2009-01-26 01:38:42

世界一安全な国?

テーマ:ブログ/Blogs
1月19日(月)~23日(金)までイスラエルに出張しました。
パリから直行便で約5時間のフライトです。
パリーイスラエル(TEL AVIV)間は1日に2便(2往復)出ているようです。
今回は、パリ出国からイスラエル入国までと、イスラエル出国時の手続きについてお話ししたいと思います。

まず出張初日、シャルル・ド・ゴール空港でのセキュリティチェックですが、予想通り、いつもよりも厳しいものでした。
まず、チェックインカウンターに行く前の段階で、「イスラエルの何処に行くの?」、「いつパリに戻ってくるの?」、「何をしに行くの?」などの軽い質問攻めにあって、チケットとパスポートの提出を求められ、パスポートの裏表紙に何やら怪しげなシールを貼られます。

greenbird paris | グリーンバード パリ-パスポト裏

次に、チェックイン(今回はEチケットでしたので、自動チェックイン機で済ませました)を行い、その後に出国審査を受けます。
出国審査では、イスラエルへ出国する人専用の窓口に回されるのですが、意外にも他の国に行く時と同様にパスポートと航空券を提出するだけで何も訊かれることは無かったです。
次に手荷物検査があるのですが、さすがにセキュリティチェックのレベルは高く、全員、靴を脱がされますし、金属探知機をくぐるにも係の人の指示があるまで待機しなければなりませんでした。
いつものような流れ作業的な感じは一切なく、一人一人確実にX線チェックと金属探知チェックを行っているような感じです。
ここまでくれば、後はいつもと同様に搭乗口に向かって飛行機に乗り込みます。

イスラエルの空港に到着すると、入国審査で「何処に行くの?」「何をするの?」「何日間滞在するの?」などの質問をされたあと、なぜか「お父さんの名前は?」という質問をされ、私の答えを聞いた後で入国審査官が誰かに電話をして確認していましたが、ほんの数秒で作業が完了してパスポートに判を押されました。
これって、パスポート一つで、両親の名前まで簡単に調べられるネットワークを持っている証拠???
こういうことを経験すると、個人情報の保護って大丈夫なの?って思ってしまいます。

greenbird paris | グリーンバード パリ-判子

さあ、晴れてイスラエルに入国!
ガザ地区への攻撃の一時休止が発表された直後だっただけに、街中ではマシンガンを持った兵士がウロウロしているイメージを勝手に持っていましたが、殆ど見かけることはありませんでした。(偶然かもしれないですが...)
TEL AVIVの空港もすごく近代的でしたし、街も思っていたよりも近代的なビルが多く、テレビでは紛争地帯の映像しか見たことが無かった私にとっては、意外な印象を受けました。

greenbird paris | グリーンバード パリ-イスラエル空港

greenbird paris | グリーンバード パリ-イスラエルビル

無事、仕事が終わり、パリへ帰国します。
当然空港に行って手続きをするのですが、これがフランス出国の時とは全然比較にならないレベルのセキュリティチェックが待っていました!
まず、現地の人から空港へは出発の3時間前には行くように指示があり、チェックイン前にセキュリティチェックを受けなければならないことを知っていた私は、『きっと、すごい人が行列を作っているんだろうなぁ。。。』と思いながら空港に着くと、意外にも行列は全然なし。

