ペットとの避難訓練

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先日、毎年行われる

「動物取扱業」の講習を受けてきました。

 

そこで聞いた話を少しだけ。

 

 

ペットを飼育している方は

地震や災害にあったらどうする予定ですか?

 

連れて逃げたいと思う方がほとんどだと思いますが

命からがら避難した後

あなたとペットはどんな生活になると思いますか?

 

 

今回は熊本地震で大きな被害をうけた

「益城町」のワンニャンハウスに携わった方から話が聞けました。

 

 

現在は「同行避難」が推奨されています。

 

「同行避難」とは

避難所まで一緒に安全に逃げることを言います。

しかし、避難所で一緒に暮らす事は指していません。

 

「同伴避難」とは

逃げた先で一緒に生活する事を指します。

 

過去の経験から

避難所で動物と一緒に生活することは

衛生的にも精神的にも負担が大きく

 

「同行避難」が推奨されています。

 

家に置いてきた場合は

1週間以上帰れなくなる場合もあります。

被災者の心労を除く為にも、出来る限りの同行避難です。

(もちろん、自身の命を最優先してください)

 

 

では、同行して逃げたのち

動物はどうなるのでしょうか?

 

 

益城町では、当初

避難した方と動物が同じ空間で過ごしていましたが

やはり「臭い」や「騒音」

「アレルギー」などの問題から、

一般の避難者から苦情が出てしまい

テントでの生活に移行しました。

しかし、4月の時点でテントの温度が40度に達するなど

危険もありテントから出ることを考えなければいけなくなりました。

 

そこで

 

「ワンニャンハウス」という施設が作られました。

 

犬や猫を飼い主とは別の建物の

ケージで管理する施設です。

 

狭いケージに入れる事を

「牢屋みたいでかわいそう」

と涙する人もいたそうです。

 

家族である動物と一緒に暮らせないことが

被災者の心をさらに痛めたんですね。

 

 

それでも「ワンニャンハウス」は

ボランティアや各地域から出張してきた保健所の方が協力して

動物にとってすごしやすい施設になるように

そして、動物を飼育していない人とも共存できるように

よく考えられていました。

 

屋根つきのドッッグランや

飼い主が世話に来れるような工夫もなされていました。

飼い主の方には写真をくばったり、

トリマーの方が出張で犬を洗浄してくれたり

 

動物に反感情がある人に

少しでも理解してもらえるように

飼い主が犬と散歩しながらゴミ拾いをして、

イメージアップを心がけたり。

 

人と動物がストレス少なく暮らせる思考錯誤があったそうです。

 

その後、新しい住宅に移動する際も

(屋内飼育の動物はOKにしてくれたそう)

新しい町として機能し始めた町で

人間とペットの共存問題はたびたび起こったそうです。

 

 

 

動物と避難するのは一時的なことではありません。

長く沢山の人と共に生活しなければいけないのです。

 

わかったのは

ひごろの準備が大切だ、という事です。

 

準備と言うのは物理的なことだけではありません。

 

毎日の積み重ねが一番重要です。

 

動物を正しく飼育する、しつける

動物の健康管理をキチンとして

マナーのある飼育者でいることが

「減災」につながるんですね。

(減災とは災害時において発生し得る被害を最小化するための取り組み)

 

 

 

災害に備えて

ひごろしておくべき事をまとめました。

 

 

【ハウスの習慣】

「ケージに入れる」ことは

閉じ込める事ではありません。

動物にとって安心する自分だけのスペースがあることはよい事です。

日ごろ自由に過ごさせている動物も

「ハウス」の習慣を付けておくと避難時に安心です。

(ケージより一回り小さな「クレート」という

ケースに入れるトレーニングもしておくといいと思います。)

 

【ハーネス・リードの用意】

避難所では、犬も猫もリードでつなぎます。

ネコも万が一に備えて練習をしておきましょう。

 

【迷子対策】

迷子札、マイクロチップは普段からしておいた方が安心です。

災害にあったら特に必要になります。

 

