Greek+Britishの夫、黒犬エバ、2007年夏に産まれた娘とアテネに暮らすGreekLifeです。旅人ではなく生活者として、異国に暮らす日々のつぶやきを、ほんのちょっと綴らせてくださいね

<23 Oct. 2006>

 


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2009-10-12 21:11:40 posted by greeklife

移民の職業分布図?

テーマ:考える人になる

日本にいる人は、『移民』という言葉を聞いて、どう感じるのだろうか。

 

ギリシャには、ほんとうにたくさんの移民がいる。

1980年代に移民の流入がはじまってから今に至るまで、ギリシャ側の移民管理局のキャパがその流入の度合いについていけていないために、移民は増える一方であるらしい。

 

そうやってギリシャに入国してきた移民たちはさっそくその日からできる仕事を見つけて生活の糧を稼ぐわけだが、見ていておもしろいのは、人種によってかなり職種が分かれていること。

ざっとこれまで目にしたり、直接聞いたりしてきた職業分布を書いてみよう。

 

まず、車で道路を走っているときに、ありとあらゆる交差点で窓拭き用のモップをもってたっているのがアフガニスタン・パキスタン系の人々。最初のひとかど目ではお金を払って窓を綺麗にしてもらい、ふた角目では、まあ必要はないけれどいいか、と思ってやっぱりお金を払い、でも三角目、四角目になるとなんだか断るのが苦痛になってきて、しまいに角のない道を探して車を走らす羽目になる・・・というのがアフガニスタン・パキスタン系のみなさん。

  

その一方で中国系の移民は、ギリシャ人のブローカーとうまく競合して、大量生産の安価な服飾品を販売する店をアテネの中心地区にわんさか構えている。その数、すごし。たしかにこの値段では、文句は言えないよね・・・というデザインの服しか売っていないが、この安さは生活の苦しい庶民や、移民を相手にいい商売ができているのだろうなと思う。ただ私としては、これだけの数の中国人がいて、だれも肉まんを売ってくれないのが不思議で不満。

  

フィリピンやインドネシア、またバルカン諸国(アルバニア、ルーマニア等)の人たちは、お掃除や家政婦さん、ベビーシッターとして働いていることが多い。ちょっと閑静な住宅地の公園に行くと、赤ちゃんを連れてきているのが全員褐色系のアジア人、ということもある。ギリシャ人の女性は職業婦人が多いので、ベビーシッター及び家政婦さんはなくてはならない助けとなるのだろう。

私もちょっとラフな服装で道を歩いていると間違いなくこの枠の一員として見られ、『一時間、いくら?』とか明け透けに聞かれたりする。自分の住んでいる場所で家政婦さんに間違い続けられるのも少々つらいものがあり、そのことを嘆いていると、私の日本語の生徒が『私は経済移民ではありません。』とプリントしたTシャツをわざわざつくってくれたのだが・・・やはりこれまた、こういうものを着るわけにはいかない。

  

またこっちでできた仲のいい友達に、カザフスタンからやってきたロシア人の女の子がいるのだが、その子は街を歩いていると、頻繁にストリップ・バーから声をかけられたりするらしい。確かに、ロシア、旧ソビエト圏からは多くの女性がやってきてストリップ劇場や売春関係の仕事で働いている・・・というのは暗黙の事実。

もちろん私の友人はギリシャ人の男性と結婚して、もっぱら母親業に専念している専業主婦だが、やはりストリッパーと間違われると傷つくらしく、ベビーカーを押しながら「もう、やってらんないわ」と泣きべそをかいている。でも私にいわせれば、ストリッパーに間違われるなんて、それだけの立派な体があるからなわけで、ベビシッターに間違われるより私もできればストリッパーに間違われてみたいものだが、哀しいかないまだこのかた、そういう間違いは一度もない。

  

 

   

 

  

 

 





2009-10-11 05:49:27 posted by greeklife

ちょっと休題

テーマ:本を開けば♪

また風邪をひいてしまった。。。

いい加減、体が弱くなっていていけない。

 

x x x x x 

  

先日、本棚を整理していると、途中から参入者が現れ、こういう羽目に。

  

 

ギリシャに暮らせば/アテネ発  

 

  

彼女の好奇心には、日頃から感嘆&諦観の境地に達しているため、やりたいようにさせていたら、いつしか本でパズルをつくり始めた。 

   

ギリシャに暮らせば/アテネ発  

 

 

こうして改めて眺めてみると、海外に来てからというもの、読む本のジャンルが広がりに広がったことに気がつく。

日本にいた頃は自分で好きな本ばかりを集めて読んでいたけれど、海外にいるとそれもなかなか難しく、その代わり、いただいた本や借りた本から、思わぬ世界が広がったりする。

