皆様(水俣のことが少しわかりましたのでお知らせします)

※水俣市は11月22日、上勝町、大木町に続いて全国で3番目にゼロ・ウェイスト宣言をおこなったのです
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「Fもん」水俣市ゼロ・ウェイスト宣言がやってきた!
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クリスマスも近いし、何か良いことないかな?と思っていたら、
気になっていた「水俣市ゼロ・ウェイスト宣言」がふってわいてきたのです。
香川県豊島に1年、徳島県上勝町に1年半
そして、熊本学園大学水俣学研究センター( http://www3.kumagaku.ac.jp/minamata/  )
に3年近くおられる藤本延啓さんが、
事前の連絡があったのですが、突然、22日来静され、たった3時間だけお話しを聞けたのです。
※上勝町ゼロ・ウェイストアカデミーのブログ http://kamikatsukurukuru.cocolog-nifty.com/blog/
 では「Fもん」として、当時何度も登場していた方。

ごみゼロ日記 静岡-藤本延啓さん
藤本さんは、去る11月22日に発せられた「水俣市ゼロ・ウェイスト宣言」を準備した
水俣ゼロ・ウェイスト円卓会議 http://www.minamatacity.jp/jpn/kankyo_etc/kankyou_model_toshi/entaku.htm
の公式メンバーで、水俣環境モデル都市推進委員会の推進委員の方。

そんなメジャーの方が、わざわざ私を訪ねてやってきたのです。\(^o^)/
上勝町にいた時に、電話で話したことがあったのですが
聞きたいこと一杯!でワクワクドキドキでJR静岡駅新幹線口で待ちました。

「壷阪さんですか?」
見つけられない私を藤本さんが先に声をかけてくれました。
さあ、これからと! 喫茶店に静岡の仲間と直行。
約3時間1本勝負!聞きまくりました。

前向きの超プラス思考で頭脳明晰、明るくて笑顔の絶えないすごい方でした。

最初は、水俣のこと…
「水俣病は、最大のごみ問題(=産業廃棄物の大量廃棄)だったですよね!」
「当初は、有機水銀で汚染された海の魚を食べた人が水俣病になるといわれたいたが
魚を食べない子供たちまで水俣病の症状になった時、プロの医者たちも気づかなかったが
医学や化学には素人の母親たちが、『水俣病に違いない』と指摘したことから
水俣病の胎内中毒がわかりはじめた」
※母親の胎内で有機水銀に侵された胎児性水俣病患者である。当時は「原因不明の奇病」だった。
国が水俣病を公害病に認定するまでに12年もかかった。

「水俣病の教訓の一つに、素人・母親の素直な感覚が真実を見つけることがある…」
「『水俣学』というのが学問として存在しているのです」…

※藤本さんは、上勝町にいる時に、上勝町と豊島の経験を評価され、
水俣学研究センター(熊本学園大学)にスカウトされたのです。

(永遠に続きそうな話でしたが、途中でごみ問題に無理矢理軌道修正)
さて、ごみ問題、ゼロ・ウェイストですが…

ごみゼロ日記 静岡-水俣分別風景
1992年には国内でも最多といわれた22分別を始めていた水俣。
2002年12月に生ごみの集団回収堆肥化事業が開始されたこと。
私が知っていたのはそのくらいで、
水俣のニュースはWEB上では断片的にしか伝わってこなかったし、
ゼロ・ウェイスト宣言の正式文章もWeb上で見つからない状況が続いていたので
いろいろ聞きたくてしょうがなかったわけ。

とは言え、聞いたお話の詳細は、整理してから後日としまして、
おおよそのアウトラインだけ。

まずは、ゼロ・ウェイスト宣言の中味はきっちりアップしました。
「ゼロ・ウェイストのまちづくり 水俣宣言 水俣市」

この水俣の「ゼロ・ウェイスト宣言」の特徴は、
ごみ問題に限らない「総合的なまちづくり政策
として、宣言されている点。
※アップしてあるのは、私が入力して作成したものです。じっくり読むと水俣のゼロ・ウェイストが見えてきます

11項目にわたる、ゼロ・ウェイストのすがた
「水俣病の教訓を生かす」「処分場反対運動からの」……と続きます。
そして、「…2026年までに、ごみ処理を焼却や埋立に頼らないまちづくりのしくみをつくります」
「ゼロをめざす」というより「頼らないしくみづくり」と言葉を置き換えているのも特徴です。

その準備の過程が、様々の市民運動、NPOの混在の中で、円卓会議方式で
緩やかなつながりと行政、事業者との協力関係ができたこと
これは
「地域戦略パートナーシップ」
イギリスにおける地域再生政策の現状
が参考になっているとのこと。

経過とこれからのことなど、データをいただいたので…
宣言(A4版4ページPDFファイル16kb)
(水俣)ゼロ・ウェイストへの道 図開設
ゼロ・ウェイスト円卓会議の開設 2008年7月執筆 藤本延啓 氏
とりあえず紹介させていただきます。

お話の中で、ちょうどデポジットを政府に要請しようとしている
※署名用紙は下記
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5469/depojitpage.htm
ことを話したら、

水俣としては、国に求めると同時に、「地域的実戦を更に深めたい」とのこと。
具体的には
給茶スポットの社会的実験(水俣はお茶の生産が盛ん)
5合ビン(通常はワンウェイで使い捨て)を回収してリユースビンとしての事業
の取り組みの紹介をうけました。
使い捨ての5合ビンがリユースのRびんに早変わりして、事業として成り立っている
というお話しには、すごい!の一言でした。
ネットで調べたら、以下のことがわかりました。

リユース瓶の普及推進でリサイクル功労賞受賞 ( くま経プレス 2009年7月 vol.234)

九州地方環境事務所 http://kyushu.env.go.jp/
リユースびんの普及促進について
第1回焼酎リユースびん推進会議  平成21年11月4日14:00から


とにかく、3時間はあっという間でしたし
その3時間を詳細に書くのも相当難しいですね。
又の機会に。

最後にオマケ

来年の第18回環境自治体会議 
は平成22年5月26日(水)~28日(金)福岡県大木町で開催され
26日には【パネリスト】徳島県上勝町長、熊本県水俣市長、神奈川県葉山町長、福岡県大木町長
という豪華メンバーで
ゼロ・ウェイストの分科会もあり、
町田の広瀬立成さんのコーディネーター、藤本さんもお手伝いするようです。

うっ~私は、水俣、大木町、上勝町…いつ行けるのでしょうか?
2009年12月23日記 壷阪道也
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