Thunderboltのケーブル一本で4800円はちょっと高いよね | GoGo! Machead!

Thunderboltのケーブル一本で4800円はちょっと高いよね

Engadget Japaneseより
http://japanese.engadget.com/2011/06/30/thunderbolt-4800/

AppleとIntelで作ったデータ転送規格Thunderboltの接続ケーブルが、
先日、Appleから発売されましたが、長さ2メートルで価格は4800円と、同じコネクタ形状の
Mini DisplayPortケーブルとと比べると1.5倍ほど高いです。

iFixitがAppleから発売されたThunderboltケーブルを分解して調べたところ、
USBのような単純な銅線ケーブルではなく、コネクタ部分の両端に複数のチップや部品が
セットされており、これらの部品によるコスト高が価格に影響しているようです。

Thunderboltのケーブルに複数のチップが組み込まれている理由は、
将来に銅線より高速な光ファイバーにも対応するためにケーブル自身が変換、演算処理を
できるように準備されているとの事です。

上記のような考え方は規格としては素晴らしいのかもしれませんが、
理想を追い求めた結果、ユーザーの幸せになっていないようにも感じます。

ケーブル1本で5000円も払い、ケーブルにチップが内蔵されている影響でケーブルの故障率が高まり、
買い替えの頻度が増えて、出費だけが多くなる結果になるのではないでしょうか。

ThunderboltはUSB 3.0の次となる2世代先の規格という印象もありますし、
光ファイバーのThunderboltケーブルが一般に普及するのも見通しが立ちません。

それなら、今は銅線による転送に注力して銅線のみの安価で安いケーブルを提供したほうが、
Thunderboltの普及に役立ち、サードパーティーメーカーからThunderbolt対応の周辺機器を
出しやすいと思うのですが・・・。

この影響からか、Thunderbolt初の周辺機器となるPromise Pegasus RAIDストレージは、
Thunderboltのケーブルは付属しないため、Appleの高価なThunderboltケーブルを購入する
必要があり、プラスの出費になります。

現時点ではThunderboltの高速データ通信を生かし切る場面も少ないですし、
一般のユーザーが購入に迫られる事はないでしょうから、ハイエンドのユーザーがThunderboltを
使って、ある程度の普及が進み、Thunderboltのケーブルに使う部品がコストダウンを見込めるまで
Thunderbolt製品の購入は待ったほうが良いのかもしれませんね。


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