自分の嗜好では決して出会うことのなかったであろう著者の本で、人生が変わるぐらいの経験をさせてもらったこともあり、海外で出会う書籍はなかなか侮れない。

 


 

それにしても、『朝がつらいがなくなる本』の下に、『五輪書』とは・・・。

すごい組み合わせだが、でも武蔵はきっと朝がつらいなんてことはなかったのだろうと思えば、つながっているような。

一度、読んでみよう。

  

 

 

 

  

 

2009-10-08 03:17:43 posted by greeklife

『違う』ということについて ④

テーマ:考える人になる

先日書いた、公園通い拒否症候群について。

ちょっと外に出るだけなのに、ちゃんと服を着て、化粧もして、間違っても気を抜いた格好でふらふら出かけられない、といった症状のことだ。

これが始まったのはもちろんギリシャに来てからで、もっと厳密には、娘が生まれて彼女を公園に連れて行くようになった頃からだと思う。

   

私はもともと服装にそうこだわるほうではなかったし、おしゃれは本人の着たいものを着るのが一番おしゃれ、ぐらいに考えていたから、日本で働いていた頃は、仕事先ではスーツ、オフの日はスポーツウェアでもOKの、いたって楽な性格だった。もちろん無駄なお金もかからなかった。ほんとうに勝負するべきなのは服装なんかよりも他にある、と思っていたので、前回に書いた理由と同じで、自分の服装を人と比べるということはほとんどしなかった。

  

ギリシャに来てからも、子供のいないひとり身のときは、こちらで買う服はたいてい大きすぎてサイズが合わないので、それまで持っていた服の着回しで済ませていたし、それで不都合を感じることはなかった。アジア人なんだし、アジアで買ってきた自分の服を着るのが一番自然なことと感じていたのだ。

   

それが、娘が生まれ、立って走りまわるようになって、公園に連れて行くようになってからだ ― 自分の身だしなみが、周囲と違っていることに戸惑いを感じ始めたのは。



「その子、あなたの子?」 と、頻繁に聞かれるのは、きまって私がラフな服装をしている日だった。始めはその意味がわからなかった私も、次第に『そうか。こういう服装で出歩くと、アジア人である私は、自動的に母親ではなくベビーシッターと思われているんだ。』と気がついた。

 

そして私は少なからずショックを受けた。

まずは、肩の力を抜いて街を歩けば、有無を言わさず聞かれもせず、周囲からベビーシッターと思われてしまうこの国の視線に。

そしてさらには、ベビーシッターに間違われることにこんなにもショックを受けている、自分自身の中の差別に。

 

  

  

 

 

 



2009-10-05 22:31:38 posted by greeklife

『違う』ということについて ③

テーマ:考える人になる

『私、周囲にとけこめていないな。』と感じて寂しくなったりする、ある種の自意識過剰は、もしかしたら『周りと同化したい』という気持ちが根底に流れているからこそ、感じるものだったのだ ― ということは、先日の記事を書いていてはじめて気がついた。

  

その日帰ってきた夫に、

『ねえねえ、私がAi(娘)を連れて公園とかにすっぴんで行きたくないのはね(後述するが、私はちゃんと身支度を整えないまま外に出ることができなくて、そのため、たかが娘を公園に連れて行くのに自分の化粧やなんだかんだで30分もかかり、いい加減に行くが嫌になってしまう公園通い拒否症候群のママである。)、それは周りのギリシャ人から見られたときに、みんなと違うって、いっぺんでわかっちゃうのが、怖いからかもしれない!』

 

と嬉々として報告すると、新聞を読んでいた彼は目を上げてまじまじと私を見、

『あの・・・はっきりいう、必要もないと思うけど、何をどうしたって、君はギリシャ人とは見た目も中身もか・な・り・違うから。無理せずに。』

と宣言して、またあっさり紙面にもどっていった。

  

書いているとあほらしいけれど、私の無意識は何をどう勘違いしたのか、がんばっていればいつか自分はギリシャ人と、中身も見た目的にも同化できる日が来るはずと、がんばっていたらしく・・・それでどうも疲れてしまっていたらしいのだ。

  

それがわかってからは、なんだか外に出るのもとても楽になった。

がんばってもがんばらなくても、私はギリシャ人になることはできないし、だからそういう意味でがんばることは、もうしなくてもいいのだと ― 当たり前だけれど。

  

x x x x x 

  

こうして、どこからどうみても日本人、アジア人の私が、無意識にギリシャ人になろうとしていた、というは、ま・さ・に 私のなかに巣食う差別意識が生み出した作用の賜物なので、今後は、自分の中に存在する差別をじっくり見ていこうと思う。


 

 

 

 

 

2009-10-05 22:24:47 posted by greeklife

おにぎり!

