Appleのヘルスケア事業は業績に貢献できる事業になるか? | GoGo! Machead!

Appleのヘルスケア事業は業績に貢献できる事業になるか?

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/business/35060045/

AppleはiOS 8の新機能としてヘルスケアアプリを追加して、
ユーザーの生体情報を記録する事ができるようになりましたが、
記録した生体情報を生かし切れていない状態です。

Appleは生体情報を医療機関などと共有する技術「HealthKit」を使って、
どのようなメリットを生み出せるかを米国内にある14の著名病院と試験を開始または協議
をしているとの事。

ヘルスケアが記録したユーザーの生体情報を見る事で糖尿病や高血圧などの症状が
悪化する前に対処を行う事ができるかなどを確かめているようです。

現在、ヘルスケアを使えるのはiPhoneのみで、ユーザーが常に持ち歩くデバイスとはいえ、
定期的な間隔で自動的にユーザーの生体情報を収集するのは難しいため、記録した生体情報が
ユーザーの健康に問題が生じているのかが判断しにくい事も多いと予想されます。

そのため、常にユーザーが身に着ける事となるApple Watchは、
HealthKitを使う上で必要不可欠なデバイスとなるでしょう。

そのように考えると、昨年のiOS 8のリリース段階でヘルスケアを搭載したのは、
時期尚早だったようにも考える事ができますが、色々な業界の中でヘルスケア分野は、
最も伸びると言われており、Appleだけでなく、多くの企業が参入を始めています。

Appleも今後伸びる分野に早めに手を出すのは会社を広げていく上で重要と考えたのでしょう。

現在のところ、Appleといくつかの病院とて試験段階という事を踏まえると、
ヘルスケアはすぐにAppleの業績に貢献する事業ではないという事は伺えます。
未来への先行投資なのでしょうね。

しかし、ヘルスケア分野はAppleだけでなく、GoogleのAndroidなども参入しており、
簡単にはAppleのエコシステムになって収益を生み出す事はできない状態です。

これから各社で競争が激しくなると思いますが、
ユーザーの命を助けるという意味ではデータフォーマットはお互いに同じ規格にして、
競争内容はデータの正確性や性能といった内容にしたほうが多くの命を助ける事が
できるような気がします。

そして、医療機関側もAppleとGoogleで別々のシステムを構築して面倒を見なければならない
となると、コスト負担も大きいですし、ユーザーが行く医療機関が一方の規格しか対応せずに、
適切な治療ができなかったという事になれば、悲しい結果になるかもしれません。

まだまだ、ITを使ったヘルスケアが一般化していないから国も無関心なのかもしれませんが、
早めに道筋が示す事で、無駄なお金を使わずに済むと思います。
ただ、道筋を示すまでの決定打となるモノがないのかもしれませんけど・・・。


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