マーラーの交響曲の中でも最も長い、第3番を無謀にも演奏してみました。

といっても、一部なんですが…

以下、Wikipediaの抜粋です。~~

交響曲第3番ニ短調(こうきょうきょくだい3ばんニたんちょう)は、
グスタフ・マーラーが1895年から1896年にかけて作曲した交響曲。
全6楽章からなり、第4楽章にアルト独唱、第5楽章にアルト独唱と児童合唱、女声合唱を導入している。
演奏時間は約100分。
マーラーの交響曲としても、また通常の演奏会で採り上げられる交響曲としても、
最長の曲として、かつてはギネスブックに掲載されていた。

作曲時にマーラーは全曲及び各楽章ごとにも標題を付していたが、出版時にこれらをすべて削除している。
(中略)
8月6日付けで批評家マルシャルクに宛てた手紙で、「僕の作品が完了した」と述べ、手紙の中に標題を書いている。標題はそれまでにいくつか変遷をたどっているが、このときマーラーが手紙に示した標題が最終的なものと考えられ、次のようなものである。

第一部
序奏 「牧神(パン)が目覚める」
第1楽章 「夏が行進してくる(バッカスの行進)」 
第二部
第2楽章 「野原の花々が私に語ること」
第3楽章 「森の動物たちが私に語ること」
第4楽章 「夜が私に語ること」
第5楽章 「天使たちが私に語ること」
第6楽章 「愛が私に語ること」

しかし、これらの標題は、後に誤解を受けるとして、マーラー自身の手により破棄されたため楽譜には書かれていない。

引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC3%E7%95%AA_(%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC)

~~~~~

このうちの、第6楽章を演奏してみました。

弦楽合奏の美しい旋律から、輝かしいフィナーレまで、とても好きな曲です。

冒頭の、弦楽合奏の場面を演奏してみました。
拙い演奏ですが(テンポがブレブレ…!)、よろしければお聞きください。

●EWI USBで演奏してみました。


この曲の暖かくもとても爽やかな雰囲気が好きです。

晴れた日に、空を見上げると、
おっきな雲が次から次へと流れていき、
頬を心地よい風が撫でていく。

空が大きく見えるところで聞いたら本当に気持ち良いと思います。

かといって、穏やかなだけじゃない、内面の熱さが欲しい。


そんな雰囲気を1ミリでも表現できればと思って演奏しました。
自分の中の雰囲気は十分に表現できたと、満足しています。


GARRITAN ARIAの木管結構音良いですね。
Flはもう一歩何かが足りませんが。
トロンボーンはときたま欲しいパンチ力が無い以外は、ほんとに優秀。
ファゴットを置き換えても木管とすごい音混ざる。


●PANの設定

↑Left
Vn1 (45%)
Hr (33~39%)
Cl (25%)
Vn2 (15%)
Fl (10%)

center

Ob (10%)
Va (15%)
Fg (25%)
Vc (45%)
Cb (45%)
↓Right


●その他
楽譜はIMSLPのパブリックドメインの譜面を用意しました。

音源の性質上、
ホルンはトロンボーンに置き換わっています(GARRITAN ARIAのホルンの音イマイチ)。

音源の都合上
  -ファゴットはトロンボーンに置き換わっています。
  (GARRITAN ARIAの"Double Read"にはなぜかファゴットがない)

  -ティンパニが収録されていません。
  (GARRITAN ARIAにはティンパニがない)

個人的な嗜好により、楽曲の前半部分で終結するよう編曲しています。
この後は原曲だとすごく元気いっぱいになっちゃうので、
1曲ループで聞くときは結局自分で頭出しボタン押しちゃうので。。。



●カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲

EWI USBで演奏してみました。

この楽器、タンギングがほんまにムズイです。
息が有り余ってしょうがないのに、めっちゃ精度求めてくる。
ムリ。もっとアタックで吐き出させて!!!

勢いつけすぎると強すぎるアクセントになるし。

これはもう、タンギングだけ特訓するしか。。。

久々の更新です。
吹奏楽の名曲、カンタベリーコラールを弦楽五重奏へ編曲して演奏してみました。
(作曲:ヴァンデルロースト、使用楽器:AKAI EWI USB)






原曲はDbですが、
D調へ半音あげました。

弦楽器が最も美しく響く調だから、、、と言いたいところですが、
音源の問題が大きいです。

使用した音源は ARIA GARRITANなのですが、
ヴィオラの音程がところどころ悪いため、ハーモニーが崩れます。
特にC線で弾いたあたりの音と、上のD#。 全然混ざらない!

Db調で鳴らすともろ「うなり」をあげます。うにょうにょです。


このような理由のため、D調となっております。。。


原曲は金管バンドの曲ですので、
Bb管が多い楽器編成のため、Db調になったと思われます。
クライマックスでトランペットはハイBbのffを吹きますし。
この音を最も美しく聴かせたいのですよね。


今回の編曲では、弦楽合奏が持つ美しさを認識する、実りの多いものとなりました。
なかでも高音のハーモニーが持つ、星の瞬きのような美しさがとても素晴らしい。

この響きは、吹奏楽や金管バンドではなかなか出せないと思います。
この編曲で、曲の持つ可能性を少しでも掘り下げられたと感じています。

…掘り下げられてるかもしれない。


……掘り下げられてたらいいなあ。


まあ、演奏はまだまだへっぽこなんですが。


閑話休題


もうすぐコミケですね。

この時期だから、俄にアクセス数増えてるのかしら。

元相方のださんは今年もかなり精力的に活動しているようです。
また一緒に演奏したいのだけど、私の方でかなり環境が変わってしまったので、
昔のようにぴったりくっついて何曲も根詰めて曲を作ることができなくなっています。
今年のコミケは大阪のメロンブックスで迎えることとなるでしょう。

ビッグサイトへはいけませんが、皆さまの夏がより良きものとなりますよう。

今はひたすら自らの音楽を深めるのみ。

もっと思いがのせられる音楽を生み出せるようになりたい。


…たまにはアンサンブルもしたいです!

CD出ました(事後報告)。

星屑の還る場所】- 東方Project アコギ、鍵ハモetcアレンジCD[F306-0005]


【頒布日】
2010/8/14 C78(2日目) / 1枚\200


当日はサークルのことはサークル主のだくんにほとんど任せっきりで、
自分はのびのびと目当てサークルを回ったりしてました。
よくよく考えるとまじでほったらかしだー。

当日だけじゃなく、絵師さんやデザイナーさんへの依頼や、
イベント申し込み、CDプレス手配、ミキシングマスタリングまで全部やってました。
いつもながらすごいね!
自分は吹いただけです。ええ。


当日分が完売してからは自分が店番してましたけど、
「すみません、ださんですか?」、と訪ねてくるお客さんが結構いらしたので、
「はいそうです!」って言ってやろうかしらーと思ったよ。いつかネタで言ってやろう。


演奏に関して
GMT+9はピアノの打ちこみですが、
音のアクセントの位置やらフレーズやらを考えながら音のベロシティを一個一個いじってると、
これはこれで立派な音作りなんではないかと思いました。
生演奏でも、一曲仕上げるときは全体のバランスだけじゃなく、
細部に降りていくことも時には必要なんではないかと思いました。
いつもどんだけてきとーに吹いてるか、ってことですねわはは。
あとは、バランスだと思ってるけど実はこじんまりしちゃうだけの枠をぶっ壊せるようになること。
自分ではこれだ!って思ってる時もあるので、まあまず気付くのが難しいんですが。

