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2010年07月29日(木)

ニンジャアサシン〜DVD鑑賞

テーマ:ブログ
目覚めた。

午前十一時。

なんてこった。

もうちょっと早く起きられないものか。

まったくもって、どうしようもねえや。

それでも、

こんな自堕落な生活も、今月限りだ。


名残惜しい。


八月になれば、仕事だった。

今度こそ、うんざりさせられせずに働けるのだろうか。

仕事とは、どれだけうんざりさせられるかを競うゲームじゃなく、

楽しくて、

ウキウキして、

労働対価を得る。

俺が考える仕事というのは、

それだ。


そう考えてみると、俺は今までに、そんな仕事に出会えたのは一度きりだった。




その日。

俺はレンタルビデオ屋へ行き、DVDを借りた。

新作でも百円レンタル出来る店で。


反吐が出るような気分の悪さを、

しゃきっとさせてくれる映画が観たかった。


俺は、新作棚から、ニンジャアサシンという映画を選んだ。



最初から、想像以上の残虐シーンが続いた。

見始めて、それにもすぐに慣れた。

楽しみにしていた格闘シーンも、違和感を感じた。

ニンジャと言いながら、繰り出される得物も技も、

ニンジャ屋敷も、

どこかカンフー臭かった。

西洋人が考えるニンジャとはこんなものなのだろう。

ニンジャの親分を演じたショーコスギも、苦笑したに違いない。

(いや、もう慣れっこか)



俺は我慢して見続けた。


それでも、見所はあった。

ニンジャどもが繰り出す、

手裏剣の威力は強烈で痛快だった。

これを観るだけでも、この映画を見る価値はあったに違いない。


終盤。


いつもの派手なドンパチ。


あれほど強かったニンジャ軍団も、機動隊にあっさりと掃討される。

それもそのはずだ。

ニンジャは軍隊じゃなく特殊部隊だ。

闇に紛れての戦闘こそ、力を発揮する。

(なにげにその辺りは、リアルな設定だったのかも)


映画が終わった。


俺は何の感動も得られないまま、

また、爽快な気分をも得られないまま、

DVDをパソコンからイジェクトした。









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2010年07月26日(月)

けなげさに泣いた〜借りぐらしのアリエッティー

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その日。

目覚めると頭痛だった。

おまけに、三日前から左足が晴れ上がり、歩く事もままならなかった。

窓の外からバイクの音が聞こえた。

250CCの四気筒。

聴けばわかる。


足は何とかなりそうだった。

頭痛も、起き上がれないほどではない。

二時過ぎまで、天井を眺めて過ごし、俺は起き上がった。


いつものショッピングモールへ向かった。


建物の中にあるシネコンへ行き、映画の券を買った。

たった三百円の違いだったが、俺はそれを惜しんで、レイトショーの時間帯にした。

上映まで五時間以上あった。

食料品売り場で八十八円の酎ハイを二本買い、

フードコートで丼を食いながら、その二本をあけた。


少しだけ頭痛は和らいだようだったが、

酒を喰らったせいか、足は逆に痛んだ。


本を読み、うつらうつらし、

また目覚め、本を読んだ。


映画は八時四十分からだった。




髭は伸び放題で、汚いジーンズにTシャツ姿。

そんなオヤジが、アニメを観ようなどと、ちょっと笑えるかもしれないな。

劇場へ入ると、

案の定、オヤジなど独りもいなかった。



カップルや、

若い女の子たち、

レイトショーのせいか、

家族連れはいなかった。


俺は何故、こんなメルヘンチックなアニメを観ようなどと考えたのだろう。


このアニメは、小人の話だった。

軒下に住み、人間からものを少々借りて、暮らしている。

とんでもなく切ない話だった。

蛙にすら食われてしまう小人たち。

あまりにも脆く、儚い存在。


十四歳になった少女が、

父親と二人、ほとんど命がけで、角砂糖とティッシュを「借り」に、

軒下から人間のいる階上へと向かう。

少女のけなげさ。

父親の愛情。

それを見守る母親。

俺はその時点で泣いてしまった。

なんてこった。

見ていられなかった。


その小人たちは、

父親と母親、

そして、

娘の三人家族だった。



俺は最後まで泣きながら、小人たちの話を観る事になった。


小人の少女と心を通わす人間の少年も、

両親は離婚し、その母親と離ればなれに暮らし、重篤な病人でもあった。



ここが作るアニメは、

ユーモアがふんだんにちりばめられているのが特徴の一つだが、

今回はそれも押さえられ、

静かで、

なんだかとても美しい物語だった。



映画が終わり、

ぶり返した頭痛でこめかみを押さえながら、

俺は帰路についた。











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2010年07月24日(土)

物音

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物音で目が覚めた。

聞き覚えのある音だった。

シュレッダーのモーター音。

もしや、娘の母親がやって来て、荷物でも取りに来たのではないか。

荷物を取りに来たついでに、不要な書類を裁断しているのでは?

俺は人の気配を察知しようと、耳をすませた。


家の中に人の気配はなかった。


俺は思い出した。


玄関ドアにはチェーンがかけてあることを。


音の方向は、家の中ではなかった。

どうやら隣の家からのようだった。


幻聴ではなかったのだ。



一日のうちに、何度、娘の事を思い出してしまうのだろうか。


俺は期待しているのだ。


娘の母親が、

娘を連れて荷物を取り入くる事を。



起き上がり、洗面台に映る髭面の自分を見た。



どこかの知らない男。


それとも、親父の若かりし日の面影。


不思議だった。


俺は歯を磨き、


また布団に戻った。


外の物音。

蝉の声。

ねっとりとした空気が肌に張り付く。


また音がした。

今度は、扉を開ける音だった。

いい加減にしてくれよ。

来るなら連絡ぐらいよこせってんだ。

俺は布団からはい出し、

玄関へ向かった。



チェーンを外し、

ドアを開ける。







「何だってんだ」









外には誰もいなかった。



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