テーマ:はじめて!


 

 
はじめて! の 瞬間は、いつも突然やってくる。

でも、考えてみれば、それはそうか・・・。

だって「初めて」なんだもの。

  

公園で砂遊びをしていたAi。

「何をつくっているの?」 と聞いたら、

「・・・おにぎり!」

 

何かを聞いて、質問の繰り返しではなく、全うな答えが返ってきたのは初めて。

 

しかも、おにぎり、とは。

ギリシャに住んでいても、彼女の中でしっかりと育っている「日本」に、ほっと胸をなでおろす・・・。

 

 

 

 


ギリシャに暮らせば/アテネ発

2009-10-02 04:08:06 posted by greeklife

『違う』ということについて ②

テーマ:考える人になる

『差別』といっても、心理面で影響を受けるだけにとどまる差別と、社会的枠組みのなかで被害をこうむる場合とがある。後の方は、たとえばずっと昔のアメリカの、黒人バスボイコット運動や、日本でも在日朝鮮の方がずっと受けてきた、人間の権利としての受けるべきものが受けられないという差別だ。

 

社会法に詳しくない私には、社会的な差別を語ることはできない。だからここで見ていきたいのは、もっぱら心理面での差別と、それでうける影響についてだということを、お断りしておきたい。

  

とはいえ、では私に、心理的な差別について語る能力があるのか、ともし聞かれたとしたら、私にはないと思う、と応えなければいけない。


なぜなら、心理的な差別とは、やはり、する側とされる側がいて、される側のほうに、そうされて傷つく、と感じる心があるから生まれる意識で、私はそういうものに対して、いい意味でも悪い意味でも、かなり鈍感な人間だからだ。

  

ひとつ、思い出がある。

中学校の卒業式のとき、みんなで写真を撮ったりサイン帳を交換したりしてお祭り気分でいると、別のクラスの同級生の女の子が私の前にやってきて、急にごめんねと言って泣き出した。

彼女とは中一のときに同じクラスだったが、こうして泣かれるほど仲がよかったわけでもないので、ちょっと戸惑って訳を聞いてみると、どうも中学一年の一年間、ずっと私を『いじめ』ていたという。彼女と、そのグループに属する数人の女子学生と一緒に。

彼女たちの目にうつる私は、行動がいつも突飛で、おトイレも一緒に行かなかったり、体操服の交換をしなかったり、ひとりでふらふらしたかと思えば上級生と組んでいたりと、なんだか彼女たちの行動規範からはかなり外れていた、というのが理由らしい。

  

このことを聞いたとき、正直、びっくりしたというよりも、なんだか申し訳なくなってしまった。

だって私は、いじめられていたことも知らなかった上に、彼女の存在自体、あまり気に留めたことはなかったからだ。

話す機会がなかったのは、お互いに話すことがないから話さないのだと思っていたし、そういう考え方を当時は寂しいとも思わなかった。共通の夢や話題のない人に無理に自分をあわせて過ごすには、学生時代はあまりにもさまざまな可能性や面白みに満ちていた。そっちを吸収することに夢中で、他の人のことを見ている余裕がなかったのだろう。

 

その後、高校でも、就職しても、海外に進学しても私のスタンスはあまり変わらず、周囲の人からどう思われるかをあまり気にすることなく、ただもっと英語を勉強して外国に行こうとか、筋トレしてストレスに耐えられる体をつくろうとか、将来お金には不自由しない実力をつけようとか、一生に一度はノーベル賞をとった科学者と仕事をしようとか、そういう高望みな夢に満ち、それを達成することが楽しくて仕方がなかった。

   

こうして考えると、中学時代に限らず、きっとその後もいろんな意味で私は周りから浮いていたと思うし、それによって異質な目で見られたり、煙たがられたりしてきたことだろうと思う。ただ、幸いだったのは、いつの時代にも少人数でも絶対に信頼できる友のいたことで、彼らがまた輝きに満ち、私の目を楽しませてくれたお陰で、寂しいと感じることはなかった。

そう、私は、幸せなくらいに鈍感だったのだ。 

  

こうして書いてみると、私が周囲に適合できなくてもそれであまりつらい思いをしなかったのは、それはもしかしたら、むしろ日本から出ること、もっといろんな違った人に会うことを望んでいた ― 、つまり、いろんな意味で周囲のこと、日本という社会に適合してやっていける人々のことを、当時は『うらやましく』は思っていなかったからかもしれない。

