2011-03-31 13:44:28

原爆より怖い原子力発電所の事故。

テーマ:震災関連
[震災についての更新は]

このブログは原発事故による放射能漏れについていたずらに恐怖を煽ったり、
復興しようとするマインドを阻害するためにものでは決してありません。
自分なりに調べ、知っていた情報を整理し発信する事で
無駄な混乱や、無知からくる負の要素である風評被害を
できるだけ減らしたいと言う想いで書いています。
しかし、その中には不安を煽るかもしれない内容があることも事実です。
このブログを見られる数少ない読者の方々も
様々な形で自ら情報を取得精査し、納得いく答えを御持ちいただけるよう
お願い致します。

日本は、人類史上唯一の被爆国である。

広島、長崎に落とされたたった2発の原爆は、
広島で20万人、長崎で14万人の尊い命を奪った。
※出典により、即死された方だけでなく、数週間後になくなった方々、
数年後に亡くなった方々を
どのように算入するかによって様々な数字があります。

広島原爆はリトルボーイと呼ばれ、
爆弾燃料はウラン235で
TNT火薬換算で1.5万トンの破壊力があった。
即死人口は7万人。爆発高度は約580m


長崎原爆はファットボーイと呼ばれ
爆弾燃料はプルトニュウム239で
TNT火薬換算で2.2万トンの破壊力があった。
即死人口は3.5万人。爆発高度は約530m。



このように巨大なパワーで
甚大な被害を出すような原爆でありながら、
なぜ広島・長崎では相当早い時点から人々は住み、
復興活動を行うことができたにも関わらず、
スリーマイルやチェルノブイリでは
現在も人々は住めないのか?


実は1986年当時チェルノブイリで爆発した4号炉は、
操業停止状態であったにも関わらず、
事故実験中に制御不能になりメルトダウンを起こした。
それにより放出された放射性物質は
リトルボーイの400~500倍であったといわれている。
事故による高濃度の放射性物質で汚染されたチェルノブイリ周辺は、
居住が不可能になり、
原発から30km以内に約16万人が移住を余儀なくされた。

しかし死者数はソ連の発表によると33名にとどまっている。
まああの国のことだから全ては「摩訶不思議=情報操作」。
とは言え、日本政府と東電の発表も
相当な情報操作が行われているみたいなので
正確な現状はどのような状態であるのか分からない。

実際は事故当日に、コントロールをしていた軍人3000名も死亡し
その後、長期的な観点から見た死者は数十万人になるとも言われている。
また爆発時、推定10トン前後の放射性物質が大気中に放出され、
その影響は北半球全域に及んでいる。

放射能を封じ込めていたコンクリート建造物は石棺と呼ばれ
老朽化が進み、耐久年数の30年も近づいてきた。
しかし、現在も燃料の95%が未だ石棺の中にとどまっているため
改築も非常に困難であると言われている。
(じゃあ、いったいどうするの?じゃじゃもれちゃうぞ)


チェルノブイリでは、
事故後25年経った今も
住民は住み慣れたその地域には
戻れていない。


しかし広島では、被爆後1ヶ月で市民が住んでいた場所に戻り始め、
1年後には海外引揚者なども戻り始め、人口は急激に増加してゆき、
被爆後2年で平和塔ができ、平和祭が行われた。
もちろん、この当時の事だから
残留放射能による被ばくの知識などがあまりなく
相当無茶をしていたのかもしれませんが、、。
しかし当時すでに外国からの情報で
「残留放射能の影響で広島には70年間動物・植物は育たない」
と言われていた。
しかし、爆発後数ヶ月で広島には草木が生え出していたのだ。


ではなぜ、広島とチェルノブイリに
ここまで差があるのか?


まず原爆は当然のことながら、武器であるため、
一瞬にして大量の人間を殺傷する事が目的である。
ジワジワと放射能や残留放射能で死亡したり、
健康被害を起こしたりしていたって仕方ない。
ということで
原子爆弾のエネルギーは、50%が爆風、35%が熱線で、
残りの15%が放射線である。
残留放射線ではなく、直接的な放射線量は
爆心地から、2.5キロ離れた所で、胸部CTスキャン程度であったが、
爆風の威力は桁外れだ。
爆発の瞬間、爆発点の気圧は数十万気圧に達し、これが爆風を発生させた。
爆心地における爆風速は440m/s以上と推定される。
音速が349m/sだから、マッハの爆風だ。
音より先に爆風が通りすぎるのだ。
そして衝撃波を伴い爆心地の一般家屋のほとんどを破壊した。
また爆心地における爆風圧は350万パスカル。
1平方メートルあたりの加重が35トンとなる!
半径1キロメートル圏でも100万パスカルで
丈夫な鉄筋コンクリート建築以外の建造物は、
爆風圧に耐え切れずに全壊した。
半径2キロメートル圏で30万パスカルとなり、
この圏内の木造家屋は全壊した。
要は放射能というより、
爆風や熱線でのダメージを最大限に優先しているわけだ。
で直接比べてみると

チェルノブイリ原発の核燃料は合計180トンでウランの濃縮度は2%。
すなわちウランだけでは3,600 kgで、
大気中に放出された燃料は 7トン(ウランに換算して200 kg相当)と言われている。
また広島原爆のウラン総量は濃縮度不明だが、ウランだけで推定25 kgくらい。
核分裂反応はこのうちの4%程度(ウラン約1 kg)に生じたにすぎないようである。
その差はおよそ100倍でチェルノブイリの方が多いのだ!!!!。

乱暴な言葉で言い換えると、
原爆より原子力発電所の事故の方が100倍怖いのだ!


まあ少し乱暴過ぎる結論だが、
一瞬の破壊力=(広島や長崎の)原爆>福島原発
長期に渡っての放射能影響=(広島や長崎の)原爆<福島原発

前回、更新した内容で、マンガの話しをしたが、
この漫画の通り、ピカドカーン!と言う原爆で数十万人を一挙殺戮する方法と
(漫画の場合のように)サイレントボムで知らず知らずのウチに被ばくしていく恐怖。
もちろん原発事故はサイレントボムではないが、
日本政府と東電が情報操作を行い、深刻な事態を正確に発表しないのであれば
サイレントボム以外の何物でもない。
そして何十年もそこには誰も住めない。

人気ブログランキングへ

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト