ねぎまって言うのはネギとマグロって意味なんだけど
ただ、マグロって言う場合は”ホンマグロ”を指す

魚に”本”とか”真”が付くのはその種で最も美味しいとされる種でホンマグロは本鮪と書く
”メジ”と呼ばれる子は5月頃が旬で4月にメジを使ったづけ丼を紹介した
マグロづけ丼 (別窓で開きます)

もう少し大きくなった”中房(チュウボウ)”は20~40kgでちょうど今頃から10月が時期で
宮城沖から北海道にかけて捕獲される

更に大きなものを”マグロ”と呼ぶ
特に大型のものは”シビ”とも呼ばれて120kg以上を言うんだけど
熟成に4日かかるって意味らしい

このマグロは分類上はクロマグロって言うんだけど近海物を本鮪って呼ぶんだ
取れる海域で呼び名も変わって、大西洋だとタイセイヨウマグロ
近い種だとインド洋のインドマグロも南半球で取れるとミナミマグロになる

色々な種類がいるまぐろだけど、身が柔らかくて日本では不人気な
ビンチョウマグロ(ビンナガマグロ)は、けっこう海外じゃ人気があったりする

ビンチョウマグロは身が柔らかいって書いたけど
安くて、わりと食べやすいものでもある
ビンチョウマグロのヅケ丼 (別窓で開きます)

安ければマズイわけじゃない
関東ではキハダマグロは敬遠されてるけど関西じゃ人気がある

食品の人気には色んな要素が有るんだと思う
地域の気候風土や風習、水の質

ツナ缶の主原料になっているビンチョウマグロだって
ねぎまにすると捨てたもんじゃない

で、作ったのは、冷え冷えのねぎまそば ↓
ごんのブログ(慢性膵炎日記)

サク売りでけっこう安かったんだ
刺身にしても二人前は充分にある
ごんのブログ(慢性膵炎日記)

で、作り方は

食べやすい位にてきとぉ~にブツブツに切る!
(ブツ切りを買ってきても当然良い)

煮たった湯にボンと放り込んで火を弱める
(ブツ切りを使う時はドリップ=解凍して出た汁を入れない様に)

アクを丁寧にとる(ていねいにするのはここだけ!)

長ネギ(1食1/2本位)をてきとぉ~にザクザク切る!

鍋にドンとぶち込む

塩もてきとぉ~にザバっと投げ入れる
(気分でこう書いてるけどちゃんと味見てね)

しょうゆもてきとぉ~に、どぼどぼ入れる
(本当に気分だからね、ちゃんと味見てよ)

ネギに火が通ったらどんぶりにざばっとよそって、はふはふしながら・・・
ってのが冬ヴァージョン

出来上がったねぎま汁を鍋ごと水の入ったボールかなんかに入れて
粗熱を取って冷蔵庫で冷やす
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茹でたおそばにぶっかけるだけだ

ちょっと濃いめに作っておいて
つけ汁にしても良い

しかし、いつも不思議に思うのは
ブツ切りにして鍋に入れるまでに相当な切り身が消えていることだ
これは、どんな種類のマグロでもなるんだなぁこれが・・・ (;^_^A 我が家だけか?

ビンチョウマグロは不人気で安いって書いたけど
まぁ結局は美味しいって事かなぁ (;^_^A

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