Microsoftが来年のCESでiPad対抗機とWindows 8を発表か | GoGo! Machead!

Microsoftが来年のCESでiPad対抗機とWindows 8を発表か

Engadget Japaneseより
http://japanese.engadget.com/2010/12/14/ms-ces-2011/

Microsoftは今年の1月に行われたCESでWindows 7搭載タブレット端末となる「Slate PC」を
AppleのiPad発表前に自信満々と発表し、Appleを出し抜いたように見えました。

しかし、現実はその後に発表されたiPadが早々に4月から販売を開始し、
発売以降はずーと品薄状態が続き、第1四半期でMacの販売台数に並ぶ実績を上げて、
一方のSlate PCはhpがiPadから半年以上遅れて法人向けに販売を開始、販売層も限られるため、
販売台数も低調だと言われています。
iPadとSlate PCを比べればどちらが成功したかは明らかでしょう。

iPadに負けたMicrosoftは来年のCESでサムスン、デルなど複数のメーカーが手がけた
iPad対抗機を発表するという噂が出てきました。

iPad対抗機は本体はiPadに似た大きさでスライド式キーボードを採用(その分、厚みがある)、
Windows 7をベースに独自のUIを備え、アプリはHTML5を使ったWEBアプリを推奨しているとの事。

Slate PCの失敗の要因は色々とあるでしょう。

・iPad発売の勢いがあまりにも凄すぎた事。
・7インチの小さい画面にWindows 7のUIをそのまま入れてしまった事でクリック操作が
 非常に難しくなってしまった事。
・それを解決するためにハードメーカーが独自のUIを採用してもアプリケーションが独自UIに
 対応できないため、アプリケーションを起動すると使いづらくなる事。
・Microsoftの最大のパートナーであるhpがPalmを買収し、WebOSを搭載したタブレット端末を
 作る事に注力する決定をした事で、Slate PC開発の勢いが落ちてしまった事。

考えるだけで色々と出てきます。
それだけ、Microsoftの見通しが甘く、かなり前段の試作を発表してしまったという事でしょう。
来年のCESは上記の問題を解決したSlate PCで仕切り直しと言ったところではないでしょうか。
どこまで、先行しているiPadに追いつけるかは分かりませんけど・・・。


そして、来年のCESの発表の目玉としてWindows 8をデモする計画があるとの事。
MicrosoftはVistaの失敗を踏まえて、短い期間で次期バージョンのOSを発表する計画をしています。

Windows 7が2009年10月から市販開始でしたから、来年にWindows 8を出せば1年半から2年の
期間で次期バージョンのOSが登場する事となります。

1年半から2年という期間はMacユーザーからすれば普通のタイミングですが、
過去、3~4年は次期バージョンが無かったWindowsユーザーからすれば非常に短いです。

ただでさえ、Microsoftのライセンスは高い(しかも単価アップし続けている)と言われており、
ユーザーがWindows 8で高いライセンスを払う事になるのを受け入れられるかは疑問ですね。

しかも、Microsoftは同社の製品を発売から10年間はサポートを約束しており、
1年半から2年という期間で次期バージョンのOSを発表すると5世代も離れたOSが使われ続ける
事になるのでアプリメーカーも大変な苦労をしそうです。

この裏の目的として、Microsoftは販売が好調なMacに「古いOS」と批判されないために、
Mac OS X Lionが出るタイミングで新しいOSを出しておきたいのでしょう。

私は職場でVistaからアップグレードしてWindows 7を使っていますが、これで充分です。
大した使える機能も増えずに重いUIが付くぐらいならWindows 8は勘弁して欲しいモノです。
こちらもお客様のサポートするのが面倒ですから・・・。(ビジネスチャンスではあるけどね)


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