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↓ガ島中央戦跡要図
作文 従軍慰安婦・慶子
前日の 西山日誌
前日の 若林日誌絶筆
前日の 亀岡日誌
前日の アウステン山の記録
三日の 堺台第一拠点の記録
堺台第二拠点 歩228連隊12中隊のガ島戦
見晴台布陣図
第38師団歩兵第228連隊
第三大隊長 陸軍少佐 西山 遼 氏の日誌
現在地、見晴台大隊本部
昭和十八年一月八日 金 晴
ガ島上陸65日目
毎日、朝は日本晴れにしてすがすがしく平静なり。
今日も我正面平静にして壕前に出て朝の冷気を吸う。
堺台方面、砲撃盛んなるものの如し。
敵又砲撃方向を変換したるにや、敵機の飛翔も少なし、海軍海戦の準備をなしあるにや。
糧秣補給好調にはあらざるも比較的順調となりエスペランスに半定量四日分を受領しあり。
本日又九〇三にて圧搾口糧十六梱の補給を受くる事となる。
既に量として二十日頃まで確保し得るに到れり。
深田隊兵一名戦傷療養中なりしが戦死せり。
大腸○を併発せるものなり。
近藤少尉以下八名退院患者到着せりと9に1、11に1来る。
丹羽軍曹パパイヤにて圧搾口糧の梅干エキスを利用し漬物を呉れる。
将来も作る事を依頼す。
静かなるまま壕中を掃除す。
草を敷く事なく土上に筵を敷く事とす。
敵ガス使用の感あり、防毒面を手入れ準備す。
伝令兵水汲みの途次ガケ下に滑りし際、新品の防毒面を拾い来たる。
九九式軍事極秘の最優秀品なり。
予之を使用する事とす。
第二師団装備品なり。
当時の2Dの惨は思いやらる。
各方面に砲撃あるも概ね○○にして近来稀な平静日なり。
歩兵団柳原中尉の後方より帰還、噂によれば○○は全く飛行機飛ばず艦砲射撃もなし~解読不可~容易に行動し得る状態にして海岸ブラブラと列をなして行動し得る程なりと。
必ずや海軍攻勢に出で大海戦惹起の前兆なるべし。
軍の後方確保、せんだん輸送も順調に準備せられ十五日頃より逐次実現化さるに至ると予想せらる。
圧口誠に調法(重宝?)にして間食にしても麦粉そばを~解読不可~最近は満腹感を得たる思あり。
兵の士気は勿論、体力も逐次回復すべし。
次期補給より米一日二百五十、圧口一ヶ(米五十を附す)を一日定量として交付せんと思ふ。
各隊尚病人多く糧秣前送十分ならずるを~解読不可~難し
西山少佐の綴る糧秣補給状況に驚いております。
ギフ高地の稲垣大隊、シーホースの岡部隊(歩124)の西畑大隊はこの頃補給線が確保出来ず絶食を続けている状況。
小川陣地の二師団にしても細々と補給線は確保できておりますが交付量が格段に違いが有ります。
>エスペランスに半定量四日分を受領しあり。
エスペランスから見晴台までの距離は40km以上あり、この糧秣が前線まで届いたかどうか疑問が残ります。
後方陣地、野戦病院では第一線保持の為、糧秣の交付は殆ど行われなかった事が各資料より読み取れます。
ここまでの日米資料から推察される位置関係、昨年の御慰霊行の際把握出来ていなかった事が悔やまれます。
つづく
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。
平成24年9月8日 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
○原発関連情報○
独逸天気予報より → 放射能予報
文科省発表 → 全国放射能濃度一覧
武田邦彦教授の → ブログ
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