2011-07-20 19:37:49

Barry Galbraith

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Barry Galbraith


ピアノやギターといったコード楽器は伴奏としての役割を担う宿命を持っているのだが、この伴奏という役割にはペットやサックスといったソロ楽器では味わえない面白さがある。

特にボーカルのバックとなると歌を生かすも殺すもバック次第という感じがする。 それだけにボーカルと呼吸が合った一体感というのは最高に気分が良い。


歌がメインなので出しゃばってはいけないし、かといって引っ込んでばかりで存在感がないのはいけないし、メロディーを邪魔しないコードワークを考えなくてはいけないし、分かりやすく、かっこよく、メロディーに自然と入ってゆけるイントロを出して、客が思わず拍手したくなるエンディングをして幕を閉じなくてはいけない。 結構大変である。


ピアノの立ち上がりの良い明るいコードトーンのバックと比べるとギターのバックはどうしても地味である。 まあギター独特の雰囲気が良いということでギターバックのボーカルのアルバムも結構出ているが圧倒的にピアノのバックのほうが多い。 やはりジャズでのギターはシングルトーン・コード共に花形楽器ではないようだ。


だが昔は今よりギターがボーカルのバックに多用されていた気がする。 名だたるギタリスト達は大御所のボーカルバックをやっていたし、また伴奏も皆メチャクチャ上手かった。 (ただWESとグラングリーンは歌のバックの音源は無いと思う)


その中でミスターサイドメンと言っても良い伴奏の名手がBarry Galbraithである。 

自身のリーダーアルバムは少し有るが、この人はやはりメンバーシップで本領を発揮するギタリストだと思う。 その巧みなコードワークとフロントを引き立てる技は並外れている。


Sheila Jordanのこのアルバムが名盤なのも彼のバッキングに拠るところが大きいと思う。

I'm a fool to want youのサビからの入り方なんぞはもう涙もんである。 彼はまた多くのギターの教則本を残している。 その中でもお勧めはスタンダードのソロギターの本である。 2冊出ていて本人の演奏ではないがCDが付いている。 単なるスタンダードをギターで弾きましょう、といったレベルではなく、非常によくアレンジされていて、コードワークの良い参考になる。

もっと評価されても良いギター弾きだ。










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