   

この『うらやましくは、なかった』というのが、差別をされて傷つく心理を考えるとき、大事なポイントかもしれない、と思う。

  

私が日本という社会や、そこに住む人々を嫌いだったか、というと決してそうではない。

日本人の能力や技術はすごいと、幼い頃から思って育ってきたし、社会に出て、日本社会を支える企業戦士たちの中で働いてからは、心底、日本人を尊敬するようになった。

 

でも『そうなりたい』とは、不思議と思わなかった。

『なりたい』というより、『なれるとは思わなかった』といったほうが正しいだろうか。

  

それは、アヒルは白鳥になれない、と悟る気持ちに似ている。

自分は、違う場所に、違う種族の中に生まれてしまったんだ、という思いがあまりに強かった。

だから、アヒルの自分が、白鳥にはなれないことも、白鳥と友達になれないことも、つらいというよりは、始めから納得していた。私は周囲と違っていたし、その違いは、どんなにがんばっても乗り越えられるものではなかったのだ。

   

だから、周囲をうらやましいと感じることは、ほとんどなかった。

そしてこの『うらやましくは、なかった』というのが、もう一度繰り返すが、差別をされて傷つく心理を考えるとき、大事なポイントかもしれない、と思う。

  

なぜなら、私は今、このギリシャの地で、周囲との違いに傷つくことがある。

こんな辺鄙な土地で、目の色も髪の色も体格も言葉も何もかも、最初からあまりにも違う人たちの中で、『周囲にうまく同化できない自分』を感じて、傷つくことがある。

まるで、過去の鈍感さが呪いとなって今に忍び寄ってくるかのように、こんな、ありえない場所で、私は敏感に周囲との差異を感じ、しかもかなり場違いに傷ついている。 

   

『どんなに一生懸命、彼らの言葉を学び、どんなに一生懸命、彼らの喜びをわが喜びとし、哀しみを我が悲しみとし、ともに喜怒哀楽して年月を重ねていったとしても、私はけっして、彼らと同化することはできない。』

 

ギリシャ人と自分は違うということを、頭ではわかっても感覚ではうまくのみこめない自分 ― この、『同化したい』、あるいは『同化しなければならない』という思いが、今、私の中でいろんな新しい心の作用を生み出している。

   

 

 

 

<つづく> 

 

  







 

 

 

 

  


 

 

  


2009-10-01 23:19:31 posted by greeklife

『違う』ということについて ①

テーマ:考える人になる

『差別』ということについて、すこし考えてみようと思う。

いつかはむかいあわなくてはならないと、ずっと心構えはしていたテーマだ。

 

ただ、ここで何かを書いて伝えようとか、自分の見識を述べようというわけではなくて、自分自身がこのことをちゃんと理解できるように、書くことで掘り下げて考えられるように、この場を借りて、考えさせてもらおうと、実はそう思っている。

ならばわざわざこんなこと公言しないで、自分で黙々とノートにでも書けばいいことなのだけれど、もともと自分のためには食事も面倒くさくて作れない性分なので、途中で投げ出さないためにも、この場所を借りようと思ったのだ・・・誰かに何かを書くという行為は、ただそれだけで、心を温かくしてくれるものだから。

 

よく若い頃は、こういうメモ書き的な考えを突発的にまとめて、何の前触れもなく親友に送りつけていたものだった。で、向こうも突発的に素っ頓狂な返事をくれて、あの頃はそれでだいぶ楽しかった。家庭を持って、ちゃんとした生活を前提とするようになって、そういう素っ頓狂な、わけのわからない考えに費やす時間が生活から減ってしまったことが、さびしいといえば、さびしい。


でもここでは、正しいとかこうあるべき、とかいう枠組みを超えて、正直に、自分の考えをまとめるために、親友にメモをわたすような気持ちで書けたらいいな、と思う。そのために、読んでくださる一部の方には、ちっともためにならないどころか、ときには私の浅はかな考えに、腹立たしい思いをさせてしまうこともあるかもしれないけれど、前もって、それについてはごめんなさい・・・。 

 

x x x x x  

  

『差別』というものに、真っ向から向かいあって生きるようになったのは、やはりギリシャに嫁に来てからだと思う。

 

もちろんそれまでも、ネパールやイギリスにそれぞれ数年ずつ暮らして、外国人としての自分の立場を味わってはいた。でも、自分の周りに『差別』を感じたこと、そして自分の中に『差別』を感じたことは、ギリシャがはじめてだった。

