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2011-04-25 20:52:33

Ecyclopedia of Jazz Guitar

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セッションではを楽器の傍らに「赤本」や「青本」を持って準備している人をよく見かける。

「赤本」「青本」はご承知の通りスタンダードの曲集である。 最近は「黒本」なるものも登場して随分売れているようである。(個人的には黒本の方が信頼できると思うが) 

セッションで演奏する曲はほとんどカバーしているし、有名なスタンダードは網羅しているのでジャズを演奏するミュージシャンはこれを持っている人は多いと思う。


確かにジャズを始めたばかりで曲を良く知らない人には必需品かもしれないし、何かと重宝するが、ただこれを使うには注意しなければいけない点がある。 それはへたをすると、これを前に置いておかないと不安で演奏が出来ない症候群になってしまう。 

見なくても演奏できるのに、何年たってもやはりつい見てしまう。 まあ譜面を見ることは悪いことではないが、どうしてもアドリブに集中出来ない。 出来るならコードを覚えてしまった方が断然自由にプレイ出来る。

またもう一段進んであまりコードを考えず、ハーモニーを頭の中で鳴らしながらそれに乗っかってアドリブを歌う、これが本当に演奏していて楽しい。


昔はReal Bookという著作権無視のいやゆる1001という海賊版スタンダード曲集があった。 

この海賊版は当然一般書店には無く、入手するには闇ルートかアメリカに行く人に買ってきてもらうしかなかった。 結構コードはいい加減だし、一部手書きで見るといかにも怪しげな本だったが、スタンダードを知るにはこの本しかなかったので、先輩からコピーさせてもらったりしてオリジナルはもうぼろぼろになっていた。 

だが今はこのReal Bookは著作権をクリアして手直しをして合法的に販売されているようだ。 


最近はi-pot やi-phoneでReal Bookをダウンロード出来る。 これがすごい! 即座に移調が出来るのだ。 
それにマイナスワンにもなる。 プロでもこれをもっている人は多い。

歌伴で急に変なKeyに変わったりすると一番しんどいのはベースなので、特にベーシストは重宝しているようだ。

それにしても世の中は進んだもんだ、携帯電話でこんなことが出来るなんて誰が考えただろうか。


話は変わって以前古本屋に立ち寄った際、ふと目に止まったのが電話帳ほどの厚みのある「TheEncyclopedia of Jazz Guitar」という本である。 監修があの沢田駿吾先生ということなので中身を見てみると、これがなかなか面白いので早速手に入れた。

スタンダードの曲集ではあるがすべてギター用にアレンジされていて、曲によってはイントロ、エンディングが付いている。

まあこのまま実際に演奏することは無いが、な~るほどと思う箇所が色々出てきて参考になって楽しい。

190曲ばかり載っているが、これをアレンジするのは大変だったろな・・・

もう絶版になっているようだが入手の機会があればお勧めしたい一冊である。





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2011-04-18 19:28:05

ピックの話 その1

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ギター弾きが何人か集まることはあまりないのですが、セッションなんかでたまに居合わせると、やにわに怪しいコミュニケーションが始まる。

ポケットに手を突っ込む者、ギターケースから小物入れを出す者、財布を出す者、色々だが何が始まるかというと自分の愛用のピックを並べてピック自慢をする。 


「こんな軟いピックは薄っぺらい音しか出ないな」とか「こんなでかいピックは微妙なニュアンスは出せない」とか

それぞれ勝手なことを考えながら他人のピックをとっかえひっかえ握ってみる。

まあギター弾き以外は100%何の興味も湧かないどうでも良い話である。


ただたまに「これは使ってみたいな」と思うピックが登場する。 その一つが写真のピックだ。

Wegen(ウェーゲン)という厚みが3.5mmあるオランダ製のハンドメイドピックでこれがなかなかよろしい。

いろんな厚みや形があるがこれが一番良さそうなので早速手に入れた。 個性的なピックは分かるが値段が1枚¥4000ほどする。(今はもっと安くなっているようだが) ピックをすぐ無くす私にとっては、気軽にその辺に置きっぱなしに出来ないピックである。


