ソフトバンクモバイルの「ソフトバンク電波改善宣言」について | GoGo! Machead!

ソフトバンクモバイルの「ソフトバンク電波改善宣言」について

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20411139,00.htm

ソフトバンクモバイルが自宅や職場などの建物内で電波状況が悪いというユーザーの苦情に
対応するために「フェムトセル」と呼ばれる小型基地局を無償提供する事を発表しました。

フェムトセルは電波エリアが半径数十メートルと非常に狭く、
従来の携帯電話基地局でカバーしきれない建物の中などの用途に適した無線局です。

そして、フェムトセルは電波の送信・無線を行う無線局ですので、
中継器であるホームアンテナとは違い、携帯電話基地局エリア外の場所に設置して
携帯電話を利用する事ができます。

ソフトバンクモバイルはこのフェムトセルの無線局を無料で提供すると発表していますが、
良いことずくめではない事を認識しておく必要があります。

まず、フェムトセルの無線局設置には総務省の認可が必要な点です。

総務省は電波の利用中に干渉などいった電波障害が起こらないように監督をしています。
一度認可を受けて設置した無線局を移動したり、勝手に止めたりするのは禁止されています。

なので、ちょっとしたイベントで人が集まるからと無断で持ち出したり、
勝手に引越し先へ移動、退去時に放置するといった事は厳禁です。


次に無線局からソフトバンクモバイルまでの情報通信に自宅や職場のインフラが利用される点です。

フェムトセルの無線局を設置して、ソフトバンクモバイルの携帯で通話やパケット通信を行うと
自宅や職場にあるブロードバンド回線の帯域が使われてしまいます。

その影響でパソコンでインターネットが出来なくなってしまうなどの影響はないかもしれませんが、
無料でフェムトセルの無線局を提供してもらう代わりに自前のインフラを提供する必要がある事は
認識しておくべきでしょう。

もし、自宅や職場にインフラがない時にはソフトバンクモバイルが専用のADSLサービスを提供する
そうですが、電気代や場所は自前持ちである事は認識しておきましょう。


この施策はソフトバンクモバイルがフェムトセルの無線局を提供して電波エリアを改善する
見返りにユーザーもインフラや電気代といった身銭を切る内容になります。

申込受付の5月10日までにユーザーに対してメリットとデメリットをしっかりと説明して、
ユーザーが納得して申し込みができるようにソフトバンクモバイルには望みたいところです。

正直なところ、電波状況が悪くても普通に携帯電話料金を支払っているのですから、
フェムトセル無線局の提供だけじゃなくてYahoo! BBもセットでお得なサービスをやったほうが、
ユーザーは納得と満足して申し込みしてくれるような気がします。


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