  

それは、ギリシャという国に私は末長く暮らしていくんだ、というこちらの心構えが生み出した感覚かもしれないし、それ以上に、この国の人々の親しみやすくて温かくて気さくな (もちろん、騒がしくてずかずかと心の敷居を越えてやってくる、ともいえるわけだが)心持ちが、日頃私に外国にいることを忘れさせてくれているにもかかわらず、それが思いもよらない場面でふっととぎれるときに、「ああ、やっぱり私は外国にいるんだ」という冷えた思いに引き戻される、その瞬間のせいかもしれないとも思う。

  

もともと『差別』と言っても、いろんな解釈の仕方がある。

私がここで使っているように、外国人としての姿やかたち、特徴をさして使われることもその一つだが、おんなじ日本国内にいたって、何かの違いをクラスメートに指摘されて自殺してしまう子供だっているほど、おんなじ民族の間でだってそういうことはある。

 

差、というのは、たぶん、ある物とある物の違いをあらわした言葉、なのだろう。だから、世界中におんなじ人間がふたりといないのと同様に、差別は、本来、いいことでも悪いことでもなく、ただ歴然とそこに存在するものなのだ。

私がここいて、あなたがそこにいる以上。

  

<つづく> 

  

 

 

 

 

 

2009-09-29 18:19:27 posted by greeklife

ふたりは仲よし・・・

テーマ:My Family♪


ギリシャに暮らせば/アテネ発

 

 

草原の上で仲良く戯れるふたり・・・








  

 
ギリシャに暮らせば/アテネ発
   

  

その実は、『必殺首絞め押さえ込みの技』をかけにいっただけのAiとそれにただ耐えるのみのエバ。

 

「子を持って、人は大きく成長する。」と昔の格言はいうけれど、

我が家で一番成長したのは、間違いなく、エバだろう。

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 


 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


2009-09-27 02:05:29 posted by greeklife

かぜ

テーマ:考える人になる

ギリシャに暮らせば/アテネ発

 

 

高校生の頃まで、ギリシャはなぜか常夏の国だと信じていた私。

 

結婚して現地にやってくるまで、ギリシャがバルカン半島にあることも知らなかった私。

  

ここに住んで5年たっても、9月に気温が20度をきるなんて、なんだか素直に受け止められなくて、無意識に薄着をつらぬいていたら、ひどい風邪をひいてしまった。

   

思い込みは怖い。

事実をみつめる素直さをなくしてはいけない。

 

 


 

 

 

 
 


2009-09-25 16:35:38 posted by greeklife

彼女なりの、日本語。

テーマ:日本語・ギリシャ語・外国語

ギリシャに暮らせば/アテネ発  

 

 

まま、びちょくなる。あ、びちょくなった。

  

朝、歯を磨きながらこう言っている彼女の視線の先に目をやると、水で濡れた袖口。

私が、物が水に濡れたときに、「びちょびちょになったねえ」と言っているのを、彼女なりにアレンジしたのだろう。


間違ってはいるんだけれど、この間違い方は、けっこうツワモノである。 

 

xxxxx


  

日本語の形容詞には大ざっぱに分けてふたつの種類があって、

ひとつは「い形容詞」、もうひとつは「な形容詞」。

 

名詞とくっつけるときに、「~い」でくっつけられるのがい形容詞で、「~な」をつけないといけないのが、な形容詞、と一般的には分けられている。


可愛い犬、元気な子、遠い空、親切な人、といった具合に。

  

この形容詞が、「~なる」用法として使われるときは、い形容詞は「~くなる」、となり、な形容詞は「~になる」となる。

 

可愛くなる、元気になる、といった具合に。

 

擬態語も、「~になる」のときは、このカテゴリーに入る、と考えていいのだろう。

でも、この分別が外国人には難しいようで、私の生徒も主人も、よく間違えている。

 

元気くなる。きれいくなる。

 

というのがメジャーなところの間違いで、たいていは、な形容詞が、い形容詞の活用に引きずられる形が多い。

 

これは、やっぱり頭で言葉を考えるから、起こることなのだろうなあと思う。

みなさん、Logicの国の人ですから。

 

ということは、びちょびちょになる、というところを、びちょくなる、とい形容詞活用に変形した娘。

 

もしかしたら、2歳を過ぎたばかりの我が娘の頭の中にも、このLogical Thinkingの芽生えがはじまっているのだ・・・!


と思うと、間違いの有り方に、感動してしまった、とある朝の歯磨きでした。

 

 

 

            

















 



 


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