2012-02-23 01:14:45

エンドピンジャックに交換

テーマ:リペア

 北海道でギターを制作しているODASHIMA GUIAR のエンドピンをエンドピンジャッックへ交換する作業です。
もともとはピックアップが付いていないモデルにお客様が自分で付けて使用されていたそうですが、ジャックが小さいピンジャックと言うタイプで専用のシールドを持ち歩かないといけないので、交換することになりました。
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木製のエンドピンが付いていてそこにテールピースのワイヤーが引っ掛かっているタイプです。

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エンドピンを抜いたところです。
この時点でエンドに入っているブロックの厚さを計ります。
なんとかエンドピンジャックだ止まる厚さです。(よかった)

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アコースティックギターに取り付ける場合はボール盤にセッティングできる
ガイドがあるのですが、今回はトップとバックがかなりアーチがついているので
トリマーで穴を開けます。
12mmの穴が開くように、4mm大きい穴のジグを作り貼り付けます。

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ボディエンドは湾曲している所にジグを張り付けてアールが付いているので、
トリマーを動かす時には慎重に左右にブレテ持っていかれる恐れがあるからです。

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何とか無事に穴が開けられました。

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ここから秘密兵器が出てきます。(大袈裟ですが)
エンドピンジャックをどおやって差し込むのか!!
そこで考えたのが、シールドのジャックにささるところだけを利用してシールドを作りました。
シールドと言っても導通はありません。エンドピンジャックを締めるナットに当たる部分は
削除してそこから線をつないでいます。
線を引っ張ったままナットをはめて締めるためです。

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ジャックを差している写真を撮るのを忘れていました。(すいません)
下が付けたところです。
でも、今回はもうひと工夫しています。

普通ならば上部の段が付いている所にストラップが付くのですが、
今回はそのままだとテールピースのワイヤーをひっかけるところを作らないと
ストラップが付けれない状態になってしまいます。
そこで、下に付いているのがギブソンのレスポールのトグルスイッチを止めるための
ナットを利用しました。少し削って厚さを調整しましていい感じになりました。

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テールピースを付けたのが下の画像です。(バッチリ)

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これまた写真を撮り忘れていいましたが、エンドピンジャックにはコントロールボックスに
付けるシールドを配線していたので、それをボックスのジャックに差し込めば完成です。
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作りのしっかりしたいいギターでした。


ギターワークスではさまざまな修理に対応しております。

リペアーに関するお問い合わせは、お電話かメールにて御連絡ください。 
〒566-0012 大阪府摂津市庄屋2-3-31 TEL: 06-6317-5129  お問い合わせメール



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2012-02-19 13:00:31

フィクサー取付け方法 (詳細Ver.)

テーマ:パーツ
フィクサーはギターワークスで販売しているオリジナル商品です。
ギターのテールピースを上下でギュッと挟み込み、動かないようにロックすることで 
ギター本来の音の良さを引き出してくれる画期的なテールピースロックシステム。 

 
 FIXER フィクサー 
  (※メリットや特徴については上をクリック) 

取付け方法といっても特別なことをするわけではなく、現在ギターについているスタッドをフィクサーのスタッドに交換するだけです。
でももう少し詳しく知りたい!という方の為に取り付け方法の一例をご案内致します。


◎用意するもの:太めマイナスドライバ or テールピースポストレンチ


①弦を緩めてテールピースとスタッドを外す
(ブリッジとテールピースがコロンと落ちないように注意!)


 テールピースを外した所。
 スタッドを外してみると・・・


 アンカーの上に塗装がのっています。
 締め付けによる塗装割れを防ぐため今回は上の塗装を除去します。
 (作業につきましてはご自身の責任となりますのでご承知下さい!)


 コリコリ。

 ポロリ。


②アンカーの上にスペーサーを置いてフィクサーのスタッドを取り付ける
(スペーサーは好みの高さのものでOKです)



 今回は一番低いスペーサーを使用しました。


 

③スペーサーとスタッドの間にテールピースを挟みこみ、軽くしめて弦を張る


 テールピース取付けたら軽くスタッドをしめておきましょう。


 テールピースが落ちないので弦交換も楽ちん。


④チューニング後、もう一度しっかりスタッドをしめる



おわり!
スタッドの締め具合によって若干音の状態も変わります。
弦交換の際に是非一度、試してフィクサーの良さを実感してみて下さい!


 ギターワークスではギター製作工具から入手困難なレアパーツまで
多くの専門商品を取り揃えております。

GUITARWORKS ONLINESHOP

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2012-02-06 20:43:31

アコースティックギターのリペア

テーマ:リペア
みなさまギターの調子はいかがでしょうか?
アコースティックギターなどは乾燥するこの季節、特に保管に気を付けてください!

というわけで、今回はアコギのリペアを少々ご紹介。

ボディバックのブレイシング(力木)剥がれの修理。ボディをコンコンと叩いてみて、剥がれている箇所を見極め、チェックします。写真のように、スクレイパーなどを差し込んでみると、剥がれている箇所がわかります。



次に、この隙間に接着剤を流し込み、ジャッキで押さえます。



奥まったところのブレイシング剥がれなどは手が届きにくいうえに、目で見て確認できないので指先の感覚と経験が頼りです。
力木剥がれ


ボディサイドの割れ止め修理。



まず、割れているところに接着剤を流し込み、固定します。
次にサイド板と同じ素材の木片(今回はローズウッド)を作ります。



これを割れている箇所に貼り付けます。



こうすることでこれ以上の割れを防ぐことが出来ます。

そしてダメージの入った塗装面をペーパーで整え、塗装に入ります。





現在塗装中!この時期は気温が低く、乾燥には時間がかかります。
ボディ割れ止め
部分塗装


そしてこちらは反ってしまったネックをアイロンで矯正中。
アイロン調整



自分のギターは今、どんな状態か気になっている方は、ぜひ自己診断でチェックしてみましょう!

ギターワークスではさまざまな修理に対応しております。

リペアーに関するお問い合わせは、お電話かメールにて御連絡ください。 
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