6年間何事も無く退院後は普通に生活してきましたけど
再発して再入院から退院してちょうど1ヶ月になります

再退院後、何が原因だったのかいろいろと考えてみましたけど

実は、再退院から10日ほどは安定していたのですが
徐々に違和感が出始め

1週間後には軽い痛みになり始め
痛みは日ごとに強まり・・・

このままじゃ再々入院か?
と、思っていました

再発の原因はいくつかの候補があったんですけど
『転職での環境の変化、冷蔵庫内作業の冷え、夜勤での寝不足と疲労、ストレス』
ではないかと言われていたんですね

転職の環境変化もストレスになりますけど
最初の退院からじきに転職を余儀なくされ、半年後にまた、転職(ここに5年居ました)

冷蔵庫内作業の冷えは前の職場と同じですし
夜勤なのも同じなので除外すると

ストレスしか残りませんし
最近、実感することが多かったのでほぼ間違いなさそうです

で、痛みの話しに戻りますけど
相互リンクしているブロガーさんが5段階に分類していましたけど

もう少し細かく膵炎での痛みを10段階に分けてみました

レベル1
意識してみると鳩尾(みぞおち)付近に違和感がある

レベル2
お腹に重苦しささや、胃のもたれ、胸やけのような症状で食欲がない

レベル3
意識してみると痛みがある(何かに集中していると痛みを忘れている)

レベル4
疼くような鈍痛、無意識に痛みのある部位に手を当てている

レベル5
痛みに手を当てて押さえていないと耐えられない

レベル6
バットで殴られ、数分後のような『う゛う゛う゛』と声を出してしまうような痛み

レベル7
胃を思いっきり絞るような、のた打ち回るような痛み、
質問に対して『◯◯が・・・い、痛・・・い』くらいには答えられる、脂汗がにじみ始める

レベル8
脂汗が止まらず、背中を丸めて(コーマの姿勢など)横に寝る以外は不可能で立っていられない

レベル9
声は出せるが会話にならない痛みで、
息をするのもやっと、焼いた鉄の棒を鳩尾からねじ込まれるような激痛

レベル10
お腹の中から右の腰に向けてドリルで揉まれるような激痛で、時に気を失う事もある


と、まぁ~
最初の入院までに感じてきた痛みの段階ですけど

再入院の時はレベル5くらいで
病院に駆け込んだんですね (;^_^A

副主治医(入院時の主治医)から言われたことのある
『痛くならなきゃ良いんだよ』 は、外科医特有の言い回しと捉え

『痛みのない(少ない)良い状態を少しでも長く維持することが肝心』
と、認識しています

再入院の時は早い時期から流動食(重湯&具なしの味噌汁)がはじまり
少し長めの流動食の期間があったんですね

読者さんの中にも
痛みが少しひどくなると自主的な絶食を試みる方がいらっしゃることは知っていましたが

ストレスなど悪化の原因だけでなく
膵炎では食事そのものが膵臓にとってストレスでもあるんですね

つまり
外的なストレス(原因)+内的なストレス(原因)で悪化が進むなら

どちらか一方のストレスを取り除けば
状態は安定すると考えられるんですね

入院して絶食するのもそのひとつです (;^_^A 2つともかも

もっとも
入院での絶食には点滴などでの投薬や栄養補給もありますし

管理下での絶食ですから
安心ですけど

自主的な絶食となると・・・

あまりお勧めしたくはありません

もっとも、ひどい方になると
水を飲んでも痛み出す場合もありますからね ( ̄ー ̄;

絶食に近いけど
胃と膵臓に極力負担をかけない流動食のようなものを紹介出来ないだろうか?

2~3年前からそんなことを考えていたんですけど
テーマ ”慢性膵炎日記 食事編 おじやシリーズ” もその一環なんですね

もっと負担のない食事として
新しく ”慢性膵炎日記 食事編 急場凌ぎのスープ” をシリーズとして

不定期にですけど
通常の食事編とは別枠で公開していこうと思います

実は今回の退院後の再びの痛みがひどくなった時に

自主的な絶食を試みる方もいらっしゃること
入院では数日の絶食が絶対であること
再入院時に早くから流動食が出され通常より長い期間だったこと

これらから考えて今回取った方法が

2日間ですが、自宅ではスープのみ
職場ではベンダーのポタージュを休憩ごとに飲んで、0.5回の食事として

2食ごとに阻害剤(フォイパンなど)を飲み
2日目にはほとんど痛みが消え

出勤前に先日更新したサメの煮付けを1切れ食べ
真鱶(ネズミザメ)の煮付け 2015-12-20 (別窓で開きます)

3日目もスープだけで出勤前に次回更新する ”おじや” を食べ
その後は徐々に重い食事に戻していったんですね

検診の1周間前
それにこれから3週間が1年で最も忙しく人手が必要な時期

今、入院するわけにはいかない
それが3日ほどの流動食に近い食事でなんとかしのげた

誰でも膵炎の痛みがなくなると言うわけではありませんが
少しでも膵臓の負担を軽くしたい時

土日で週明けまで病院に行けないとか
本当に急場にせめて口から少しでも栄養が摂りたい時に活用していただければ

そう思って ”急場凌ぎのスープ” としました

スープで2日凌いでも
痛みが治まらない時には必ず診察を受けてくださいね (`・ω・´)

それでは第一弾
はんぺんのコンソメスープですよ (^O^)/

こんな感じ ↓


使った材料は
はんぺん(大判) 1/2枚(55g)・顆粒コンソメ 1スティック・しょうゆ 小さじ1

鍋にカップ3の水を入れて
コンソメを加えます


用意したはんぺんは
これ


スーパーで売られているはんぺんの大判で
110gありますけど

これ1枚で脂質量は2.8gですから
半分なら1.5gほど

はんぺんは脂質も少ない白身魚で作られた練物で
柔らかく消化も良いので膵炎など消化器系の疾患にはお勧めなんですね

はんぺんを厚さ半分にして
3mmほどに切ります


重ねて3mmに切って
3mm角の小さなサイノメにします


コンソメが温まってきたら
しょうゆを加えます


コンソメは本来は肉や魚などのダシに野菜を加えて作られた
完成された澄んだスープのことで

現在のスタイルは20世紀はじめに
煮溶かすだけでスープになるキューブタイプが ”MAGGI社” から売りだされたのがはじまりで

本来フランス料理でのダシは
スープのベースになる ”ブイヨン” と、ソースのベースになる ”フォン” ですけど

マギーが売りだしたのは肉の風味を加え
顆粒からキューブに変更した品でその名も ”MAGGI Bouillon(マギーブイヨン)” ですね

日本ではどちらも同じ洋風ダシと捉えられていますけど
コンソメはそれだけで完成されたスープなのが本来で

スープをベースにするか
スープのベースなのかの違いが本来の意味

これにしょうゆを加えて変更して
細かく刻んだはんぺんの具にしようとしているんですね

充分に温まったら
刻んだはんぺんを加えます


さっと混ぜて出来上がりです


マグカップで3杯ほどになりますので
ゆっくりと身体を温めるように味わってくださいね

 = = = = = = = = = = お勧めのリンクです(50音順)= = = = = = = = = =

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Nonfatlowfat
からだにやさしい無脂肪・低脂肪・低脂質の料理・食事とレシピ


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