どーも。
ここ数週間、まともに寝てない大五郎です(-_-;)
ご依頼は、ほぼおさまってきてるので(これはこれで問題のような)
「急ぎで」というご依頼さえ終われば、
もうすぐ解放されるというか・・・
ぐっすり子供たちと眠れる日がきそうです(^▽^;)
最近、ふと、嫁ちゃんと話していて気づいたのですが、
嫁ちゃんは、お店で『値切る』ということが出来ないそうです(^▽^;)
その代わり・・・?
嫁ちゃんのお父さんは、
嫁ちゃんがその場にいて他人のフリをしたくなるほど
ものすごく値切るそうです(笑)
じつは、俺も『値切る』という行為が不得意です( ̄▽ ̄;)
『値切る』・・・『負けてもらう』・・・『勉強してもらう』・・・
「値下げしてほしい」と頼むということは、
「私が得をするために、あなたは損してください」と
お願いするということですよね~(^▽^;)
俺は、昔、営業マンだったので・・・
ノルマを達成しなきゃいけないのに
値下げ交渉される営業マンの苦労を知っているため、
「うーん、かわいそうかな」という心理が働いてしまいまして(汗)
あんまり強く言えないんですよねぇ( ̄ー ̄;
そうは言っても、
ここ最近は、家を建てるために、
土地購入の際、1年間ほど頑固に値下げ交渉したり(笑)
家電や家具など、新しく買わなきゃいけない場面で、
しっかり値下げ交渉させていただきましたが・・・(^▽^;)
全ての商品には、必ず『仕入れ値(原価)』と『売値(販売額)』があり、
その『差額(粗利)』が、お店にとっての『利益(純利)』に
繋がっているんですよね。
(粗利から、運搬費、人件費、モロモロ引いて純利になります。)
販売スタッフは、仕入れ値を当然知っていて、
お店が赤字にならないために、最低ライン確保しなきゃいけない
価格を知っていて、値下げ交渉を持ち掛けられた際には、
なるべく最低ラインを割らないように値段提示をしてるんですね。
なので・・・お客さんが「私のために負けてくれ」と言ったところで、
販売スタッフは、最終的に黒字になるように交渉に応じてるんですよね。
だから、ぜんぜん負けてない。
むしろ、売れた時点で「勝ってる」わけですね(^▽^;)
もちろん、売値そのままで売れたほうが「大勝利」になるわけですが。
たしか、嫁ちゃんのお父さんが言ってました。
「最終的にお金を出して損をするのは、自分だから。
値下げ交渉しないとお店側だけが儲かって、
自分だけが損ばかりする。」
みたいなことを。
たしかに、そうだよなぁと思います。
俺が営業マンだった頃、あるお客さんに
「俺には値下げ交渉させるな」と言われました。
どういうことかというと・・・
「これだけ安くなりました」と言った後で、
値下げ交渉したら、まだ値段が下がった・・・
つまり、もっと下げられるのに、下げずに
お客に損させるつもりで値段を提示しやがった・・・
と、そのお客さんは感じるそうです(^▽^;)
俺も、お客の立場で考えたら、そう感じるかもなぁと
妙に納得してしまった俺は、
そのお客さんだけじゃなく、自分の顧客には
すべて、はじめから会社側が設定していた最低ラインを
確保した値段を提示してました(汗)
そうすると、どうなるか?頭のいい人たちは、もう分かりますよね?(汗)
俺は、毎月、会社が課したノルマを達成するどころか、
営業成績は下がる一方でした(泣)
今、思い出しても、アホやなぁと思います(+__+)
一見、お客さんのことを第一に考えた営業法だと思ってましたが、
ほかのお客さんの中には、自らの値下げ交渉によって、
営業マンに「値下げさせた(負けさせた)」ことにより、
自分が得した気持ちになるんですよね(^▽^;)
ところが、俺に交渉しても
「これ以上、引けません」の一点張りで(汗)
そりゃそうですよね~(汗) 最低ラインの価格を提示してるから
それ以上の値下げは絶対出来ないわけで(;´Д`)ノ
そうなると・・・
たしかに安い値段で売られているにも関わらず、
お客さんは損してる気分になるわけですね。
「相手の言い値のまま買わされてる」と感じるお客さんもいるわけで。
最低ラインを確保してても、赤字にはならないけれど、
黒字にもならないわけで・・・(汗)
そうして、「損してる」と感じたお客さんたちは、
値下げ交渉に応じてくれる他社の営業マンから買うようになり・・・
さらに俺の売り上げは下がっていったわけです(´Д`;)
数字やお金の計算が苦手だったから、
ラクな方法をとってしまったんですよね(汗)
はじめから値下げ交渉させない営業法(汗)
そりゃノルマ達成できないわけだ。
まぁ、営業マンに向いてませんでしたね(汗)
数字が苦手で、お金の扱いも苦手な営業マンて(笑)
はじめから苦手な分野って分かっていたけど、
やってみて、体験して、腑に落ちたことでした。
営業マンを辞めた理由は、別ですが、
強制的だったとはいえ、辞めれてよかったと今は思います(^▽^;)
俺にとっても、会社にとっても、お客さんにとっても(汗)
あ、話が脱線しましたが・・・
嫁ちゃんが、そういうお店側の『利潤(儲け)』を
知らないならまだしも、そういうことはちゃんと理解しているうえで、
「本当はしたいけど、値下げ交渉ができない。やりたくない。」
という言動や行動に出るということは・・・
「自分のために、相手に損をさせる、負けさせる」と、
自分が悪者になってしまうような、罪悪感を感じてしまうから。
つまり、他人にとって、自分は『いい人でありたい』と
常日頃から思っているってことなんでしょうねぇ(^▽^;)
なんでも自力で解決しようと、
他人に頼らないように、迷惑をかけないようにと、がんばって・・・
がんばり屋さんの嫁ちゃんらしい心理ですね(^▽^;)
俺も、若干、そういう考え方も持ってるので、
気持ちは分からなくもないですけどね(^▽^;)
もし、
「いい人でいるの、疲れた。やめたい。でも、なかなかやめられない」
という人がいるなら、まずは、
商品購入時に、値下げ交渉してみることから
実践してみるといいですね(^-^)
もしかしたら・・・お断りされることもありますけど、
でも、相手は、それが『商売』ですから(^▽^;)
中には、値下げ交渉に応じておいて、
お客さんに気分よく買い物させたら「よっしゃー!」って
店裏でガッツポーズして喜ぶ人たちもいますし(笑)
あ、ちなみに・・・
俺は、今も値段交渉は苦手でして・・・(泣)
はじめから安値で販売してますので、
価格表以下には値下げできません(;´Д`)ノ
むしろ、売り上げが皆無なので、
毎年、すこしずつ値上げしていきますので、
そこんとこ、よろしくです( ̄ー ̄;
いつもみんなに「安すぎる」って言われてるぐらいだから、
もっと自信もって高値で売ればいいんだが・・・
まだ『いい人』に見られたいのかなぁ・・・(汗)
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「なぜか家電でよく交渉の場面を見るよね」と「ことりーず」。
すべての商品には、原価と売値があるのに・・・
スーパーやコンビニやスタバやユニクロで
値段交渉してるとこ、見たことないね( ̄ー ̄;
おそらく・・・お店側でそういう行為をNGにしてるところもあるだろうし、
家電や家具は、長期間使うという前提で、
高値で売られてるから・・・かな?(汗)
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