再生可能エネルギー GreenPost

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 1972年のローマクラブの「成長の限界」をリアルタイムで読むとか、当時のさまざまな議論を知っているとすれば、それは間違いなく年寄りの証拠だ。40年前にこの議論に多少なりとも触れたとすれば、60才近いはず。40年が経過したのか、、、

 経済、資源、つまりエネルギー問題に関する古典といってもいいかもしれない。あまり知らない人も多いにちがいない。しかし、この警鐘の影響は大きなものだったのです。議論に参加できる年齢ではなかったが、この”ストーリー”については十分に知る世代です。

Looking Back on the Limits of Growth-----Smithsonian magazine, April 2012


 さて、スミソニアンマガジンの上の記事によれば、MIT在籍のオーストラリア人研究者のグラハム・ターナー博士は、この成長の限界をデーターから検証し、その予想が1972-2000年の現実のデーターとある程度一致したことを発見しました。そして、成長の限界”点”として2030年に人口増加がピークを打ち、それ以前に傾斜点を越えているだろうエネルギー、食料、サービス、製品製造能力などを追うように、世界経済がピークを迎え、その後は人口、経済ともに失墜、現実に成長の限界を迎えるというのだ。この研究者の原点の発表は以下、

Examining the limits to growth-----CSIRO,11 November 2008[ http://www.csiro.au/files/files/plje.pdf ]


 これまで成長の限界については、安いシェールオイルやガスの発見により人類がちょっと一服できているうちに、この理論は胡散臭い。成長の限界を出した、ローマクラブは、当時の産業界の代表組織のような存在で、彼らにとって都合のいい理論を世に出しただけさ、、、。などという批判もあり、あまり注目されなくなっていた。

 そして、一服の中には、原子力発電も含まれていた、化石燃料の時代の終焉という疑わしくもつきまとう懸念を晴らす逃げ場になっていたのだ。しかし、福島第一原子力発電所の過酷事故は、世界に大きな衝撃を与え、いくつかの国にとっては、成長の限界を打破するために有効とれた方策、極省エネ社会と石油依存からの早期の離脱という厳しい選択を選ばせることになった。

 この成長の限界とは、古くも、そして新しい問題なのだと理解できる時代を、再び不幸にも迎えてしまったようだ。

 ローマクラブも「成長の限界 そして40年」特集を公開している。また時間をみて読んでみることにしよう。

40 years "LIMITS TO GROWTH"

再生可能エネルギー GreenPost
-----image : Limits to Growth - The 30 Year Updateより。


参考
・Amazon : 成長の限界―ローマ・クラブ「人類の危機」レポート [単行本]

ローマクラブもYouTubeを使っていた、、、、
What was the message of Limits to Growth?

(ClubOfRomeVideos,2012/06/06)

・Google イメージ検索 : Examining the limits to growth Graham Turner





・Naverまとめ : GreenPost - しなやかな技術研究会 2012/7/9-13日版

しなやかな技術研究会 まとめ





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