エッジが大きく面取りされているのでピッキング時の抵抗が軽減されるようである。 このタイプの分厚いピックはどうもジャンゴのようなジプシースタイルのギタリストが好んで使っているようだ。

マカフェリギターを持ってブリッジぎりぎりのあたりで超高速で強くピッキングするにはこんなピックが合っているかもしれない。


以前ジプシーギターのドキュメントを見たことがある。 彼らは家を持たずキャンピングカーなどで暮らしていて夜な夜な焚き火を囲んで数人がセッションしている様子を映し出していた。 小さい子供が自分の体より大きいギターを抱えてバリバリ弾いていて、こんな小さい頃から毎日やっていたら、そりゃうまくなるわな・・・

ひょっとするとそんな子供たちに大人が木を削って分厚い手作りピックを作ってあげているかもしれないな。


このピック、バラードなどスローな曲には向いているかな、と思っていたが先日試しにミディアムテンポの「FOUR」で使って、あとで録音を聞いてみると、結構いけてる。

まあ全曲使うには、ちょっとしんどい気もするが慣れの問題かな。







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2011-04-09 20:34:12

Wes Montgomery at Half Note

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WES MONTGOMERY

SMOKIN' AT THE HALF NOTE


今から30数年前ブルースばかり聴いていたんですが、レコードはいつも大阪心斎橋北詰にあった阪根楽器で買っていました。 (このレコード屋を知っている人も少ないでしょうね)

そこにはブルース専門にお兄さんと、ジャズ専門のお兄さんがいて、たまたまブルースのワンパターンに飽がきていてジャズのお兄さんに「何か良いジャズギターのレコードない?」と言って薦められたのがこの

ハーフノートでした。


当時は何だか良く分からずに聞いていましたが、次第に「これはひょっとするとすごい音楽かもしれん」と思い聞くほどに完全にのめりこんでしまいました。

それ以来自分のDNAにWESの音が入り込んだんじゃないかと思うほど、来何回聞きなおしたか数え切れません。


このレコードのすごいところは、歴史に残るほどの演奏なのに、本人は特別なプレイをしているといつもりはなく、そんなことは関係ねーよ、言わんばかりにリラックスして楽しんでいることだと思います。

多分こんな演奏は毎度のことだったんだろーな。 音源が残っていないのが実に残念!


昔はにDVDやYou Yubeが無くてWESがどんな弾き方をしているか、全く謎でしたが動くWESを見て本当に驚いたのは、ニコニコきょろきょろしながらリラックスして弾いている姿でした。

こんな演奏するんだからもうちょっと額にタテじわでも寄せながら怖い顔で弾いているかと長年思っていたので、意外を通り越してあきれてしまったというのが本当のところです。


WESと言えばオクターブと並んで親指で弾く独特な奏法が有名ですが、動画をみてどうにも分からないのが

親指はあんまり動いていないのにしっかりと音はたくさん出ている。 おかしいと思い、よーく目をこらしてみても、どうも出ている音と親指の動きの勘定が合わない。 確かに左指のスラーやプリングは良く使うが、それにしてもおかしい。 これは未だに謎です。


WESは譜面は全く読めなかったそうです。(コードネーム程度は分かっていたようですが) WESの兄弟3人とも五線譜はだめだったようで、新しい曲は実際に音を出しながらワイワイやっていたようです。

でも譜面なんか読めなくても、その超人的な耳の良さがあればかえって理論なんかは邪魔だったでしょう。


歌心 テクニック スピードドライブ感 アイデアどれをとってもワンアンドオンリーの存在で、これを超えるジャズギタリストは100年たっても出てこないでしょうな。


WESの言いたいことはまだまだ山ほどあるので、それは次の機会に譲ります。











 







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