それからレコーディング技術の向上により(編集含む)、
概ねうまいこといってますが、フルートが自信なさすぎて泣きそう。
自分でもびっくりするぐらい音程がぐっちょんぐっちょんでした。
(現代の最新テクノロジーにより、正しい音程へ矯正されました)
フルートうまくなりたいですね。本業はトロンボーンだけど。

あと吹けるようになりたいのは、
二胡でしょ
尺八でしょ、
トランペットに、
バス鍵ハモ

・・・

うーむ。
あんまり気が多いのは自分でも感心しないだけど、
でも吹いてみたい、
たっぷりメロディーを吹きこんでやりたいと思える楽器なので、
いつか絶対吹ける(弾ける)ようになりたい。


ちょくちょく練習してるけど、それではちーともうまくなりません。

二胡の先生が、
「体が覚えるまでは基本動作の反復が必要。
覚えてからが芸。むしろ覚えたものが芸」というようなことを言っていました。

むーーなんとか一日のうちに時間を取らなければ!
防音室欲しい!




自分を見失うのなんて簡単だ。
逃げ続ければいい。
それだけで立ち向かう自分はいなくなる。

どうか自分でいさせてほしい。

行け。
突撃しろ。
弱気を粉砕しろ。
映画版。後編観てきました。
いやーおもしろかった。漫画も読もう。

以下、備忘録的感想文。


●もう弾けない、となったときに
単純に音を出すことの楽しさを訴える場面がすごく印象的だった。
自分のボーンも、屁みたいな音からだったんだよねー(今もだけど)


●音楽と正面から向き合うということ

楽譜が訴えてることを読み取る。
→楽器の特性・奏法。(管弦楽法)
→作曲の技法。対位法とか。
→自分がどう感じたか。

作曲家が出した答えに対して、
自分(達)が感じた答えを出すのが演奏家。
こんな感じ、はわかるけど、
勉強しなきゃ言葉が通じない状態と同じ。


●練習
練習は、自分と向き合うこと。

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最近の自分は鍵ハモをメインに演奏してますが、

●鍵ハモを聞かそうとするなら、
鍵ハモの特性・奏法をもっと研究せねば。
それを知った上で自分の音を見つけるのも幅の広い選択。

●添え物としての鍵ハモなら、
メロディーを担当したとしても、前に出すぎない。
メインに聞かせたい音色(他の楽器)を常に意識せねば。

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タイトルと全然関係ないけど、しばらく前から尺八を始めました。

最初はまったく音が出なかったんですが、
ようやく、曲らしいフレーズを吹けるようになってきました。

これが吹きたいんですよねー。↓
もともと胡弓のCDだけど(胡弓も弾きたい)。


河 RIVER/ジャー・パンファン






ピアノ・ストリングス・胡弓の響きがとっても素敵です。
笛系の楽器もときたま出てきます。
民族系音楽の装飾音符のつけ方も勉強したいー


何となくだけど、koutaqさんの東方アレンジ「秋冬之境」は、
ここからインスピレーションを得たのではないかと考えている。





CD出ました。(事後報告)


ハルノカゼ
- 東方Project アコギ、鍵ハモetcアレンジCD[F306-0004]



■Info
第7回博麗神社例大祭 も39bにて頒布
価格:300円
委託価格:420円(メロンブックス様に委託予定)



3月14日に行われた例大祭で頒布した、ハルノカゼです。
相方の「だ」と、2ヶ月半楽しみ(苦しみ)ながら、一緒に作りました。
間違いなく、今のうちらの全力です。

自分の演奏に最後まで自信が持てませんでしたが、
今振り返って聞いてみると、割と好き放題やってました(笑)

技術的に拙いところは多々ありますが(99%くらい)、
アルバムとしての完成度、
自分たちのやりたいものを形にできたという意味での完成度はとても高く(自画自賛)、
自信を持ってお届けできるCDができたと思います。

その辺の要素はほとんど相方が形にしました。
思えば、足引っ張ってばっかりでした自分。今は反省している。

こんな私と音楽をやってくれた相方に感謝!


例大祭も、めちゃんこ楽しかった!!
そのお話は、また後日。




レコーディングしました~

相方のだ(forest306)がミキシング&うpしてくれました↓
動画撮りキツイヨ。。。


集中力をください。


のだめの映画見に行きました。

オケがほんとにうまい。
1812の、終わりがけの金管のファンファーレを聞いた時、
すごく単純に、「ああ、これだから自分はトロンボーン吹いてたのか」
と思いました。
輝かしく、誇り高く。喜びの爆発したファンファーレ。
現役時代にもやりましたが、もっと音楽の背景に込められた思いを込めて演奏したかった…!


オケだけじゃなく、たくさんの人が一つの音楽に対して
真剣に向き合ってそれを音として形作ろうとするなんて本当に不思議だ。
それだけ音楽が普遍的に人間の心を感動させてくれるものだということを
みんな知ってるんだなと、改めて感じました。



それから、後輩たちの定期演奏会に行ってきました。
曲目は、「冬の日の幻想」。
自分がいたころよりもずっとうまくなってるー。
なんか曲まとまってるー。
しかしもう少し枠からはみ出してほしかった。

ハチャメチャ度合いでは俺の方が仕掛けていってたなぐへへ(負け惜しみ)。
安全は第三くらい。エキサイトが第一でしたから!
(訳:アンサンブルをまとめる腕が無いので安全運転不可能)

以上は指揮者としての感想でした。

トロンボーンパートのOBとしては、大絶賛でした。
マジでめちゃうまくなってた。
その音が欲しかった…!!と唸りました。
俺が君たちのファンだ。
(褒めすぎ)


演奏会後は、現役時代の同期やお世話になったOBさんと語り(飲み)明かしました。
音楽について色々話を聞いてもらったり、聞かせてもらったり。
色々な話をしましたが、ここで培ったものが今の自分の財産になっていると、
強く感じました。



良い土日だった!!

のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編/のだめカンタービレ
チャイコフスキー:交響曲全集/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

《追記》後輩の東方厨に、ないだの紅楼夢でのCDを布教用にあげようとしたら、
「あ、これ当日買いました」とか言われたwww