いかに米共和国が、犯罪的に異常なサイコパスたちに乗っ取られたか?

 

 

【訳者注】原題はCan the ponerological Deep State ever be fixed?  Ponerologyとは冒頭の説明にあるように造語で、「悪の学問(理論)」という意味になるが、ここでは「純粋悪(的)」と訳すことにした。このような造語の必要があるかということだが、私は、現在の世界を正しく理解するためには、新しい「悪」の学問が必要だと考えており、「イルミナティ研究」としてもよいが、もっと根源的に、「悪そのもの」の起源や働きについて組織的な研究が必須だと考えている。これはPC・ロバーツが、米政府のあり方を「純粋な悪」(unadulterated evil)と呼んだように、世界そのものに憑りつき、支配する悪を認めることが根本にある。単なる悪い人や悪い国家の研究ではない。

「ペーパー・クリップ作戦」といって、戦後に、ナチスの科学者や要人が大量にアメリカに連れてこられたことは、よく知られているが、ゲーレンに代表されるように、アメリカの重要な部局(CIA)を彼らに完全に委ねてしまったという事実は、驚くべきことではないだろうか。これは、アメリカ合衆国とは、ナチスドイツを完全に取り込み、引き継ぎ、一体化してできた国だということになる。そう考えることによって、いろんな疑問が解けてくる。

 

 

State of the Nation (SOTN)

March 2, 2017

 

 

 

 

 

アンドルー・M・ロバチェフスキー

『政治的純粋悪』

 

 

 

 

 

 

Ponerization(純粋悪化、古代ギリシャ語ponerosevilより)は、Dr. Andrew Lobaczewskiの造語による純粋悪理論の用語。純粋悪化は、病理的な人々の、個人あるいは集団に及ぼす影響力であり、これによって人々は、病理的な論理や価値の受け入れを発症するようになる(1)

 

今、アメリカ人民は厳しい現実に直面すべき時である。

 

彼らは、その政治的判断の中心的な組織化原理が、恒久的な戦争経済であるような、純粋悪の、長く途切れることなく続いた影響下におかれてきた。

 

アメリカ合衆国が知らぬ間、New World Orderの軍事的な道具に変えられてしまった結果、無数の、挑発によらない侵略戦争が、百年以上にもわたって世界中で仕掛けられてきた。これらの高度に破壊的な、恐ろしい戦争は、アメリカ人民の名において、彼らの税金によって戦われてきた。したがって、アメリカ人民は、もし彼らの無為や無関心を貫くなら、これらの間違った行動に共謀していることになる。

 

この批判的な理解からすれば、アメリカの市民一般は、世界中で行われたこれほどの勝手気ままな死と破壊に、深いカルマ的な責任を負っている。にもかかわらず、米連邦政府が“深層国家”の道具に使われ、“サイコパス政治体制”になってしまった過程を逆にして、元に戻すのに遅すぎることは決してない。

 

合衆国サイコパス政治体制の簡略歴史http://themillenniumreport.com/2015/12/an-abridged-history-of-the-united-states-psychopathocracy/

 

そこで、2017年の最大の問題は、トランプ大統領は戦争をやめさせるだろうか、ということである。彼は選挙運動で約束した通りに、恒久的な戦争経済を終わらせるだろうか?

 

トランプの最も重要な選挙運動の約束

 

トランプ候補は、2016選挙年中に多くの重要な約束をしたが、ただ一つの最も重要なものと言えば、世界平和と国際的協力の約束だった。ロシアと和解することは、トランプの外交政策の要石だった。

 

しかし、この民衆的で高貴な計画の実現に対する本当の障害物は、政府そのものが――政治的分裂の両側とも――後へ戻れぬ程に純粋悪化していることである。しかしもっと重要なことは、“深層国家”のために働く者の大多数が、意図的に純粋悪化させられているという事実である。

 

何かが、あるいは誰かが、その厳密な意味において“純粋悪化”しているときには、その人物あるいはグループが、もはや、健康な思考過程や論理と、病理的なそれとの区別が、できなくなっていることを意味する。もはや誰も、正しい思考と、逸脱した思考との間に境界線を引くことができない(1)

 

最もあからさまな純粋悪化の例は、悪名高く、治療しようのないサイコパス、ジョージ・ソロスによる、左翼の完全な乗っ取りである。ここに働いているのは、単にソロス・マシーンだけではない。実際には、多くのソロス組織とつながった、犯罪的に異常なサイコパスの広大なネットワークがあり、そのすべてが直接的・間接的に、“深層国家”とつながっている。

 

もちろん人は、民主党の完全な純粋悪化を見るのに、2016年の選挙キャンペーンより先まで見る必要はない。ヒラリー・クリントン候補と夫のビル、選挙本部長ジョン・ポデスタ、バラク・オバマ大統領と妻のミシェル、ジョー・バイデン副大統領、ティム・ケイン候補、ナンシー・ペロシ、チャック・シューマー、ハリー・リード、等々が、エドガー・アラン・ポウとフランツ・カフカを混ぜたような、現実の“フィルム・ノワール”(犯罪映画)に、悪役として登場した。

 

実際、全世界が2016年の選挙キャンペーン中に目撃したものほど、悪意に満ちて醜悪、邪悪にして嫌悪させるものはないであろう。選挙サイクル年中から就任式にいたるまでの期間は、アメリカ歴史の中でも、群を抜いて無作法で暴力的な期間だった。

 

しかしなぜ? 本当になぜ事態が、礼儀社会のはずのアメリカを通じて、これほどに堕落したのだろうか?

