心配させてしまうだろうから
ここには書かないでいようと思ってたのですが、
書ける状況になったので書きますね。
つまり明るい話です(*^ー^)


宮城県の石巻市に親戚がいました。
地震から1週間たってようやく連絡がとれました。
ほぼ全員が避難所生活ですが、無事でした。
ほんとうに良かった。


あの地震と津波がおこった次の日、

少し高地に嫁いでいた娘は、
両親を捜そうと車で駆けつけたのですが、
実家のある市街地は1メートル以上の冠水で
まるで海だったそうです。
しかし彼女は、そこらに打ち上げられていた船を拝借し
手漕ぎで町中を探し回ったそうです。
頼もしい。


避難所にいた両親は
何日かして水がひくと町に戻り、
自分の家だってぐちゃぐちゃなのに
それ以上に大変な状況の家を手伝い、
2階の部屋で被害をまぬがれた洋服を
新しい順に近所の人達にあげていました。


このおじさんおばさんは似た者夫婦で、普段から
ともすれば周りが辟易するほど人がいいのです。
その分、他人に利用されることも多いです。
私はそれを見ては聞いては「イラーッ」とする事が
何度もあったのです。


でも、お人好しのおじさんおばさんが、
こんなに大変な時にも
人がよかった。


私ははじめて
そのことを、すごいな、嬉しいなって感じました。
だからちょっとここに書きたくなったのです♪


ちなみに娘は、
私とタイプが似ているかもしれません(笑)
船、ちゃんとあった場所に返したよ。