どうもkeloです。
如何お過ごしでしょうか。
今回は『ディレクション』につきまして、
また書かせてもらおうかと思ってたんですけど、
『スケッチトラベル』という非常に魅力的な取り組みについて、
書かせてもらおうかと思います。
(ご存知の方も多いかと思います)
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『スケッチトラベル』とは、
ひとつのスケッチを国内外の一流アーティストに
それぞれ作品を描いて頂きながら手渡しで回していき、
一冊のスケッチブックが旅を続けるうちに、
ひとつの移動ミュージアムとして、
凄い作品集となっていく、、、と。
そして最終的にそのスケッチブックはチャリティオークションにかけられ、
落札された金額をチャリティとして
全額、発展途上国にひとつの図書館を建てる為に寄付される。
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そんな運動です。
このスケッチトラベルに名を連ねているのは、、、、
フレデリック・パックさん
ピーター・デ・セヴさん
ベン・ブッチャーさん
ベッカ・ドートゥルメールさん
松本大洋さん
森本晃司さん
寺田克也さん
、、、実に70名以上の世界的なアーティストが、
作品を載せているのです。
そしてその最後のページを飾るのが、
宮崎駿さん。
凄いメンツですね。
話を聞いただけでわくわくします。
☆スケッチトラベルのサイト
http://www.sketchtravel.com/
この運動を始めたのは
ピクサーでアートディレクターとして活躍されている日本人、
堤さんと、
イラストレーター、ジェラルド・ゲルレさんです。
インタビュー等見ますと、
もともとはほとんど思いつきだったようで、
やっていくうちに色々な事が決定していった感じです。
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その詳しい事については、こちらで、
糸井さんとの対談に書かれています。
こちらからどうぞ。
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また、このの他にも『ピクサー』という会社のことや、
はてはディズニーについて等、
話が飛んでいてとても興味深いです。
対談ページの中で、
『スケッチトラベル』に描かれた作品も紹介されていて、
イラスト好きな方は、たまらないでしょうし、
見ているだけで勉強になっちゃいます。
(特に対談最終回に作品がいっぱいあります!)
今回はこの魅力的な取り組みについて、
簡単ですが紹介させてもらいました。
こちらやこちらもご覧下さい。
詳しい内容については、
スケッチトラベルのサイトや糸井さんと堤さんの対談を、
ご覧になってもらいたいですが、、、
ひとつ、僕が特に感動した箇所だけ、
ご紹介しておきたいと思います。
フレデリック・パックさんという
木を植えた男というアニメを立った一人で描きアカデミー賞を取った、
アニメ界では神様のような人の言葉、、、
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(堤さんに向けて)
『私やあなたは、絵やアニメーションという
表現のちからを持っている。
そのちからを、
未来を、少しでも明るく照らすことに
使えなければ、一体何の意味があるんだい』
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詳しくはコチラをどうぞ。
(対談後、最後の方にあります)
この言葉はパックさんの本心のように感じます。
逆にこれだけ私心がない心で作ったので、
あれだけのメッセージ性のある名作が生まれたのか、、、と。
素直にそんな事も感じました。
次回はディレクションについて、
書かせてもらう予定です。
最後まで読んで頂き有り難う御座いました。
kelo