 

 純粋悪化

 

政治家クラス、主流メディア、また国際銀行家や企業ロビイストによる、アメリカ社会の、見たところ不変の純粋悪化は、2016年に新しい最低記録を作った。実際、公的な話し方の質があまりにも低下し、基礎的な社会基準の違反があまりにもひどく、2017年は間違いなく更なる水準の低下を見るだろう。

 

真相国家:影の政府が企業コントローラーと出会うところ

http://stateofthenation2012.com/?p=61275

 

トランプ大統領が現在、直面している政治的現状は、彼が20157月に大統領選挙戦に入る前には、想像できなかったものである。このますます悪化してく現状は、深層国家のために働く者たちが、純粋悪化の意図的なプロセスによって作り出したものである。実際上、この急速に悪化していく世のありさまは、さまざまな“犯罪的に異常なサイコパスの政治集団”の採る、純粋悪的な戦略や戦術に起因している。

 

 

他の主要な臨床的症状と比較して、サイコパス症状については、ほとんど組織的な研究がなされてこなかった――それは、すべての他の精神病を合わせたより、はるかに多くの、社会的な苦しみや分裂の原因となっているにもかかわらず。

――ロバート・ヘア博士

 

 

 

それはどのように機能するのか?

 

中央情報局(CIA)は“深層国家”の背骨そのものを形成している。CIAが実はどこから来ているのか、元々どのようにつくられたものかを、理解することによってのみ、ポスト・モダンの純粋悪化が広く浸透していった事情が、正確に理解できる。

 

「戦略情報局」と訳されるOffice of Strategic Services (OSS) が、第二次大戦中のアメリカの情報(諜報)機関であり、現在のCentral Intelligence AgencyCIA、中央情報局)の前身だった。OSSは、統合参謀本部の機関として形成され、アメリカ軍のすべてのブランチのために、敵の前線の背後のスパイ活動を統制するのが役目だった。他のOSSの機能としては、プロパガンダや(政権)転覆や戦後処理などがあった。

 

OSS、次にはCIAが、スパイ活動やプロパガンダや転覆といった活動を、統制することに関わっていたとすると、そのような胡散臭い仕事に引き寄せられたのは、どんな人物だったのかおよそ想像できるであろう。“うさん臭い”というのは、こうした邪悪な活動がほとんど常に、世界の民主的に選ばれた政府で、New World Orderのアジェンダに協力しなかった国に、狙いをつけたからである。

 

もっと驚くべきことは、第二次大戦が終わったとき、“ペーパー・クリップ作戦”の実行を通じて、CIAが、非常に多くのナチスの活動家の終の棲家になったことである。そういったナチスの一人に、ラインハード・ゲーレン(Reinhard Gehlen)がいる。彼のことは、CIAのウェブサイトに次のように描かれている――

 

ソ連に対する元ナチ情報活動のヘッド、ラインハード・ゲーレン元帥は、米軍に雇用され、後にCIAに移って、占領されたドイツのソ連居留区にいた、600人の元ナチ・スパイを動かすように依頼された。1948年、CIA長官のRoscoe Hillenkoetterは、いわゆるゲーレン組織の統制を引き継いだ。(ソース:https://www.cia.gov/library/center-for-the-study-of-intelligence/csi-publications/csi-studies/studies/vol-58-no-3/operation-paperclip-the-secret-intelligence-program-to-bring-nazi-scientists-to-america.html

 

このCIAウェブサイトのページに抜けているのは、“ペーパー・クリップ作戦”が、公表された科学者、エンジニア、技術者より、もっとハイレベルのナチスを連れてきた事実である。ゲーレン元帥は、そうした高位の情報局資産の完全な例で、彼はフリーパスでアメリカにやってきただけでなく、米当局は情報共同社会内部に、特別の居場所を彼に設けてやった。

 

本当のペーパー・クリップの背後の話は、この論文の範囲を超えるが、最低限言っておくならば、ゲーレンのような新採用者は、CIA内部でも、他の黒い予算による、超秘密の情報局内部でも、最も権力ある地位のいくつかを与えられている。これら名前のない要員たちは、彼らの極秘の仕事を、まったく監視されずに行った。“ラインハード・ゲーレン”物語は、いかに一人の人間が、自分のナチ哲学と、情報収集戦略と、新規採用政策をもって、CIA全体を完全に独占したかの例である。

 

 

                  ↓

 

“ナチの新規採用政策”

 

この時こそ、アメリカ政府の純粋悪化が、過去に例のない勢いで加速した時だった。ソ連の脅威が、第二次大戦後は、CIAを経営する者たちによって、あらゆる人間を脅すのに利用されたのであるから、それは、あらゆる人間を一線に整列させるのには好都合であった。ドイツのナチ体制は、ソビエト連邦の共産主義指導部を心から恐れていた。歴史家の一部は、アドルフ・ヒトラーがロシアを攻撃したのは、マルクス主義や共産主義に関係するすべてのものへの、この根強い恐怖と嫌悪があったからだ、とさえ論じている。“冷戦”の哲学的根拠をつくり出した原因は、米国内に、この同じ恐怖の態度が無慈悲に養われていったことにあり、それは特に“ザ・カンパニー”(情報局の間ではCIAがそう呼ばれる)によって侵略的に押し進められた。(以下、後編へつづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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