ガダルカナル戦書籍一覧


**************************************************************************
歩兵第二二八連隊
↓NHKが制作した
[証言記録 兵士たちの戦争]ガダルカナル島 最後の部隊 繰り返された失敗
~名古屋・歩兵第228連隊~

にガ島での出来事が語られております。

歩228のガ島上陸までの概略
昭和十七年八月七日 海軍が設営したガ島へ米軍上陸
飛行場奪回の為、旭川歩兵第28連隊の一部「一木支隊」第一悌団上陸後全滅
次に福岡第124連隊の主力と仙台第四連隊の第二大隊、旭川歩兵第28連隊第二悌団独立砲兵・工兵部隊等で編成された川口支隊上陸の総攻撃頓挫
万全を期して仙台第二師団歩兵第四・十六・二十九連隊(仙台・新発田・会津若松)名古屋歩兵第230連隊を主力とし砲兵・輜重・工兵等を伴う第二師団総攻撃が10月24日頓挫
そして次に派遣されたのが第38師団歩兵第228連隊と229・230連隊の一部が上陸。
※229iと230iの主力はガ島上陸の前に米軍の空爆により上陸を果たせなかった

ガ島戦の攻防の中、まさに防の任務に徹した部隊の主力が歩兵第二二八連隊。
この日誌は第三大隊長 西山 遼 少佐のガ島上陸前夜からの陣中日誌となります。


南東方面ガ島作戦資料
「西山日誌」 昭和17年11月4日~昭和18年1月6日
第38師団歩兵第228連隊   陸軍少佐 西山 遼

11月4日 雨
四時突如命あり、「駆逐艦により「ガ」島に向かう。直ちに準備すべき命ぜられし」大隊は駆逐艦数隻に分乗、予は大隊本部を率い綾波に乗艦するに決す。
午後、雨甚し。
豪雨中大発により綾波に向かう。
十六時乗艦完了艦長は中佐である。
士官室に艦長以下、海軍士官、連隊本部将校一同共に卓を囲み会食一夜を談笑す。
海軍の戦闘は陸戦と異なり惨烈・忍苦の戦闘甚だし、今歓談のサロンを出すれば甲板上は直ちに戦場、小雷一発にてあっさり葬らる。従って誠にあっさりとしたもの
只、戦闘○○※1前の準備に多大の苦心を要するものなり。
○※2に今予等の前に○○ぶ※3士官等は白色さっぱりとした服、予等は皆カーキ色に汗じみたる襦袢に地下足袋、巻脚絆、○にも野人○○○々※4
輸送船異なり動揺甚だし、船酔を感じ艦長室に休む。
駆逐艦内誠に狭苦しく熱地獄、輸送船の様なゆっくりした○んみす○○※5月下に白波を切って猛進する様実に豪快なり。
艦長は常に艦橋に常務し自○あるらと○○○なん。※6
重大なる責任者の月下ご白衣厳として夜の海○※7映りみて立てる涙ぐまし。
海軍従兵の「食事小夜食よろし」の通知微笑まし。
小夜食「汁粉」をご馳走になる。
白波切る月下の艦橋白衣巌。



駆逐艦により餓島へ運ばれる将兵への海軍心尽くしの料理が覗える場面。
輸送船で運ばれた将兵は如何なものだったのであろうか・・・

誠に恐縮なのですが赤字の部分が勉強不足で解読できませんでした。
ご意見をコメント欄に戴けましたら助かります^^;

※1
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

※2
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

※3
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

※4
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

※5
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

※6
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

※7
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

**************************************************************************


歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成23年8月20(土)~9月3日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ38柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
派遣隊の活動の様子を現役大学生フロッグクレーンさんが綴られております。
第二次派遣隊の募集が開始されました。
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal





○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ



にほんブログ村 歴史ブログ 戦史(古今東西)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へ
にほん