので、

空と一緒に処理していいのですが、今回は空よりも手前にあるかのように

立体的にしてしまいました。別にしなくてもいい部分です。


川の部分は2枚目のカードの切り抜かれた川の部分に、

裏から位置を合わせて貼っておくことで、

川岸と水面にわずかですが段差をつけて立体感を出しておきます。


接着には木工用ボンドの速乾タイプを使用しています。

木材加工や楽器製作の趣味もあるのでそちらで使用していた

タイトボンドでもありっちゃありですが、やや高いのと入手が難しい場合があるので、

日本のコニシ製の木工用ボンドの速乾性が値段も入手のしやすさもベストです。







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3枚目と4枚目のカードも切り出します。

左が3枚目、右が4枚目です。

枚数を重ねるごとに徐々に切り抜く範囲が多くなっていきます。

同じような作業の繰り返しで大変ですが、

これを省略してしまうと、重ねたときに綺麗に層になって見えないので、

めんどくさがらずにがんばりましょう。








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5枚目もこんな感じで切り出します。

なんか足元のごちゃっとした布の部分も切れ込みと丸みをつけて

立体にしておきましょう。

丸みをつける方法はペーパークラフトなどのサイトに詳しく載っていますが、

簡単に説明するとたたんで厚くした布や、厚めのスポンジなどの上で、

カードを裏から先の丸い棒などでこすって丸めていきます。

手芸店などで手に入るモデラーというものが便利です。

理科実験用のガラス棒や粘土細工用のヘラなども使えるものがあります。

僕はヨドバシカメラで買ったプラモデル用のものを使ってます。








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さらに別のカードからこんな感じでパーツも切り出しておきます。

今回のこのカードのイラストは人物の部分が細かいので、

人物以外の部分はカードを何枚も重ねることで立体感を出し、

人物部分は直接パーツを切り貼りして微妙な立体を出していくという、

二本立てでやっていきます。






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一番上にくるであろう部分には先の尖ったものでスジ彫りをしておくといいです。

あまり鋭い針のようなものだとカード表面を傷つけてしまうので気をつけてください。

僕は銀細工もやるのでそちらで使っていたケガキ針を1本、

先端を紙ヤスリで若干滑らかにしたものを使っています。











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これで今回使う全ての部品が揃いました。

あ、写真には月の部分をくっつけたベースの1枚目が写ってませんね。

全部で8枚くらいカードを使用してると思います。








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さて、2枚目のカードの裏にスペーサーを貼り付けていきましょう。

今回背景となる2枚目は木や空のあるイラスト上部は奥に、

地面と川のあるイラスト下部は手前に出すので、

イラストの下部だけスペーサーを何枚も重ねて高さを出します。

こうして2枚目を斜めにつけることで空は奥に、地面は手前になるようにします。

ここでスペーサーの説明ですが、スペーサーとはカードとカードの間に挟んで、

隙間をあけて高さを出すために使っている物の事です。

2枚目自体も、イラスト中央上部(月のあたり)が最奥に、

次いで木の部分、最後に川と地面という順番になるように軽く丸めて表現しておきましょう。


普段はボール紙を小さく切ったものを主に使用していますが、

2枚目の裏につけたのは高さがほしかったので、紙粘土を使っています。

100円ショップで売っている黒の紙粘土を薄く板状に延ばします。

乾くと薄いスポンジのような弾力のある黒い板が出来上がりますので、

それをカッターで小さく切って重ねています。

これだとやはり手が汚れませんので紙粘土を直接使うよりお勧めです。

もちろんスペーサーも先ほどの速乾性ボンドでくっつけます。


ボール紙を使わずにセメダイン製のバスコークという乾くと弾力性のあるゴムのようになる

シーリング用接着剤を使うパターンもありますが、

ボール紙を使ったほうが高さが常に均一になるので僕は使用していません。

このへんは作る方の好みでどうぞ。僕も一応バスコークを持ってはいます。










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ベースとなる1枚目に、2枚目を高さが斜めになるように接着し、

さらにその上から3枚目を接着したのがこちらです。

川の部分が岸と水面の部分で段差になってるのがわかると思います。











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順番に4枚目、5枚目と重ねていきます。

そして最後、一番上に枠だけのカードを重ねましょう。

これはパーツ取りに使ったりしたカードから作りましょう。

MTGのカードのテキスト部分は抜いて見せるパターンと、

テキストボックスだけ最後にさらに重ねるパターンとありますが、

今回は2枚目を斜めに取り付けるなどして作品自体に厚みがあり、

僕のほうが厚みはもうお腹いっぱいなので、抜きにしました。






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さらに必要ないカードなどからエキスパンションシンボルとマナコストを

切り出して、裏から丸みをつけてぷっくり加工しておきましょう。

小さいパーツはプックリ加工中や、接着時にピンッっと弾いて

なくしてしまうことが多いので気をつけましょう。








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全部のパーツを取り付け、枠のカードを重ねたら完成です。










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今回は女性の髪の毛と、服、体の回りの布の部分と、

これ以上いじるところがないくらい立体にしてみました。


重ねるときの注意点として、真上から見たときに、

下の層がずれて見えたりしないようにしましょう。

真上からの写真を撮ったときに、未加工のカードに見えるくらいずれてないのが好ましいです。

カードの切り口が綺麗になるように気をつけることと、

重ねたときにずれていないことがうまく作るコツです。


いろいろ偉そうに講釈垂れましたが、

この記事をみてやってみようかなと思う人が増えれば嬉しいです。



2013年9月24日追記:


未だにこの記事を検索で見つけて訪れてくれる方が

たくさんいらっしゃるので、参考までに動画もどうぞ。




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