greenbird paris | グリーンバード パリ-セキュリティチェック

肩すかしをくらったような思いで、セキュリティチェックを受けに行ったのですが、ここで想像を絶するレベルのセキュリティチェックを受ける羽目に!
最初に「何日滞在したの?」「何処に行ってたの?」「誰かから何かプレゼントされた?」などの予測していた質問の後で、今度は「結婚してるの?」「子供の名前は?」という質問があり、次に滞在中に仕事をしていたことを証明するためのレターの提示を求められます。
このレターについては、事前にアテンドしてくれていた人から入手し、提出を求められることを聞いていましたので、余裕で対応。。。
次にフランス出国時とは明らかに違うレベルの荷物のX線検査を受けたあと、すべての荷物をカウンターに持って行くように指示されました。
『何も変なもの持ってないのに~』と思いましたが、実は、ここからが本番だったのです!
僕が見ている前で、バッグを開け誰が見ても衣類や紙だと解る物以外は、すべてバッグの中から出されてしまいます。
そして、執拗に紙製のクロスのようなもので表面のホコリを集め、何やら怪しげな機械にそれを入れて何かをチェックしていきます。
当然、途中で何度もクロスを交換しながらの作業で、パソコンは当然、電子手帳、カメラ、携帯電話、変圧器、SDカード、USBメモリだけでなく、歯ブラシやコンタクトレンズケースに到るまで全てチェック。
さらにバッグの中のポケットの中まで入念にチェックしていました。
おそらく火薬類を持っていなかをチェックしていたのでしょう。

次に、2台持っていたパソコンの用途を聞かれ、1台が会社用、1台がプライベート用であることを伝えると、今度は会社用のパソコンがターゲットに。。。
「別室でスペシャリストがチェックするから。」と一方的に伝えられ、会社用のパソコンだけを別室に持っていかれて、私の手元に戻ってきたのが約10分後。
戻ってきてからも、電源を入れ、いろいろなファイルを開くように指示されたりした結果、パソコンのチェックだけで20分以上の時間を費やしていたように思います。
この間に上記の火薬類の所持チェック(?)が同時並行的に行われています。

次にターゲットにされたのが携帯電話。
これも仕事用とプライベート用の2台持っていたのですが、今度は2台とも餌食になってしまいました。
これもパソコン同様に別室に持っていかれて、私の手元に戻ってくるまで費やした時間は約10分。
さらに、バッグに入っていた、全ての電子機器を1個ずつ入念にX線検査していくのですから時間も掛かります。
そんなこんなで、結局、ここのセキュリティチェックを通過するだけで、1時間以上費やしてしまいました。
それも待ち時間ゼロで、ですよ。。。
次に金属探知検査を受けたのですが、これも入念に行われます。
靴を脱ぎ、ベルトを外すのはもちろん、財布から現金だけを抜く様に指示され、財布を別室に持って行かれてチェックされてしまいました。
クレジットカードのスキミング等が心配でしたが、そんなこと聞いてくれるはずがなく、作業は全て一方的に行われます。
結局、私一人をチェックするのに6人も費やし、空港に到着してから出国審査が完了するまでに1時間半以上もの時間が掛かりました。。。
くどいようですが、この間待ち時間ゼロですよ!
当然、僕以外の全ての搭乗者(イスラエル人も含めて)ほぼ同等のチェックを受けているようでした。

今回私が受けたチェックを見ていると、イスラエル発の飛行機をハイジャックするのはスーパーマンでもない限り不可能でしょう。
ある意味、イスラエルの空港やイスラエル発の飛行機は世界一安全が保証されているとも言えます。逆にいうと、フランスや日本の空港がテロリストの標的にされた場合に、本当に防止できるかが疑問だということですね。
『いつテロリストの標的にされてもおかしくない』という意識を常に持っている国と、持っていない国との差でしょうね~
自分の安全を確保するためには、自分で危険予知能力を高める以外に方法がないということを改めて見せつけられた思いがします。
危機意識に関するレベルの違いを見せつけられたように感じた今回の出張でした。

おさむ

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コメント

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1 ■無題

こんにちは

なりほどイスラエルですか大変な所へ仕事で言ったんですか、今はいつ又戦争が起きるかもしれないところですね。ご苦労様です。

特に税関ではかなり厳しいんでは僕はかなり昔ですがイラクに行ったときに税関でコンタクトレンズの予備を持っていたんですが。勿論ケースに入れて。

其のときこのケースに入っているものは何だという話になって一苦労した思い出があります。

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