2011-12-02 00:49:42

もしロジ(もし就活生にロジカルシンキングを教えたら)その2

テーマ:ブログ
前回の続きです。今回のブログでは、『わけて考えよう!』と、『もっと深く考えよう!』という前回2つに絞ったポイントを解説したいと思います。


1 わけて考えよう! 
当たり前のことですが、難しいこと、複雑なものを扱うのは難しいものです。だったら解決できそうな小さなものに、問題を分割して考えてしまおう、というのがこの「わけて考えよう」というポイントです。わけて問題をより細分化、具体化し、それを一つづつ解決することで、私たちは問題を解決したり、考えを伝えたりすることができるようになります。50キロの荷物は運べなくても、それを10キロに分割すれば運べる、というように。

 例えば、「ある製品の売上をあげる方法を考えよ!」という課題を「わけて考える」考え方を使って考えてみましょう。この場合は、“売上”という要素をわけて考えます。売上は、「製品の単価×購入する人の数×購入頻度」というふうに分解することができます。ここで、最初の課題は、「ある製品の単価、購入する人の数、購入頻度をあげる方法をかんがえよ!」というところまで分解することができました。あとはこれらの課題に関して、具体的な方策を考えることになります。最初の「売上を上げる」という漠然としたテーマよりは、こちらのテーマの方が具体的で、取り組みやすくなったのではないでしょうか。
 
 このわけて考えるときには注意点があります。わけた切り口がMECEにならなければならないのです。MECE(ミッシー、ミシー)とはMutually Exclusive Collectively Exhaustiveの略で、「モレなくダブりなく」という意味です。これができていない状態、つまりモレやダブりがある分け方をしてしまうと、課題を適切に解決することができなかったり、無駄がでてしまうことになります。
 とはいっても、毎回毎回MECEになる切り口を考えるのはとても難しいものです。そこで、フレームワークという枠組みを活用します。フレームワークとは、「いろんな人が考えた、『こうするとMECEな切り口になるよ!』というオススメの切り分け方」のことです。例えば、企業の戦略を考えるときには、戦略の3C(company, competitor, customer)というフレームワークが役に立ちます。これは戦略を考えるときには、company(自社), competitor(競合他社), customer(顧客)という3つのCに対してどうアプローチするか、という視点で考えると、モレ、ダブりがすくなくなる、ということを意味しています。他にもマーケティングの4P(price, product, place, promotion)や、SWOTマトリクスなどの有名なフレームワークは、使えることが多いので、ぜひ覚えておくことをオススメします。


 これらのわけて考える考え方、フレームワークは、就活ではグループディスカッションの方向づけや、自分の経験を分析する自己分析などに役立ちます。

 まとめると、難しいものごとはわけて考えると考えやすい。そしてわける時にはMECEになるように意識する、MECEな切り口をつくるにはフレームワークと呼ばれる枠組みを覚えておくと便利だ、ということになります。






2 もっと深く考えよう!
 次に、もっと深く考えよう、というポイントについて説明します。これは簡単にいうと、「表面にでていることが本当の原因ではない(ことが多い)」ということです。そこで、本当の問題、課題を浮き上がらせるために、「なぜを5回」問うことが有効です。
わかりやすく説明するために、勝間和代さんの「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」を引用したいと思います。

「なぜダイエットが続かないのか」について考えてみましょう。

1 なぜ、ダイエットが続かないのか→甘いものを食べてしまうからだ
2 なぜ、甘いものがほしいのか→今、過度にストレスがたまっていて解消したいからだ
3 なぜ、ストレスがたまるのか→会社で長期間労働が日常化しているからだ
4 なぜ、長時間労働が日常化しているのか→新任の上司が不慣れなうえ、自分も効率よく営業ができていないからだ
5 なぜ、仕事の効率が悪いのか→業務開拓重点分野の市場情報が正しく入手できていないからだ

こうしてみると、この人がダイエットに成功するためには、甘いものを無理やり断つのではなく、業務開拓分野のマーケティングを正しく行い、無駄な努力をしないようにすることが解である可能性が高くなります。

この引用からもわかるように、表面に出てることが、問題の本質ではないことも多くあるのです。「なぜを5回」繰り返すことによって、わけて考えるべき本質が浮かび上がってきます。








この2つのポイントさえ抑えれば、ロジカル・シンキングの基本は抑えたようなものです。あとはこの2つを組み合わせて、ピラミッド状の図を書いたり、マトリクス状の図を書いたり、と応用的な部分を勉強してみるのがいいでしょう。

ロジカル・シンキングの考えかたを見につけておけば、グループワークでの活躍や、面接でわかりやすく考えを伝えることができるはずです。
ここまで書いてきた、『わけて考える』こと、そして『もっと深く考える』ことを通じて、人にわかりやすく説明ができるようになっていれば幸いです。

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