「痛空母ニミッツ」竣工 | GSRレポート

「痛空母ニミッツ」竣工

ども、グッドスマイルレーシングの防衛大臣イカタンですハート


今日は、先日の「ホビーフォーラム2008」 に展示した作例「痛空母ニミッツ」のご紹介をいたします。何故空母を作例に選んだかと言えば、意外性もさることながら、だだっ広い甲板は、ミクデカールを貼るには最適のキャンバスに思えたからです。

空母02 空母01


キットはイタレリの1/720空母ニミッツ
先日、新橋に「タミヤ・モデルファクトリー」 がオープンした際に再販を買いました。
このキット、本物が建造された頃に発売されたプラモらしく、20mmバルカンファランクス(空母に近づく敵機を自動で迎撃する怖い機械だヨ)などの近代化装備は再現されていませんが、その分部品も少なく組み立ては簡単。しかも船体が喫水線の上下で分割されており、ウォーターラインとフルハル(喫水線より下の船体のことだヨ)両方で組めるのはグッドです。ただしフルハルで組む場合は、上下パーツの合いが悪いので段差や隙間をポリパテで徹底的に埋めてやる必要がありますけどね。


塗装は全てお手軽な缶スプレー。甲板はグンゼのジャーマングレイ、船体は同じくグンゼの軍艦色1、船底はミクの髪の毛の色っぽくタミヤのライトブルー。基本色を塗ったらウォッシング&墨入れ、軽くドライブラシしてメリハリを出してやりましょう。
この段階で多少の塗装ムラがあっても気にしちゃいけません。


塗装が終われば、いよいよお楽しみのデカール貼り。
空母はなんといっても広大な甲板が特徴。思う存分みっくみくにしてやりましょう。せっかくE2ホークアイ早期警戒機もキットに入っているので、レドームに「はちゅね顔」デカールを貼っちゃいました。基本的な貼り方は、先日このブログで紹介した方法 と同じですが、痛車と違って艦船モデルはツヤツヤにクリアー掛けする必要がない分お気楽です。
この段階で多少デカールに気泡が入っても気にしちゃいけません。


最後にグンゼの「ミスタースーパークリア(つや消し)」を全体的に吹いてやりましょう。
するとアラ不思議、多少の塗装ムラやデカールの気泡は綺麗に無くなるだけでなく、鋼鉄の重量感を出すことができます。痛車のプラモはクリアー塗装が難しい!とお悩みの方にも痛ミリタリーモデルはオススメです。


実はアタクシ、空母のプラモを作るのは生まれて初めてでしたがハマりそうです。次回は張り線やアンテナのディテールアップに挑戦したいですネ。


05  04

あ、そうそう、ホビーフォーラムの会場で、「なんで定番の1/700ではなく、わざわざイタレリの1/720で作ったんですか?」というご質問を本当に多くの方から頂戴しました。

実は、イタレリの「イタ」痛」をかけたかったから、ただそれだけの理由なんですけどね・・・。