ツイてなんかいなかった

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10月29日午前2時40分

きなこが永眠しました。


今月に入りダイヤがアトピーになり、

自宅で病院から処方されたステロイドを投薬していたのですが

どうしてもかきこわしてしまうので

5日ほど入院して注射で強めのステロイド治療することになりました。

幸いダイヤは回復して退院。

そのお迎えに行くときに、きなこを病院に連れて行って

ワクチンとか今後の話をしようと思っていたのに

思いもかけない病気にかかっていることが判明しました。


病名 猫伝染性腹膜炎(FIP)


初めて聞く病名でした。

この病気はまだいろいろなことがわかっていません。

コロナウイルスに起因し、ストレスなどの原因によって

猫の腸内で悪性のウイルスに変わり、

腹水・発熱・食欲不振・神経麻痺などを起こし

死に至ると言う恐ろしい病です。

まだ確定された治療法も、発症前の確定診断法も

予防法もありません。


きなこはお腹が出ていました。

食欲があったので、問題ないと思っていたんです。

でもそれは腹水でした。


腹水を注射器で抜き、血液とともに検査に出しました。


検査結果が出たのは25日の6時頃。

結果はコロナウイルス抗体 200

腹水のタンパクがFIPと一致

つまりFIPの発症が確定されたのです。


コロナウイルス自体は、ほとんどの猫が持っています。

下痢などを引き起こしますが、さほど怖いものではありません。

100以下が問題なしとされ、一時的に数千まで上がったとしても

FIPに合致する症状がなく、元気があればさほど心配ないのです。


しかし発症してしまうと、致死率が非常に高い病。


きなこは食欲も元気もあって

とてもこんな恐ろしい病気だとは夢にも思いませんでした。


先程も言った通り、

この病気には有効と確定された治療法がありません。

インターフェロンやステロイドが主な治療法とされていますが

あくまでも「緩和」で、完治の方法は未だ見つかっていません。


とにかくこの病気について全く知識のなかった私は

ネットであちこち調べてまわりました。

でもほとんどの子が数ヶ月で死亡しています。


ただきなこには食欲も元気もあるから

まだ望みはあるんじゃないかと思い

「フミン酸」を朝晩0.5ccずつ

発症確定の翌日から飲ませてみました。

これは私がアトピーの治療に飲んでいるもので

免疫力を上げ、代謝を良くします。

ステロイドで効果があるなら、同じような役割を果たす

副作用のないものを飲ませた方がいいんじゃないか

そう思い飲ませました。

結果が出ないうちに亡くなってしまいましたが、

たった2日飲ませただけでしたが、

下痢(回数は普通だがゆるかった)は治り

毛艶も良くなり、目やにも出なくなりました。

早く病気がわかっていて、もっと前に飲ませられたら

効果が出ていたのかもしれません。


27日、一緒に会社に連れて行きました。

日中は会社の人たちに甘え、

はんぞーと仲良く一緒に遊び、2人でご飯やおやつをねだり

仲良くしていた姿がほほえましかった。


28日、ぴゃだんなが夜10時ごろ帰宅。

帰って来てすぐに、ご飯の入れ物の前にちょこんと座り

ご飯を要求。この日4回目のご飯。

この日も食欲があり、夕方にはおもちゃで遊びました。

その後立派なうんちして、みんなとくっついて寝ました。

それなのにそれからわずかに1時間後

深夜12時半過ぎ、軽い痙攣を起こしました。

そしてぴゃだんなの腕の中で2時間

痙攣したり、苦しそうにしたり、もうろうとしたりを繰り返し

2時40分静かに息を引き取りました。


わずか6ヶ月の短すぎる生涯を終えました。


今は悲しくて、悔しくて、

苦しみを取ることも、治してやることも出来なかった

それがきなこに申し訳なくて

早く病気に気づいていれば、

もしかしたら‥‥

治療法のない病気を私に治す力なんてないのに

どうしてもたくさんの後悔がつきまといます。


月曜日は金曜日に私が持って帰り忘れたかにを

きなこに食べさせる予定だった。


月曜日ははんぞーと仲良くしている動画を

木曜日に携帯忘れて撮れなかったから撮る予定だった。


もうきなこはいない。

取り戻せない。


泣いても泣いても帰って来ない。

悔やんでも悔やんでも謝りきれない。


どうか猫と暮らしている皆さん、

FIPは本当に怖い病気です。

痩せてきたのにお腹が出ている・風邪がなかなか治らない

食欲不振・発熱・麻痺など

これらの症状が出たらFIPを疑ってください。

発症率の低い病気ですが、致死率は高いんです。

私のような後悔しないためにも

この病気の恐ろしさを知ってください。


きなこ、今頃楽になったかな。

きなこが苦しんでいた2時間、

ただ「大好きだよ」と言い続けることしか出来なかった。

苦しみを代わってやることも

和らげることも何もしてあげられなかった。ごめん。

きなこと一緒にいた日々は幸せで

ものすごく今さびしいよ。

ありがとう、きなこ。また会いたいよ。


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