小学校入学直前に死んでしまった結愛ちゃん。
覚えたてのひらがなで、必死に思いを訴えた結愛ちゃん。
「ゆるしてください」
何も悪いことをしていないよ、結愛ちゃんは。
私たちはこれまでも、結愛ちゃんのような子どもたちのことを知っています。
でも、また、救えませんでした。
どうしたら、救えるのでしょうか。
その昔は救えていたのでしょうか。
どうして救えなくなってしまったのでしょうか。
そこには家族の極小化、地域社会の崩壊という現象が作用しているのでしょう。
今、児童相談所や警察だけでは虐待から子どもたちを救えなくなっています。
今必要なのは、地域の力です。
地域のネットワークです。
難しいことではありません。
「顔見知り」になるだけ、ただそれだけで変わるはずです、