再生可能エネルギー GreenPost

再生可能エネルギー、自然エネルギー。世界中から話題を集めています。

------------- - Heuristic Life - 発見的生活の提案 -------------


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 8月15日という、敗戦という大きな出来事を記する日の前後に日本の海をめぐるあわただしい出来事が連続して起こりました。日本人は、8月15日を終戦と呼びますが、敗戦の日とするほうが、この日の位置づけを明確化できるので、そう私は呼んでいます。17年前に亡くなった父は、工兵隊の中隊長として、中国大陸を4年間で縦断し、敗戦直前にはイギリス軍の捕虜となることを目指しシンガポールに到達、そのまま”無事に”2年間の捕虜生活をチャンギーで送り、合計7年の従軍生活を経験し帰還しました。戦争のことは、多くを語りませんでしたが、終生PDSDとも思われる症状にも見舞われ、絶対に戦争は起こしてはならないとの強いメッセージだけを残し、多くを家族にも語ることなく亡くなりました。

 中国、韓国の戦争の記憶は、被害者としてのそれであり、まったく父の記憶とはことなるはずです。ただ、両者に共通しているのは、悲惨な思い出がそこにあるということです。
 戦争だけは回避しなければいけないという点では、まだ共通の意識を共有できるのではとは考えています。

 しかし、韓国との間の竹島は政治的なプロパガンダと国威高揚の手段として利用され、中国、台湾との間の尖閣列島はたびたび国境紛争の火種となっています。いずれも、対応を誤れば、深刻な紛争に発展しかねません。この対応を、”拙速”、”強情”内閣に対応してもらうには、不安が多々ありますが、かといって、次の政権に担当能力を期待することも現時点ではできません。不安が募ります。日本の国境の海をめぐる問題はまだまだ尾を引きそうです。

 この先日本が原発もなし、海外からの化石燃料依存を減らしていく(減らさざるを得ない)ことに直面する中で、海洋は大きなこの国の正当なフロンティアとして大きな存在になることは間違いありません。海洋資源、エネルギーは大きな産業にもなり、この国の将来を支えることができると信じています。その意味では、本当の戦火にすることなく、隣国ともつきあっていく政治力をもつ必要があります。戦火は一時的には、解決したようにみせても、結局、互いの社会の歩みととめ、不幸な記憶を増やすだけだと思います。

 長年、日本の海洋エネルギー開発の資料を読んだり、海外の情報を集めてきました。海外では、すでに波力、潮力などの海洋エネルギー開発に具体的に取り組んできた例があります。日本の現状よりも、少なくとも10年。場合によってはそれ以上の年月をかけて気づいた技術や展望を海外の企業や技術者はもっています。日本はあと発進であるデメリット、メリットを認識しながら、海洋資源の利用大国になる必要があります。


 そして、8月には、スコットランドとアメリカで具体的な動きがありました。アメリカのメイン州で、初の本格的潮流発電システム ORPC TidGen(TM) POWER SYSTEMの設置工事がはじまりました。こんな形のタービンを海底に固定して運用する潮流発電システムです。

ORPC TGU Installation

(oceanrenewablepower,2012/08/23)


 スコットランドでは、2020年までに1.6GW規模の海洋エネルギー開発を行う海洋エネルギーパーク計画が正式にスタートしました。これまで、具体的に研究を続けてきた成果がこの、ペントランド海峡&オークニー水道海洋エネルギーパーク Pentland Firth and Orkney Waters Marine Energy Parkで実施されていくことになります。

 陸の風力発電やバイオマス、海の波力、潮流発電などが、スコットランドのエネルギー自治を実現すべく動きだしています。

HI-energy Promo - May 2012

(HIenergyScotland,2012/05/23)

 さらに、アメリカでは日本とも関係のある波力発電機がオレゴン州で開始されることが決まりました。オーシャンパワー・テクノロジー OPT のパワーブイ PB150を10基海に浮かべた、1.5MW波力発電所の建設計画が認可されました。世界中で最も、安定した稼動が期待できるシステムといわれています。

 このように、10年以上の歳月をかけた計画がいま海外では具体化されようとしています。

 そして、日本でも動きがあります。今回は列挙だけしておきます。

[日本での海洋エネルギー開発の動き]
波力発電のオーシャンパワー・テクノロジー Ocean Power Technologies、三井造船と出光興産、日本風力開発などと波力発電所建設計画に合意。日本初の本格的な海洋エネルギー発電プラント、2012年には登場か!?-----ソフトエネルギー、2009/10/15

川崎重工、海洋エネルギー開発、潮流発電システム開発に着手-----ソフトエネルギー、2011/10/21

東芝、IHI、東京大学、三井物産戦略研究所、新方式水中浮体方式による海流発電システムの開発に着手-----ソフトエネルギー、2011/11/29

三菱重工鉄構エンジニアリング、振動水柱型空気タービン方式の波力発電システムの実証研究を開始-----ソフトエネルギー、2011/11/18


 先進地、スコットランドから学ぼうという動きもあります。

海洋エネルギー資源利用推進機構、イギリス EMEC のアドバイスを受けながら海洋エネルギー開発のための実証実験場を整備-----ソフトエネルギー、2012/03/13

 このスコットランドにある EMEC、欧州海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centreでは、さまざまなシステムが運用実験されてきました。海外の技術と知恵も生かせれば、思いのほか、実証への道はスムーズに進行するかもしれません。

欧州海洋エネルギーセンター European Marine Energy Centre(EMEC) / 情報のまとめ-----ソフトエネルギー、2012/03/14

 
 内外の海洋エネルギー開発、これからの動き目が離せない状況だと思いませんか?


[グリーン・ポストの 2012 - 8月のブログ記事から]

○海外海洋エネルギー


アメリカメイン州で、初の本格的潮流発電システム ORPC TidGen(TM) POWER SYSTEM 150kW建設プロジェクト開始-----ソフトエネルギー、2012/08/06

イギリス、スコットランド、2020年までに1.6GW規模の海洋エネルギー開発を行うプロジェクトを正式にスタート-----ソフトエネルギー、2012/08/21

オーシャンパワー・テクノロジー OPT のパワーブイ PB150×10基1.5MW波力発電所。オレゴン州で建設へ-----ソフトエネルギー、2012/08/28





・Naverまとめ : GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/9/3-5日版

しなやかな技術研究会 : GreenPost[再生可能エネルギーニュース] 2012/9/3-5日版





GreenPostの記事
米 Sapphire Energy サファイア・エネルギー社、緑の藻からバイオ燃料を造る本格実証工場を稼動-----ソフトエネルギー、2012/09/05

次期エネルギー政策は、どうなる。国民的議論を経て、”どじょう”の棲む泥の中へ、、、-----再生可能エネルギー GreenPost、2012/9/4

SDEurope2012 参加の千葉大学チーム、おもてなしハウスの建て込みが開始されました-----ソフトエネルギー、2012/09/04

トヨタ自動車、電源車として3kWを100時間供給できる燃料電池バスを開発-----しなやかな技術研究会、2012/09/04



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