その名は・・・
『お坊さんなら知っておきたい「説法入門」』
著：正木晃
以前、正木先生の本は、このブログでも取り上げたことがあります
「お坊さんのための仏教入門」 です
正木先生の本は、
仏教に対する固定概念を打ち砕いてくれる所が大好きです
今回の本は、お坊さんの為に説法ネタを提供するという形式です
私がｗ（￣△￣；）ｗおおっ！と思ったところは・・・
お釈迦さまのお母さんが産後一週間で亡くなった理由
↓
高齢出産だったから
お釈迦さまは高身長だった
↓
本物の可能性が極めて高い仏舎利の犬歯から判断
お釈迦さまは絶世の美男子だった
↓
悟る前なのに姿が美しいと理由で帰依者ができた
入滅は2月15日ではない
↓
信用できる初期仏典から5月と判断
食事は豪華だった
↓
銅製の立派な食器に盛られていたと仏典にある
お釈迦さまの死因は豚肉料理
↓
キノコ料理ではなく豚肉料理が最新の研究で明らかに
（そもそも提婆達多が肉食禁止を提案したが却下している）
お釈迦さまは亡者が見えていた
↓
相応部の第二集・第八篇に出てくる
等々、最新の研究結果からズバッと指摘されています
日本人は特に、仏さまは○○だった
だとか、
お坊さんはこうでなくてはならない
という絶対的な固定観念を持っています。
その固定観念の理由が、仏さまは○○だったと言われているから
というものでしたが、その伝承が実は間違いだったことが、
少しずつ明らかになってきているのです
いやはや驚きですヽ(ヽ>ω<)ﾋｲｨｨｨ!!
また、この本ではその他にも
トラブルメーカの弟子のことや、
永眠、天国といった言葉に対する警鐘
仏菩薩・神様の履歴書、
日本アニメにまで話題は及んでいます（￣□￣；）!!
最後まであきることなく、
一瞬で読破すること間違いなしの一冊であったのでした
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日蓮宗 了光山護国寺 ～山科檀林旧跡～
