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2009-11-24 23:46:49

ベネズエラ、コロンビア間の緊張、ウナスールの会議へ(11月23日)

テーマ:ブログ

(参考:0531「チャベス大統領、戦争への準備を呼び掛ける」)


コロンビア国内の7つの基地を米軍が使用することが明らかになり、7月28日にベネズエラがコロンビアとの外交関係を凍結して以来、ベネズエラ、コロンビア関係を中心にした緊張関係は、とりわけ国境地帯において強まってきた。


9人のコロンビア人がベネズエラにおいて殺害され、ベネズエラはこれをパラミリターレス(反共民兵)としている。また2人のベネズエラ兵士が殺害され、ベネズエラはやはりパラミリターレスの仕業としている。コロンビアは4人のベネズエラ兵士をコロンビア領内で逮捕し、ベネズエラに送還した。コロンビアの秘密警察の要員がベネズエラにおいて拘束され、100人規模のコロンビア人がベネズエラから追放されている。またパラミリターレスの司令官がベネズエラにおいて逮捕された。このような事件が週にいくつか報道されている。そしてベネズエラ、コロンビアの国境の、歩行による橋が2つ、ベネズエラによって破壊されたと報道されている。


南米諸国連合(ウナスール)は、高まる緊張にたいして、11月27日、エクアドルの首都キトにおいて、ウナスール外相・国防相会議を開催することを決定した。コロンビア政府は11月8日に、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領が、ベネズエラ国民にたいして戦争への準備を呼び掛けた問題に関して、ウナスールが沈黙していることについて、がっかりしたと表明している。


エクアドルはウナスールの輪番議長国だが、ファンデル・ファルコニ外相は、9月に行われたウナスール外相・国防相会議において、ウナスールがこの問題の仲裁をすることに11カ国が賛成したが、唯一コロンビアが国内問題として反対し、協定の内容を明らかにすることも拒んだ事実を指摘した。11月27日のウアナスール会議にはコロンビアのハイメ・ベルムデス外相も出席を表明しているが、この問題とコロンビアによるベネズエラ、エクアドル、キューバへのスパイ問題、チリによるペルーへのスパイ問題も議論されるとみられている。


ウナスール外相・国防相会議で前進のない場合には、緊急のウナスール首脳会議の開催も予想されている。


11月26日には、ブラジルのマナウスにおいて、アマゾン地域9カ国首脳による会議が予定されている。これにはコロンビアのアルバロ・ウリベ大統領の参加が予定されており、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は、この場を利用してチャベス大統領とウリベ大統領の会談を提案しているが、ベルムデス外相は、マナウス会議は12月のコペンハーゲンでの地球環境問題をめぐる会議へのアマゾン諸国の意思一致をはかる場であるとして、これには否定的であった。


いっぽうチャベス大統領は、11月21日、ベネズエラ統一社会主義者党(PSUV)の会議で演説して、ベネズエラは帝国主義の第1の標的であり、PSUV党員が武装し人民軍を構成し、正規軍とともに帝国の攻撃に備えるように呼び掛けた。ベネズエラにはロシアから購入した武器が輸入される予定である。(0544)

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