【ペット用の避難袋】

エサやトイレ用品は多目に

リード・ケージ・薬・洗浄グッズ・新聞紙・ゴミ袋は

避難袋に常に用意しておきましょう。

 

【ワクチン】

各種ワクチン

狂犬病・フィラリアの予防接種や駆虫

不妊・・去勢手術などをすませておきましょう。

 

【マナー】

トイレトレーニング

無駄吠えなど

ひごろの生活の為にもしつけておきましょう。

 

【衣類も必要】

避難所ではアレルギーの方の為に

犬猫に服を着せたりしたようです。

普段は着せない方も、そんな場合にそなえて

1着避難袋に入れておきましょう。

 

【避難所の確認】

近所の避難所が「動物との避難」を受け入れているか確認しましょう。

 

 

 

【ペットと避難訓練】

確認できたら、犬の散歩がてら

避難訓練してみたり

 

多頭飼育や猫を飼育している場合は

実際に全員連れて、現地に行ってみましょう。

 

 

家の場合はこうなります。

他にもたくさん生き物がいますが

私一人ではこれが限界です。

 

もう少し温かくなったら避難訓練の予定です。

 

出来る限り本当の避難と同じつもりで、

何箇所か避難所をまわってみると、安心ですよ。

 

 

【犬猫以外の避難】

 

ウチには犬猫以外の動物もたくさんいます。

一応質問しました。

 

「犬猫以外のエキゾチックアニマルはどうなりますか?」

 

「益城町は犬猫以外はほとんどいませんでした。

少し変わったペットを飼育されている方は

飼料などご自身で用意していただくことになると思います」

 

とのことでした。

 

ですよね。

 

 

 

ここからは動物取扱業の講習ではなく私の主観です。

 

レア系の動物、エキゾチックアニマルについては

餌の支給がほとんどないと思っておいた方がいいです。

望めば支給されるかもしれませんが、

手に入るまでにすごく時間がかかると思われます。

 

リクガメは生野菜などでしのげますが

ウサギやハムスターやハリネズミ、小鳥を飼育している場合は

専用のフードが必須だと思います。

 

鳥を飼育している場合は

扉と糞きりをガムテープでしっかりとめて

そのまま持って逃げると良いそうです。

 

 

避難先で、臭いや糞粉、羽が飛び散らないように

大きめの布で覆った方がいいそうです。

防寒にもなります。

寒さ対策には、カイロやゆたんぽ(この場合はカセットコンロも)で。

 

鳥の避難について詳しくまとめられているサイトです。

「コンパニオンバードどっとこむ」さん

 

ウサギの避難について詳しくまとめられているサイトです。

 

「ココロのおうち」さん

 

 

どうしても家に残さなければいけない生き物もいます。

 

大型動物や水生生物、危険のある生き物は

生き延びてくれる事を願いつつ、

家に置いてこなければいけません。

 

逃がす事は生態系に影響を与える場合もあります。

極力逃走できない工夫をするのは飼い主の義務です。

 

保温がないと難しい変温動物は

停電が続くと難しいと思われますが

数日の停電であれば乗り切れるように

長時間カイロなどを用意しておきましょう。

 

 

 

災害はいつどこで起きるかわかりません。

 

そして被災生活は数日では終わりません。

 

その生活は

集団で体育館、テント、仮設住宅、仮設団地と

形も場所も変わっていきます。

 

どの場所であっても他人と共存できる状態でいられるように

日頃からトレーニングしておく事が重要です。

 

特に難しい事ではなく、

モラルのある飼育をするだけで「減災」になります。

 

 

と、いうことで

ペットとの避難についてでした。

 

 

 

 

保健所のかたがこの本をすすめていました。

 

 

 

 

私も読んでみます!

 

 

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いつもメッセージ・コメントありがとうございます。

お返事は出来るときのみにさせてもらっていますが

全部ありがた~く読んでいます!

 

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