経済紙 フジサンケイビジネスアイにて毎週水曜連載
「グリーンシートに挑む群像」

【PR】

1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2008-03-13 09:38:47

2008年2月27日 直接金融 経済の動脈に ③

テーマ:ブログ

経営に必要な知恵

 

経営者は、グリーンシートをどうみているのか。


筆者らは先月、全グリーンシート登録企業を対象に

アンケート調査を行い、24社が回答。

グリーンシートのメリットを資金調達、営業、採用、社員の4項目で調べた。


4項目とも「役に立った」との回答は58~67%

中でも資金調達が最も高く、

ほぼ3分の1が最高ランクの評価を出した。

 

自由回答では、


「借り入の枠が広がった」(3社)や

「銀行の個人保証が外れた」のほか、

「内部管理体制をきちんと作ったことで、次の上場への準備ができた」(7社)、

「提携の話が増えた」(4社)


などの声が多い。

 


グリーンシートの登録は信用獲得の効果が高く、

企業育成の面でも、いきなり上位市場を狙うより

有効な手段とみられている。


一方で、「乗っ取りや特殊株主が怖い」と

情状を恐れる経営者の声は多い。


その対策は「資本政策」という経営に必要不可欠な知識だが、

経営者に指導する期間も会社もほとんどない。

投資家から市場で資金を集める直接金融の場合、

投資家や経営コンサルタントは時として

企業存続のために経営者に退陣を迫る。

 

経営者が安心してグリーンシートや上場を選択でき、

企業投資の好循環を生むためには経営者の真の

味方となる支援者の増加が必要だ。

 

真のエンゼル・支援者と経営者が向き合い、

資金調達を簡単にできる直接金融市場。

1500兆円といわれる日本の個人金融資産が、

効率よく経済を活性化させる時代が始まっている。






佐藤公信プロフィール



パブリックトラストのホームページ


ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ ください!

お電話でのお問い合わせは・・・

tel: 03-3264-2955

 

 

2008-03-10 12:44:18

2008年2月27日 直接金融 経済の動脈に ②

テーマ:ブログ

真の“天使”は



本来、振興市場は可能性のある企業に上場のチャンスを提供する場で、

実質的な利益基準を審査に適用していること自体がナンセンスだ。


「可能性」は、裏を返せば「未熟」であり、上場後に倒産が出てもおかしくない。

それを許容できるほど日本の証券界や投資家は成熟していない。

 

米国には「エンゼル組織」(Business Angel)がいくつもある。

未公開企業を支援する個人投資家の集まりだ。

組織として審査や評価を行い、説明の機会を設け、

会員個人の判断で出資する。

 

日本にも「エンゼル」の組織はあるが、マネーゲームとも見分けが難しい。

投資先が業績不振になると返金を求める人すらいる。

投資の自己責任は“あきらめ”が第一歩という鉄則が通用しない。

 

グリーンシート銘柄では、経常利益が1億円を超えた会社の60%、

1億円以下も3社が上位市場に上場した。


いきなり上場を目指す企業に比べ非常に確率が高い。

一般的には事業が成長してもその多くが上場できないが、

グリーンシートでは会社の成長性がもっとも

重要な投資判断材料になる。


個人投資家は、より有効に利用すべきだ。



次回に続く




佐藤公信プロフィール



パブリックトラストのホームページ


ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ ください!

お電話でのお問い合わせは・・・

tel: 03-3264-2955


 


2008-03-06 11:37:47

2008年2月27日 直接金融 経済の動脈に

テーマ:ブログ

証券取引所の役割

 

日本証券業協会は現状の新興市場不信を

「市場が多すぎるデメリットが表面化した結果」と分析する。

「国内の6つの市場で適切な市場間競争が行われれば

問題にはならないが、IPO(新規上場)競争に終始した結果

ここ数年不祥事が絶えず、IPOは激減している」

 

しかし取引所が統合で減り東証マザーズやジャスダック並みの

過剰ともいえる投資家保護優先の上場審査基準に統一されては、

経営上の上場はそがれてしまう。

 

振興市場「Qボード」を運営する

福岡証券取引所の福田秀俊専務理事(57)は、

「いたずらに上場のハードルを上げていくのは疑問」と指摘する。


「地域に密着し、地域経済に貢献する中小企業を応援する」のが

Qボードの役割と考えるからだ。

福証は証券会社任せにせず、

職員が企業に上場を勧める地道な努力を続けている。

 


また、「アンビシャス」を運営する札幌証券取引所の

定登(さだ のぼる)専務理事(57

「取引所再編には反対。頂点の東証1部を目指し、

全国から、いろいろな方法で上場に挑戦できるよう

企業の選択肢は多い方がいい」と語る。


アンビシャスは上々の地域制限のない強みがある。

「ぜひ多くの会社に使ってもらいたい」(定氏)と積極的だ。

 


札証の福証もともに、上位市場を目指す登竜門として自らの価値をアピールする。




佐藤公信プロフィール



パブリックトラストのホームページ


ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ   ください!

お電話でのお問い合わせは・・・

tel: 03-3264-2955





Amebaおすすめキーワード

    1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト