東京ドイツ文化センターのオフィシャルブログです。ドイツの芸術・文化に関する記事や、ドイツ語コースに関するお知らせなどを扱います。各サイトも併せてご覧ください: オンラインマガジン , フェイスブック , ツイッター

Willkommen auf dem offiziellen Blog des Goethe-Instituts Tokyo. Mehr zu unseren Kulturprojekten in Japan und zu unseren Sprachkursen auf unserer Homepage, auf Facebook und auf Twitter.




  • 16 Mar
    • 時間と場所、感情の分断を超える – 越境者の孤独を共感するための試み

      藤井光は東京生まれのアーティストで、若くして渡仏、パリで美学・芸術第三博士過程DEA卒業後メディア・アーティストとして活動する。帰国後、その芸術活動はより社会に直接的に関わり合うものとなり、作品制作の他、ワークショップやレクチャー、研究なども行っている。   藤井の芸術活動が社会や歴史の問題を多岐に渡り扱っていることは、その活動の一部に も明らかだが、一見多様なそれらのテーマは、ある共通する問題意識によって一連をなしている。     昨年の活動から例を挙げてみると、六本木クロッシング2016展では、「帝国の教育制度」下の日本人、そして当時の韓国人と日本人を、柯 念璞「旗、越境者と無法地帯」展では「渋谷事件当時の台湾人」を、現代の若者に再演させることで、身体的な体験として表象した。多くの芸術鑑賞者にとって自分の世界の外にある、社会や歴史の問題を、再演することを通じて現前のものとするのだ。歴史上の出来事も、被災地東北も、藤井の作品を通じて、「いま、ここ」にあるものとして現れる。今年に入ってからはシアターコモンズで、社会やコミュニティーの分断、そこに発生する差別の問題を「日本人を演じる」ことによって現前させ、更にそれを撮影することで外部からの視線をも再現した。   問題の外部にいる人間は再演によって問題に巻き込み、問題のまさにその中に生きる人々は、芸術活動に巻き込む。ホームレスにカメラを渡したり、市民と共同して被災地を記録したり、被災地でフェスティバルを開催したりとその手法は多様だ。つまり問題の内部を生きる者も、外部に身を置く者も芸術活動と作品に巻き込まれるという複合的な構造の中で、両者の分断は境界を超える。作品のテーマ、社会に切り口がどこにあろうと、芸術活動と現実世界を重層的に織り成していくという手法、超えるべき分断を逆説的に提示するという点において彼の活動は一貫している 。     2011年の震災を扱った数々の作品やプロジェクトでも、無数にある震災関連作品において、被災地や被災者と藤井との関わり方は独特だ。「非日常の中の日常にこだわっていますが、この映画でも『被災地』や『被害者』といった見方で取りこぼされてしまう、そこに生きる人々の生活、記憶、歴史を見つめたいと思いました。」と、2015年のインタビューで藤井は答える。そのような状況を端的に表している事象がある。原発被害の象徴「フクシマ」の風景として繰り返し私たち「部外者」が目にした無人商店街 は、実際には震災前から寂れゆく街の日常風景だったという。藤井は、震災前と震災後の断絶に連続性をもたせることで、未来について考える土台を作ろうとしたと話す。同じように、被災地と非被災地の空間の断絶にも連続性を持たせ、地方都市の疲弊と貧困という日本社会の構造的な難題が提示されるのだ 。     現在藤井は、日本社会における移民という切り口から、社会の分断を可視化する。まだ日本社会では見えづらい問題として覆われているこのテーマに、部外者はどのようにして巻き込まれていくのだろうか。世界的な危機の中、台風の目であろうとする日本を巻き込んで欲しいテーマだ。   ※本文中の写真は、現在藤井が取り組む移民をテーマにした映像作品『演習1:非日本人を演じる』より     3月17日 金曜日、ゲーテ・インスティトゥート/ 東京ドイツ文化センターでは、トビアス・ツィローニと映像作家、藤井光のアーティストトークが開催されます。参加は無料。詳細はゲーテ・インスティトゥートのホームページをご覧ください。      

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  • 08 Mar
    • トビアス・ツィローニ - ライフヒストリーの記録

        「社会的周縁と、くすんだジャージ」     住民の往来もまばらな砂漠都市、夜の郊外、怪しげな路地裏: トビアス・ツィローニの写真は世界各地の社会から脱落した若者たちを描き出す。バンリューからマルセイユ、ロス郊外からハレ・ノイシュタット、これらの都市をを結びつけるのは、くすんだジャージだ。   「私はジャージを、ひとつの症状と捉えているのです。なぜ、マルセイユの、ブリストルの、あるいはハレ・ノイシュタットの若者たちは、みな同じようなジャージを着ているのでしょうか。」1999年に始まった最初のプロジェクトへのアプローチを彼は振り返る。当時、彼は記録写真を撮りためていて、ロンドンの「ガーディアン紙」に写真の売り込みをかけたこともあった。しかし、ガーディアン紙には、「ストーリー性がない」と断られる。より開かれた文脈で活動するため、この頃からツィローニは芸術写真へと方向転換をしていく。      現在、ツィローニは、より幅広いテーマを扱う。将来の見えない若者だけでなく性産業に生きる女性たちにも光を当て、2015年ベネチアで開催されたビエンナーレにはドイツパビリオンで他のアーティスト4名と共に難民を取り上げた。目下、トビアス・ツィローニは日本に滞在し、日系ブラジル人の生活を考証している。やはりジャージを着ているかどうかはさておき、このテーマも、他の全てのプロジェクトと結びついている: 社会的受容の周縁に生きるということ。   3月17日、ゲーテ・インスティトゥート / 東京ドイツ文化センターでは、トビアス・ツィローニと映像作家、藤井光のアーティストトークが開催されます。参加は無料。詳細はゲーテ・インスティトゥートのホームページをご覧ください。        

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  • 06 Mar
    • 4月-5月期おすすめの特別コース

      4月から5月の語学コースの受付が始まったことは先日お伝えしました。 平常のコースに加え、様々な特別コースがありますが、今日は、その中でも特にお勧めの3つのコースをご紹介します。     【4月-5月のおすすめコース】   東京オリンピック2020に向けて:ドイツ語で日本を紹介しよう! ドイツ人の友人と日本について話したい方、2020年の東京オリンピックでボランティアとしてドイツ語を話す旅行者に日本を紹介したい方、 旅行ガイドの資格を生かし、将来、ドイツの旅行会社のために働きたい方。 このコースではそういった目標をもつ方が必要な能力や事柄を身につけます。 授業では以下のことを行います。 -日本社会の日常的なテーマ(観光名所、住居、仕事、買い物、歴史、経済、政治、宗教、言葉など)の背景を調べる。 -その情報をドイツ人にわかりやすく、また把握しやすいようにまとめる。 -それらのテーマに関するプレゼンテーション、質疑応答。担当講師からのフィーバックもあります。 -日本ばかりではなくドイツやドイツ文化、ドイツ人の考え方などにも触れる。 担当講師自身、グループ旅行に付添った豊富な経験があり、ドイツ人が何に興味を示すのか、日本について何を知りたいのか、また、彼らがどのような質問をするのかを熟知しています。     コース詳細は以下の通りです。 コース日程:      土曜日全8回(2017年4月8日、22日、5月13日、27日、6月10日、24日、7月8日、22日) 授業時間:       14:15 - 17:30 (4時限/週) レベル:          B2.2 - C2.4 受講料:          37,000 円 (8-20人) 受講地:          東京ドイツ文化センター(東京都港区赤坂7-5-56ドイツ文化会館内) 講師:            ペトラ・バルムス     ドイツのフェスト: フィングステン(聖霊降臨祭) ドイツ人はどのようにフェストを行うのでしょうか?また、どのような伝統や習慣があるのでしょうか? シリーズ「ドイツのフェスト」では、厳選されたテキストや写真、歌などのプリントを使い、ドイツのいろいろなフェストについて学びます。 今回はのテーマはフィングステン(聖霊降臨祭)です。ドイツでは、毎年春のイースター(復活祭)の時期からフィングステンの時期まで、様々な習慣やしきたりにならい、春のお祭りムードが続きます。 このコースでは、フィングステンに関する語彙をはじめ、伝統や文化、習慣を学び、このお祭りをより深く知る事ができます。   コース詳細は以下の通りです。 コース日程:      2017年4月1日~2017年4月22日の土曜日(全4回) 授業時間:       14:15 - 17:30 (4時限/週) レベル:          A2.1 - B1.3 受講料:          19,000円 (8-20人) 受講地:          東京ドイツ文化センター横浜校(横浜市西区みなとみらい1-1-1パシフィコ横浜・横浜国際協力センター6階) 講師:            未定       ドイツ文学 ドイツ文学コースでは、ドイツ語圏で出版された最新の文学作品を取り扱います。コースの講師と、作品の内容について議論し、文体を解き明かしていきます。 同時に語彙力を高め、会話表現の訓練につながります。 今回は、美しく、そして多くの事を考えさせられる作品である、Michael Kumpfmüller 著 『Die Herrlichkeit des Lebens』を使用します。 このワイマール共和国時代の悲劇的な恋物語は、歴史的に、そして言語学的にもとても興味深い作品です。   コース詳細は以下の通りです。 コース日程:      2017年4月1日~2017年5月27日の土曜日(全8回) 授業時間:       14:15 - 16:45 (3時限/週) レベル:          B2.2 - C2.4 受講料:          28,000 円 (8-20人) 受講地:          東京ドイツ文化センター横浜校(横浜市西区みなとみらい1-1-1パシフィコ横浜・横浜国際協力センター6階)   皆さまからのお申込みをお待ちしております!   ※過去6ヶ月以内の継続受講生および学生の皆様は、3月11日までにお申込手続きをして頂くと、継続割引料金または学生割引料金が適用とされます。        

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  • 02 Mar
    • BerlinaleBlogger ‐ ひとつの出来事、12の視点

      世界三大映画祭に数えられるベルリン国際映画祭が、あれよあれよという間に終わってしまいました。お祭りや行事というのはいつでも、終わってしまえばあっという間だった様に感じるものですね。 ゲーテ・インスティトゥート東京では、他都市のゲーテ・インスティトゥートと共同で、BerlinaleBlogger というプロジェクトを実施しました。端的に言ってしまえばベルリン映画祭をレポートするブログに過ぎないのですが、この企画のミソは、国際色と個性の豊かなブロガー独自の視点、というところにあります。 例えば、日本の記事執筆を担当してくださった長田紫乃さんは、幼少期をオーストリアとドイツで過ごし、東京大学に通いながら文学座で演技を学んだ、女優で翻訳者。20代で独自の劇団 „I.N.S.N.KIKAKU“ を設立し、舞台作品の翻訳も手掛ける、と、自分の周りを見回してみても、なかなか似たような経歴の人は居ません。 もちろん人は誰でも一人ひとり、たった一つの人生を送ってきていますから、誰が執筆者となろうとそれぞれ面白いものになったと思います。ただ、短期間の映画祭開催中に毎日何本もの映画を観て、記者会見を聴いて、監督にインタビューをし、その日のうちに記事を書き上げる無理をお願いしましたので、文章力、コミュニケーション能力、行動力、体力と、色々な面で要求が多かったと思います。学問と演劇活動を両立された長田さんはやはり適任でした。 こうして出来上がったブログ記事は、またそれぞれに個性的な執筆者を抱える各国のBerlinaleBlogger とリンクします。お互いに自分の国のブログに載せたいと思った記事はその国の言語に翻訳され、追加されていきます。今後、日本のページにも海外の記事が追加されていく予定です。日本ページの中で、特にお勧めしたいのは監督インタビューです。 インタビューを受けてくださったSABU監督、石井裕也監督、吉田光希監督は、各国各社からの取材に忙しい合間を縫って、お時間を作ってくださいました。 長田さんの努力と監督方のご厚意と、翻訳作業を経て、出来上がっていったBerlinaleBlogger 、機関の性質上、どうも閲覧数がパッとしません。   折角ですから皆様もご拝読ください。 goethe.de/japan/berlinaleblogger             

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  • 28 Feb
    • 電子図書館サービス Onleihe

      こんにちは。 図書館スタッフのSです。   本日は、無料で本が借りられるサービスOnleiheについて紹介します。Onleiheは、ゲーテ・インスティトゥート東アジア地域図書館が提供する、誰でも無料で利用できる電子図書館サービスです。   最近、Onleiheにアクセスできる端末が増えました。   Onleiheは、これまでパソコンやアップルのスマホやタブレット端末からしか利用できませんでしたが、今回Android用のアプリが登場しました。遠方にお住まい方や、図書館に来る時間のない方も、スマホで簡単に読書を楽しむことができます。         利用方法は、iPhoneであればアップルストアから、 AndroidであればプレイストアからOnleiheのアプリをダウンロードします。次に、Onleiheの登録時に設定したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。アプリで利用する場合、最初に図書館を選択する画面が出てきます。そこで、Goethe-Institut (München)を選択します。パソコンで利用する場合は、そのような設定は必要ありません。   Onleiheの登録がまだお済でない方は、こちらから登録手続きが必要です。   Onleiheでは豊富なコンテンツを提供しています。書籍だけではなく、最新号の新聞や雑誌、音楽、オーディオブック、映画などもあります。新聞や雑誌は種類が豊富な上、バックナンバーまで見ることができるのでとても便利です。ドイツ語の書籍は、新刊が頻繁に追加されているので、2017年に出版された書籍も読むことができます。   映画は残念ながらタブレットとスマートフォンにはまだ対応していないので、映画を鑑賞したい場合はパソコンが必要となります。が、今後タブレットやスマートフォンにも対応してくるかもしれないので、期待....大です。   すごく便利なOnleihe、利用しないと損ですよ!   Onleiheの利用には登録が必要です。 こちらのページから登録手続きをお願いします。 後ほど、担当者から利用方法などを簡単に説明したものが送られます。   ご不明な点があれば、遠慮なくお問い合わせください。 図書館をご利用の方は、お気軽に我々図書館スタッフにお尋ねください。

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  • 27 Feb
    • 2017年4月-5月のドイツ語コース申込受付開始!

      みなさん、こんにちは 語学部職員のTです。 先々週に春一番が吹きましたが、それから寒くなったり暖かくなったりでなかなか春本番にはなりませんね。 語学部前の桜の木はまだまだ蕾のひとつも見当たりませんが、私は今からお花見が楽しみで仕方ないです!そしてお花見弁当も!   さて、東京ドイツ文化センター語学部では、本日より、2017年4月-5月コースの申込み受付を開始しました 桜咲く4月から、新たな気持ちでドイツ語を始めてみませんか?     【2017年4月-5月のドイツ語コースお申込み受付(東京・横浜共通)】 受付期間: 2017年2月27日(月)~2017年3月11日(土) ※横浜校で行われるコースのお申込みも東京語学部でのお受付です! ※過去6ヶ月以内の継続受講生および学生の皆様は、上記受付期間内にお申込みのお手続きをして頂くと、継続割引料金または学生割引料金を適用とさせて頂きます 2017年3月12日(日)とそれ以降にお申込み頂く場合には、両割引は適用外となってしまいますので、ご注意くださいね お申込方法: こちらのページの「申込」のタブの中でご確認頂けます レベルチェックテストについて: 新規お申込みの方および1年以上受講をお休みされた方はレベルチェックテストが必要となります(入門コースとA1.1レベルのコースへの申込み時は除く)。 こちらのページの「申込日程」のタブの中に記載のレベルチェックテスト受付時間内に、レベルチェックテスト実施会場(東京ドイツ文化センター語学部事務所:東京都港区赤坂7-5-56ドイツ文化会館3階 または 東京ドイツ文化センター横浜校:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1パシフィコ横浜・横浜国際協力センター6階)へ直接お越し頂き、レベルチェックテストをお受け下さい。予約は不要、レベルチェックテストの料金は2,000円です。 ※レベルチェック実施日により実施会場が異なります。横浜校での実施日は3月5日(日)のみでございますので、上記でご案内したリンク先ページをよくご確認のうえ、ご来館ください。 なお、一年以内に発行された、Goethe-Institutの資格試験の合格証または同じく一年以内に発行された、Goethe-Institutのドイツ語コースの受講証明書をお持ちの方はレベルチェックテストが免除となります。 今期は、2020年東京オリンピックに向けて社会の日常的なテーマを調べ、それらの情報をドイツ語で紹介するためのノウハウを身につけることができるコース「東京オリンピック2020に向けて -ドイツ語で日本を紹介しよう-」や、語彙力をのばすことを目的とした「語彙力をつけようB2」、ドイツのお祭りのひとつであるフィングステン(聖霊降臨祭)に関する伝統や習慣を学ぶ「ドイツのフェスト: フィングステン」、また、Michael Kumpfmüller著 "Die Herrlichkeit des Lebens" を読み解いていく「ドイツ文学」といったコースもご用意しています。 仕事でドイツ語を使う方や、将来、ドイツ企業への就職を目指している方へは「ドイツ語で仕事をしよう!」のコースがおすすめです!このコースでは、仕事をしていく上で日常的に遭遇する場面でのコミュニケーション方法を実践的に学び、商談やコンサルティングの方法、企業や商品のプレゼンの方法なども習得していきます!   みなさんからのお申込みをお待ちしています   東京ドイツ文化センター語学部

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  • 17 Feb
    • 横浜校でのドイツ語無料体験レッスン開催のお知らせ

      みなさん、こんにちは!  今年も既に2か月が経過しようとしていますが、みなさんは何か新しいことを始めましたか?   本日は東京ドイツ文化センター横浜校より、毎回ご好評をいただいています無料体験レッスンのご案内です。 この無料体験レッスンでは、初心者対象(A1.1レベル)の実際の講座を体験することができます。 ご自分のドイツ語レベルを早速知りたい方は、体験レッスン後にレベルチェックテストをお受け頂くことも可能です。 レベルチェックテスト料金は2000円です。 ドイツ語に初めて触れる方はもちろん大歓迎、そして大学の第二外国語の授業でドイツ語を学んだ方や、以前お仕事でドイツ語圏の国に住んだ経験のある方も、 久しぶりにドイツ語の懐かしい響きを聞きにいらっしゃいませんか? 4月に一周年を迎えます東京ドイツ文化センター横浜校は、4月・5月期も充実の講座内容でみなさんをお待ちしています。 また、受講生向けの楽しい交流イベントや勉強会も企画して参ります。 今期に限り一周年記念のお得な特典が付与された講座もありますので、どうぞお見逃しなく! 東京ドイツ文化センターは、世界のドイツ語話者 1億3000万人 とのコミュニケーション開始のスタートラインです。  みなさんも是非一度みなとみらいの小さなヨーロッパを体験しに来てくださいね! 参加費:      無料 日程:            2017年 3月 5 日 (日) 14:00 - 14:45  申込締切:     2017年 3月 1 日 (水) まで 場所:          東京ドイツ文化センター横浜校   ご参加には事前予約が必要です。 お申込みの際には、以下の内容を横浜校 yokohama@tokyo.goethe.orgまでお知らせ下さい。   (1) お名前(漢字とアルファベットの綴りの両方)  (2) 郵便番号・ご住所(ふりがな)  (3) 生年月日 (4) 出生地(都道府県名) (5) 電話番号 (6) 職業 (7) ご連絡先メールアドレスかFax番号 (8) 参加希望の日程  2017年 3月 5 日 (日) (9) ドイツ語予備知識の有無とレベル  (10)どちらでこの情報を知ったか(ブログの場合は「ブログ」)   予備知識は問いません。 お申し込みの際にどの程度のドイツ語の予備知識をお持ちかをお知らせください。 (例) 「予備知識なし。」「語学学校に1年間通っていた。」「自宅で文法中心の学習を3ヶ月間程度。」「大学の第二外国語で2年間履修していた。」など。 メールでのお申込みの際は、タイトルを「体験レッスン申込み」としてください。 みなさんのご参加を心よりお待ちしています!! 東京ドイツ文化センター横浜校 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜 横浜国際協力センター6F Tel.: 045-226-3801 E-Mail: yokohama@tokyo.goethe.org www.goethe.de/yokohama  

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  • 13 Feb
    • イベント告知 -コンピューターが言葉を理解するー

      こんにちは。 図書館スタッフのSです。   皆さんは"コンピューターが小説を書く日"がいつか来ると思いますか。   2016年第三回星新一文学賞で、なんとAIの書いた短編小説が1次審査を通過したそうです。 コンピューターが意思を持って文章を書くということは不可能ですが、人間が構成を与えプログラムを作ることで、コンピューターに小説を書かせるという試みが既に行われています。   ※星新一賞は2013年より始まった日経経済新聞社が主催する理系的な発想に基づいた、短編小説を対象とした公募文学賞で、人間以外(人工知能など)の応募作品も受け付けています。   いつか"共著者コンピューター"の小説が出版される日が訪れるかもしれません。コンピューターが加わることで、創造の世界にどのような影響をもたらすのか興味深いところです。   コンピューターが日常で我々が使う言葉を扱えるようにするには、機械でも理解できるような定義付けをする必要があります。そうして定義付けされた単語を用いて、文章を分析することをテキスト・マイニングと言います。     今やネットには、溢れるほどの情報が日々更新され増え続けています。全ての情報に目を通すことはもはや不可能です。では、膨大な情報からどのようにして知識となる有用な情報を見つけ出すことができるのでしょうか。   たとえば、ソーシャルメディアからトレンドを見つけ出したり、ツイッターから地域住民の困り事を効率的に抜き出したり、たくさんの商品レビューからネガティブなものだけを抽出して改善に役立てたり、新聞記事のような文章から自動で適切な見出しを作成したり、様々なシチュエーションで統計学的・言語学的分析が利用されています。   我々人間では目を通すことのできない量の情報にアクセスし、必要な情報だけを取り出すことができるのがコンピューターです。昔流行った"クイズミリオネア"のようなクイズ番組に言葉を理解するコンピューターが出場したら、一千万円獲得できるのでしょうか。   2月24日に図書館で行われる講演会では、いくつかの興味深い例とともにテキスト・マイニングとはどういったものなのか専門家が分かりやすく解説します。     日時 : 2月24日(金) 19時-21時 場所 : 東京ドイツ文化センター図書館 参加無料、ドイツ語と日本語 なるべく事前にお申し込みください。 kayo.machida@goethe.de   イベントの詳細はこちらをご覧ください。    

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  • 09 Feb
    • パーク・フィクション - 共同作業としての都市計画

      隣の空き地に高層ビルが建つべきか、公園ができるべきか、一緒になって決めることができるでしょうか。ドイツで最も困窮した人々の居住区のひとつであるハンブルグ・ザンクトパウリ地区の住民は、もう2度も、そのような決定を共に下してきました。 90年代、エルプ川沿岸の一角に住居兼オフィスビルがバイエルンの投資家によって建設されようとしたとき、市当局は住民の間に抵抗運動が起こるとは考えていませんでした。しかし市当局との10年に渡る交渉を経て、ついにこの抵抗運動は実を結びます。計画されていた建築物の代わりに、異なる島々からなる公園が作られることになったのです。犬を連れて散歩に行ったり、日光浴をしたり、ハンモックでくつろいだり、友達と会ったりするための場所。     そして2014年に(不細工と名高い)2棟の建築物が取り壊され、高級マンションが建設されようとしたとき、住民たちは再び立ち上がりました。そして再び、彼らはその意志を貫き、彼らのアイデアの全てを実現するに至ったのです。集められた提案は住民を第一に考え形作られ、最終的には建築コンペティションが開催されました。2016年に選出された、コンペティションの最優秀案は、「全ての人々が望む何かしら」の詰まった複合建築物となった:安価な賃貸物件、カフェ、小さな商店、ソーシャル・プロジェクト、庭園、テラス、屋上のスポーツ施設を備えています。 このような話を聞けば、誰でも一度は、理想的な町を思い描いてみたくなるのではないでしょうか。東京でそのような街づくりは可能でしょうか。このような問いを議論すべく、東京ドイツ文化センター、ゲーテ・インスティトゥートでは2月20日、ハンブルグの二つのプロジェクトを動かしたアーティストのマルギット・ツェンキとクリストフ・シェーファーが、日本の建築家、佐藤慎也教授とトークを繰り広げます。併せて、パーク・フィクションの成り立ちについて、東京で展示を見ることができます。アーツ千代田3331のメインギャラリーにて2月18日 (土) から3月5日 (日) まで開催される「ソーシャリー・エンゲイジド・アート: 社会を動かす新潮流」展では、パーク・フィクションも紹介されます。   ソーシャリー・エンゲイジド・アートとは何でしょうか。芸術とアクティビズムの境界。メンバーがその構成する枠組みに先立つグループによるプロジェクト、そしてそれが芸術に昇華すること。つまり、芸術が結果に縛られない発生の過程にあり、参加者との相互作用の中にあること。一言で表すことは難しいこの言葉、このような説明では、いまいち分からないという方は、ソーシャリー・エンゲイジド・アート展へ足を運んでみてください。

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  • 04 Feb
    • Ties - 結び目、結ぶという行為の表象

      写真にある縄の束は結縄文字キープです。キープというのは、文字のなかったインカ帝国で使われた記述方法で、主に数の記述・記録に使われていました。書き手・読み手になるには専門教育が必要だったそうで、物品やその数量以外に、単純な言語表現にも使われていたとも言われていますが、解読はされていません。結縄は、古代中国やギリシャを始め、五大陸の各地で使われており、その用途も納税から求婚まで幅広いものがあります。 近頃は何でもコンピューターが処理してくれますから、納税の記録も求婚の記憶も後世に物質としてその形跡を残すことはないでしょうが、例えばコンビニエンスストアの棚で靴下の横にひっそりと並んだ祝儀袋に掛かった水引が、何かの拍子で2017年の地層に埋まることもあるかもしれません。この何かを固定しているわけではない結び目、形や色、本数で使い分けがされる水引も、コミュニケーションの手段といえるでしょう。繰り返して欲しくない出来事に使う結びきり、よい出来事の重なりを願うあわじ返しなど、その文法を知らなければ間違った意思が伝わってしまいます。   結ぶという行為は、行為そのものにおいても我々人間に、象徴的な感覚を与えます。繋ぎ合わせるための媒体を必要とせず、二つのものがその形状を変化させることのみにおいて繋がる、ある程度の力を加えたところで、固く結ばれた感覚が結ぶ行為に跳ね返ってくる。少しずつ話しがずれ続けますが、方結びのようなドイツ人の握手に対して、日本人の握手は水引のようですよね。こちらも、相手との向き合い方、距離の置き方と、決して無縁ではないような気がします。 伝統的な習慣では、おみくじやはちまき、より日常的にはネクタイや靴紐など、人との関わりでは団結したり結婚したり、結ぶという行為は人生のあらゆる側面、日々のあらゆる場面に現れます。時間を区切り、意思を新たにし、主体も対象も損傷せずに繋ぎとめる行為。そしてそれが目に見える形、結び目という姿で立ち現れます。   2月7日、東イツ文化センターでは、TIES展のオープニングが19:00より開催されます。二名の新進アーティストが「結び目」をテーマに、過去と現在、人間と人間、権力と依存、イメージと世界など、様々なものの繋がりを考察・表現します。   ザブリーナ・ブリュックナーとアントニア・カッタンの、陶磁器による作品展示、ビデオ・インスタレーション、映像とパフォーマンスを通じて、結ぶという行為、結び目という表象に、繋がりに来て下さい。  

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  • 02 Feb
    • デジタル・ショック - 感情的でときに葛藤を生じさせる関係性

      「デジタル・ショック」は、文化や思想などをフランス政府公式機関として発信するアンスティチュ・フランセが、様々な展示やイベントを通して、テクノロジーもたらす未来・メディア・アートの新たな創造性を探求するフェスティバルです。 近年急速に発展する人工知能にフォーカスする今年のデジタル・ショックでは、「機械やロボットと人間の、感情的でときに葛藤を生じさせる関係性」がテーマとして掲げられています。 東京ドイツ文化センターも、デジタル・ショックの一環として、様々な展示やイベントを開催します。     2月20日 カテリーナ・バルビエリ 人工知能と音に対するパターン認識をテーマに、人間とテクノロジーの共鳴する音でアプローチする、ベルリンを拠点に活動するイタリア人作曲家。知覚的洞察を媒体するものとして、音の反復とパターンの並べ替えを多用する彼女の音楽は、時間と空間に幾何学的な模様を描きだします。     木場のEARTH+GALLERYで、20日20:00より、バルビエリのコンサートが開催されます。     2月21日~26日 (21日のパフォーマンスは19:00から) “TRIPODS ONE” ソニック・ロボット ドレスデン出身の音響芸術家モーリッツ=サイモン・ガイストが、2016年の作品 “Tripods One” を携えて来日、展示会初日の21日には演奏パフォーマンスを行います。オブジェの中の小さな音響機械とミニ・ロボットが音を作り、音楽が紡ぎ出される“Tripods One” は、今後数年間のうちに発表が予定されているインスタレーション3部作の第1 号作品です。       2月22日 キュレーターズ・ショック ラウンドテーブルとネットワーキング エレクトロ・ミュージックやデジタル・アートのイベント・オーガナイザー、キュレーターなどが集まるラウンド・テーブル。東西分裂と共に消滅したものの2013年より再開されたベルリン・アトナル・フェスティバルのキュレーターをはじめとして、国際的なフェスティバル関係者が一堂に会します。      2月21日、24日 デジタル・ヒューマニティーズ デジタル時代の情報学について、日独の専門家が講演・意見交換を行います。 膨大な情報を扱うデジタル資料は、どのように構造化されるべきなのでしょうか。21日、筑波大学にて開催されるコロキウムで、国内外の展開と議論を追い、24日に、東京ドイツ文化センターにて、更に掘り下げて講演会が行われます。対談の参加者及び司会進行は、筑波大学図書館情報メディア系の高久雅生氏と関洋平氏、ポツダム専門単科大学情報学部のハイケ・ノイロート氏。   「機械やロボットと人間の、感情的でときに葛藤を生じさせる関係性」について、目で見たり、音で聴いたり、学術的に考察したり、様々な方法で探求して見てください。いずれにしても楽しめる内容になっておりますので、皆様のご参加お待ちしております。  

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  • 30 Jan
    • 横浜校での無料ドイツ語勉強会開催のお知らせ

      皆さま、Guten Tag!   本日は、東京ドイツ文化センター横浜校より、勉強会(Lernkreis)のご案内です。       2017年第1回目勉強会のテーマは、「ドイツについて、そしてケルンの流行を発見してみましょう!」です。 今回の勉強会では、楽しくドイツの地理や都市の象徴となっているものについて知識を広げます。そしてさらに、ケルンのモード・シーンを詳しく見ながら、重要な単語を学び語彙を増やしていきましょう。   ところで、皆さま、ケルン(Köln)はご存知ですか? ドイツの都市と言えば、ベルリン、ハンブルグ、ミュンヘンですが、ケルンもそれに次ぐ大都市です。大聖堂やサッカーを連想する方もいらっしゃるかもしれませんね。 そして何と、よく耳にする eau de cologne (オーデコロン)。この「コロン」は「ケルン」の英語読みで、これは Kölnisch Wasser (ケルンの水)というドイツの香水からきています。オーデコロンはケルンが発祥の地なのです!   他にも色々、実際にドイツ語の授業が行われている横浜校の最新の設備を用いて、ドイツの魅力をご紹介します。ドイツがより身近に感じられるようになることでしょう。 是非ご参加ください。   日時:2月5日(日)10:00–12:00 場所:東京ドイツ文化センター横浜校 参加無料  レベル:A2以上推奨   2月4日(土)までに以下のメールアドレスにお申し込みください: yokohama@tokyo.goethe.org     東京ドイツ文化センター横浜校 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜 横浜国際協力センター6F Tel.: 045-226-3801 E-Mail: yokohama@tokyo.goethe.org URL:  www.goethe.de/yokohama    

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  • 25 Jan
    • カール・ラガーフェルド - 切り取られた時間、立ち止まらない人生

      ファッションウィークの迫るパリで、火曜日にシャネルのオートクチュールが発表されました。アルベルト・ジャコメッティの「スプーン型の女」にインスピレーションを受けたという、卵形に裁断されたスカートなど、これまでよりラインも色使いも少し柔らかい感じがします。 ファッションデザイナーとして世界的に有名なカール・ラガーフェルド、その才能は多岐に及ぶもので、デザイン画はもちろんのこと、写真や映像、出版の分野においても、積極的に取り組んでいます。 10代でパリに移住したラガーフェルドは、高校修了後ファッション関係のイラストレーターとして働き、20歳そこそこで国際羊毛事務局主催デザインコンテストのコート部門で優勝しています。 シャネルのデザイナーとして最も有名ですが、クロエやフェンディ、独自ブランドでの活動も世界的によく知られています。彼のデザインする洋服は、ラインがすっきりとしており、エレガントでありながら着やすさも重視しているということです。奇抜な色の組み合わせや模様を好まず、白と黒を多用します。男性用のデザインも女性用のコレクションも、肩や腰の括れが強調されていて、どこか中性的です。直線的でありながらエレガントという、このような洋服の特徴は、彼のプロデュースする香水に至って、共通して挙げることができます。     ファッションの世界では、ほとんど知らない人が居ないと思われるラガーフェルドですが、写真家としてもラッキーストライク・デザイナー・アワードやドイツ写真協会文化賞を受賞しています。 彼が写真の分野で、より積極的に活動するようになるのは、ファッションデザイナーとして既に成功を収めていた1987年のことです。ファッションのイラストレーターとしてモード界でのキャリアを歩み始めたラガーフェルドは「紙が世界で一番好き。紙は、ドローイングが始まり、写真が焼きつく場所」としています。「筆や鉛筆でしてきたように自分のビジョンを匿名の機械を通して表現したいと考えていた」ため、シャネルの広告用写真を手がけたラガーフェルド、それが今や写真は彼にとって「人生の一部となった。」と話します。作り出したデザインを伝える手段であった写真ですが、「カメラの目を通して世界を、ファッションを見ている。自分の仕事を冷めた批判的な目で見直すことができるようになった。」というように、デザインするという作業に影響を与える程、重要なものになっています。  スター写真家デビッド・ラシャペルには、目新しくもないセミプロの写真と酷評されていますが、装飾的過ぎないながらも、洗練された規範的美をストイックに追求する独特の美的感覚、世界観はその写真にも一貫しています。シャネルやフェンディのモード写真、繰り返し長年使ってきたモデルを被写体にしたものをはじめ、オペル社の広告まで、色々なテーマを扱うものの、どのシリーズも肉感的でありながら静的、究極にエレガントなのは、彼が追求する美的なものへの直感、「直感と第一印象による被写体への愛情」が映し出されるからでしょう。「写真が好きなのは永遠に失われ取り戻すことのできない瞬間を捉えることができるから」というように、エネルギッシュでありながら捉えられた刹那、静止した時間を感じさせます。そのような特徴が顕著に現れているのは2013年の „Moderne Mythologie“ でしょう。神話を表現したこのシリーズは、生身の人間を描きながら陰影に時間の静止が強調されたオランダ絵画のようです。 しかしラガーフェルド自身は、その写真のスタイルに関し「無いといえば無いし、少しある。人生でも、ファッションでも、写真でも、一つの所に留まってはいけない。」と答えています。80歳近い(あるいは80代の)のラガーフェルトが一線で活躍し続ける理由も、常に進み続けるこの姿勢にあるのかもしれません。   2月26日までシャネル銀座にて、カール・ラガーフェルドの写真展が開かれています。プリント・展示方法にまでラガーフェルドのこだわりが込められています。 http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2017/versailles/

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  • 12 Jan
    • Around the World - ラ・ブラス・バンダ ワールドツアー

      ラ・ブラス・バンダは、トランペットとメインボーカルを担当するシュテファン・デットルとチューバ担当のアンドレアス・マルティン・ホフマイヤーによって2007年に結成されたバンドです。2007年というと、ドイツでもリアーナやネリー・ファータードが流行していた年です。男だらけの吹奏楽器バンドが、デビューと同時に若者の心を掴んだわけではありませんでした。彼らの名が広く知られるようになるのは2008年、UEFA欧州選手権においてです。彼らは、故郷バイエルンから欧州選手権開催地のオーストリアまで1953年製造のオールドタイマー・トラクターと古ぼけた原付で移動、その道中、パブリック・ビューイングを見つけてはサッカーファンに向けてゲリラ・コンサートを行いました。その旅の一場面(※ドイツ語学習者は焦らないでください。彼らはなかなかコテコテの方言を話します。) ヨーロッパには、1956年から毎年放送されているユーロビジョン・ソング・コンテストという長寿番組があります。欧州放送連合が主宰しているもので、参加国は自国の一押しアーティストを代表としてコンテストに出場させ、視聴者投票などを通じて、ヨーロッパ最高のポップ・ミュージックを選ぶというものです。各国の代表は生中継で演奏を披露し、それぞれの国は自国以外の国に投票する権利を持っています。国の代表を選出するために、それぞれの国でまたコンテスト番組が組まれていますが、ラ・ブラス・バンダは、この2013年度の国内代表選出コンテストに出場しました。一般ラジオ聴衆からの投票ではラ・ブラス・バンダが最も高い得点を得たにもかかわらず、審査員投票で二番人気のグループが選ばれ落選、この審査団に2番人気グループと同じレーベルと仕事をするメンバーが3人も居たことが疑惑を生み、話題を集めました。しかし、視聴率11%の全国番組で、ラ・ブラス・バンダの名がより広い地域、世代に知られるようになったことは間違いないでしょう。ラ・ブラス・バンダの使う楽器は100ユーロ以下、100年以上のものに限っているそうです。 日本のポップスは、海外の影響を受けながらも、一定の独自性を保っていますが、ドイツのポップミュージックには、ドイツらしさを全く感じさせないものが少なくありません。文化的な背景もありますが、歌い手も聴き手も英語の上手なドイツ人は、歌詞にドイツ語を使わないことも多く、2013年度のユーロビジョン・ソング・コンテストでは、参加タイトル12曲中、歌詞がドイツ語だったのはたったの3曲でした。その上、ラ・ブラス・バンダはバイエルンの方言を使っています。この面に限っても、その独自性は明らかですが、音楽性、ステージ・パフォーマンスに関しても、似通ったアメリカポップスの二番煎じばかりの参加者とは一線を画すものがあります。「バイエルンのチョチェク」「ポルカとスカとレゲエ」「バルカン・ファンク・ブラス」「パンク・フォークソング」「アルプス地方のジャズ・テクノ」様々な表現で雑誌ライターはラ・ブラス・バンダを表現しようとします。共通して言えることは、彼らがジャンルを超えた音楽を作っているということ、その網羅する様々なジャンルは地域や年代に縛られていないということです。そのちぐはぐな要素を融合させてしまう自由さは、彼らの外見にも表れています。民族衣装である鹿皮の半ズボン、レーダーホーゼを裸足で穿きますが、上は白シャツ青ネクタイの呪縛から自由に、Tシャツなどを思い思いに合わせ、ステージ衣装としています。レーダーホーゼもアルプス民謡も、若者の間では「ダサい」ものですが、あまりに自然に(吹)きこなしてしまうので、不思議と「アリ」になっています。バラバラの要素を繋ぎ合わせているのは、ただ、よりよい音楽を観客と楽しむというスタンスに尽きるでしょう。コンテストでメインストリームに迎合することなく、一般リスナーの支持を得たことが、それを証明しています。 ライブ映像 バルカン・ビーツやスカなどは、日本でも知られていますが、アルプス民謡はあまり想像がつかないかもしれません。ご存知の通りアルプスはヨーロッパ中央部を東西に横切る山脈です。バイエルン地方はドイツの他地域と同じぐらいチェコやオーストリアに隣接しており、ベルリンもボンも、ミュンヘンからはオーストリアやスイス、チェコよりもずっと離れた場所にあります。文化や言語においても、北部ドイツよりもオーストリアがより近いのです。これら地域の言語がバイエルン・オーストリア語に分類されるように、国境を跨って分布する高地ドイツ語圏の伝統音楽のジャンルは、アルプス地方民謡と呼ばれます。アルプス地方民謡は、メロディーの繰り返しとシンプルな和声、長音階の多用をその特徴としています。古くから伝承されてきた民謡に加え、それらをベースとした歌謡曲も発展してきました。しかし、この民謡歌謡のファン年齢層は高く、過去50年ほどは若者の音楽シーンから遠ざかっていました。英語圏のものをはじめとした海外のポップミュージックが、若者の人気を集めてきたからです。アメリカ音楽がこれほどのパワーを持つようになったことに、歴史的背景がどこまで関係しているかは分かりませんが、ドイツの若者の間では、ドイツ的なものに対する躊躇が多少の影響を及ぼしていると感じられます。歴史と真摯に向き合ってきたドイツ人は、ドイツ人というアイデンティティを前面に出すことを嫌う傾向にあります。歴史に関してのみならず地理的にも、島国の日本とは、国籍のアイデンティティの形成のされ方が異なります。バイエルンが北部ドイツよりオーストリアに共通点が多いことは上に述べましたが、陸続きのヨーロッパ大陸では、国内別地域との差異が他国との差異を上回る場合が多々あります。あなたは自分がドイツ人であると感じるかという質問をすると、むしろヨーロッパ人である、という答えがしばしば返ってきます。音楽や料理など伝統という枠組みに限らず、例えばモラルなど、価値観、思想的伝統という側面において、ドイツよりも、それらを包括するヨーロッパという枠組みに帰属するほうがよいのです。ドイツという枠組みで捉えた時に、先の大戦との繋がりがあまりに強いので、多くのドイツ人は、戦争責任のコンテクストにおいてのみドイツ人というアイデンティティを自認します。ヨーロッパという枠組み以外に自己を結びつける場として、州を挙げることができるでしょう。これは、日本に関してもいえることかもしれませんが、地元に対する結びつき、出身地を誇りに思う度合いは地方により異なります。そして、多くの場合、中央から離れた場所で、郷土愛は発達します。枠組みが固有性を持つものであればある程、それは枠組みとして際立つからです。バイエルンはドイツの中でも、地方色が濃い州です。20世紀前半まで独立した王国であったのですから無理もありません。ドイツ人がバイエルン人に抱くステレオタイプは外国人がドイツに対して抱くステレオタイプに似ています。つまり、バイエルン地方は宗教・文化・地形・気候・言語など、あらゆる面において、より保守的に伝統を守ってきたといえるでしょう。他に、サッカーチームや郷土料理のメジャー度、標準語に対する方言の強さなども、郷土愛を左右する要素といえますが、これらもバイエルンのバイエルン色を強くするものに他ありません。郷土的要素をふんだんに使いながらも排他性を感じさせないのは、ひとつの枠組みにとらわれず、様々な外の要素を取り入れているからでしょう。観客を限定しないその態度は国境どころか種の壁をも越えていきます。2014年にリリースされたライブ・アルバムは、牛舎でレコーディングされました。「ライブで観客の“押し”のエネルギーを感じると、即座に感染し、それをまた私たちのエネルギーで跳ね返してしまう。今回のアコースティック・バージョンでは煽ってこない観客が必要だった。それで牛を観客にしたというわけです。」観客(牛)の反応次第では続けられないかもしれないと思ったと言いますが、観客は興奮するどころか、とてもリラックスした様子です。牛舎でのライブアルバム録音 ラ・ブラス・バンダのコンサートは1月17日(火)19時からクイーンズスクエア横浜にて。入場無料です。     

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  • 02 Jan
    • フォルクスビューネ - 劇場総監督交代にまつわるイザコザ

      ベルリンに行ったことのある方は、建物やロゴに見覚えがあるかもしれません。ローザ・ルクセンブルグ広場の劇場、フォルクスビューネは今年、大きな転換を迎えることになりそうです。     フォルクスビューネは19世紀からある伝統ある劇場で、労働者階級も含めた幅広い民衆が芸術や文化に触れる機会を持てるように創設されました。劇場正面の6本の柱の上部に書かれていた „Die Kunst dem Volke“ 、「芸術は民衆のために」の言葉がその精神を示しています。 開設当時から批判精神の強い作品を公演しており、フォルクスビューネの歴史を辿れば、19世紀以降のドイツ演劇史や社会の様相も振り返ることができます。世界大戦で崩壊した建物は修復され、東西ドイツ分断時代は東ベルリンで自由ドイツ労働組合同盟の下、運営されていました。壁の崩壊後は、 税金で多額の予算が組まれ(近年は約20億円)、公共劇場でありながら 今日まで政治的なメッセージ発信しています。   東西統一期は、芸術の分野も統一に伴う建て直しの時期と言うことができるでしょう。演劇も東西のドイツでそれぞれに発達していましたから、それらの融合と新しいものが生まれるというダイナミズムがありました。分断期、東ドイツでは社会主義リアリズムが発展しましたが、党の管理下にあったとはいえ、演劇は理想と現実のギャップを浮かび上がらせるものでもありました。また89年10月4日のデモでも演劇人が大きな役割を果たしています。西ドイツでは 記録演劇、言語実験や身体表現の場としての演劇、ドラマの枠組みを壊すものなど、東ドイツとは別の文化が築かれて行きました。 東西では向き合う歴史の形も違えば、統合に伴うアイデンティティの問題も異なります。特に東ドイツは体制や価値観に関し大きな転換を迫られました。東ドイツ人としてのアイデンティティや過去の総括、グローバリゼーションといった問題は、皮肉り、様式化されることで、芸術として昇華し、西の問題にも共通する普遍的なものに高められてきました。こうして芸術的にも、社会文化的にも類のない統一ドイツの演劇史が形成されて行きます。   この 東西統一後の時期、フォルクスビューネの劇場総監督を務めているのが演出家のフランク・カストルフです。カストルフのフォルクスビューネは社会問題の描写や解決策の提起ではなく、 問題が解決していないことを浮き彫りにするという手法を取ってきました。     カストルフの作品はブレヒトやドストエフスキーをはじめ、様々な原作を使うことが多いのですが、その演出は原作を壊す実験的なもので、 カルト的な支持層を持っています。演劇の一回性にこだわり、作中人物が生身の役者を通じて生々しく伝えられることを重視、役者が身体的に極限まで人物を演じきることで、人物が真に現れると言います。人間同士というレベルで感じ合える作用を通じて作品のテーマを伝えるのです。   演出家としても重要な功績を挙げながら、25年間劇場総監督を務めたカストルフが今年退任します。1951年生まれのカストルフは65歳ですから、退任自体は問題ではないのですが、後任の人選が論議を巻き起こしています。 2017年夏からの総監督として選出されたのは ベルギー人のキュレーター、クリス・デーコンです。デーコンは特に、テート・ギャラリーの館長として成功を収めた人物です。フォルクスビューネは地方自治体であるベルリン市が運営する公共劇場ですから、総監督の決定権もベルリン市にあります。デーコンの多言語での作品、ダンス・演劇・美術と多岐にわたるジャンル、外部作品の公演といったコンセプトに対し、劇団員やファンたちが反発、ベルリン市への公開書簡で契約の白紙撤回を求めています。     反対者は、 フォルクスビューネが、ただのイベント会場になってしまうと危惧しています。イベント会場ならばベルリンに充分にあるが、フォルクスビューネのような演劇の伝統を築きあげてきた歴史と土台はまたとないからです。カストルフをはじめとする4名の演出家、また特定の演出家と信頼関係の中、長く仕事をしてきた役者たちが、作品、芸術史を作り上げていくスタイル、劇場のレパートリーとして繰り返し作品を上演するというスタイルが壊れてしまうからです。 デーコンの計画するように、より多くの外からの作品を公演する場としてフォルクスビューネが使われるようになれば、芸術を作り上げる場ではなく、芸術が商品として販売される場になってしまう、というのです。   様々な批判を、またある時は反対者のかけたビールを浴びながら、具体的なコンセプトの詳細を語ってこなかったデーコンですが、昨年末にやっと、プログラムチーフのマリエッタ・ピーケンブロックと共に、インタビューに答えています。 演劇にこだわらず様々なジャンルを取り入れるのは、表現形態が混在していく時代の流れとして当然の成り行きであり、芸術家がジャンルを超えて刺激し合い、新たな芸術を生み出す場にフォルクスビューネがなれば、というのが彼らの考えです。 ベルリンには既に多くの才能ある芸術家が移住してきているものの、活動の足場がない。彼らが帰属できる場所があれば、ベルリンに留まるし、また新しい芸術家を呼び寄せることにもなるだろう。カストルフのフォルクスビューネに行けば期待どおりのものを得ることができた、しかし今、未知のものへ挑戦しそれと向き合うことができるだけの多様性への寛容さが求められている、とピーケンブロックは話します。凝り固まった認識を解くような未知のものと出会う場所としてのフォルクスビューネというコンセプトです。   双方の言い分はそれぞれに理に適っています。そのどちらがより良い選択かということは、ベルリンのアート・シーン、ひいてはベルリンにどうあって欲しいか、という嗜好に関する問題です。芸術家肌のカストルフと、グローバルに活躍する洒落たデーコンは対照的で、まるで近年のベルリンの変化を体現しているようです。粗野で無骨ながら才能とエネルギーを内に秘めていたベルリンは、過去十数年で、より洗練された街にその姿を変えてきました。昔から国際的なベルリンですから、国際化や多様化自体が問題となることはありません。外資や外国ブランドが街並みを変えていく時の喪失感は、日本 も含め、グローバル化世界に生きる誰もが覚えあることです。そこに築かれてきたものが、すでに出来上がっているものにすげ替えられた時、街並みの輝きは表面的です。これも、フォルクスビューネの多言語化、外部作品上映の問題とすっと重なり合います。   外から眺めていると、度を越しているようにも見える反デルコンの動きは、既に契約の済んだデーコンの変更よりも、ベルリンの近年の発展そのものに対する嫌悪感の表明なのかもしれません。芸術市場のグローバリゼーションへの警鐘としての反対表明、それに対して反応の控えめな新しいチームの姿勢は、論争を盛り上がらせることでより広い関心を引き起こすマーケティングにも思えてきます。この騒動も、こうして眺めてみれば、フォルクスビューネ =「民衆の舞台」を観劇するようです。   常に何かを壊すことで新時代を築いてきたドイツ演劇。デーコンとピーケンブロックは新しい時代を作りうるのでしょうか。  

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  • 21 Dec
    • 建築xアート - 誰による誰のための空間か

        人は家に住み、家賃を払う。収入の50%を家賃に充てる人も居ます。浴室、キッチン、リビングなどの四角く区切られた空間。蛇口をひねれば、飲むことのできる水が流れ出す。敷居をまたいで、扉を閉めれば、ウチというプライベートな時間が流れています。また扉を開ければ、ウチにソトが現れます。 公的空間と私的空間。あらゆる行為は、それを行うための場所を持っています。仕事をするための場所、食事をするための場所、スポーツをする場所、散歩をする場所、車を走らせる場所、死を迎える場所、歌を歌うための場所。ある場所で人は話さなければならないかもしれないし、笑ったり、お金を払ったりするかもしれません。またある場所では、そのような行為は控えるべきかもしれません。人が自分自身に個人としての価値を見出す空間もあれば、そうでない場所もあります。明るくあるべき空間もあれば、暗くあるべき空間もあります。そこに居るべき場所、利用すべき空間もあれば、居るべきではない場所というものもあります。もう誰も訪れなくなった忘れられた場所、時間の擦り切れた、さびついた場所もあります。 そのような場所は、あるかもしれないのと同じぐらい、ないかもしれません。空間に意味を与えたがるのは我々に過ぎないからです。   ラウムラボア・ベルリンという建築家集団は、建築、まちづくり、芸術、街への介入の境界で(つまり、我々の意味付けや価値付与とは一線を画して)、活動しています。異なるシステム、期間、イデオロギーの狭間にすり潰され行き詰った都市空間は、彼らにとって可能性を秘めた実験場です。 怠慢でありながらクリエイティブ、ポリティカルでありながら人の役に立つ人間になるためにはどうすればよいのか、と問いかける彼らの作品。一例を挙げると「シャビー・シャビー・アパートメント」と名付けられたプロジェクトでは、(高騰した家賃で名高い)ミュンヘンの住民たちと共に、ホテルのように宿泊できる施設を、あらゆる公共の空間に設置しました。       全く使い物にならなくなった場所、サン=ナゼールの旧潜水艦基地での展示では、空閑地となっている工業用地をいかにして公共の空間となしうるかについて考えさせられます。     なんとも独創的ですよね。  

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  • 19 Dec
    • 2017年2月-3月コース申込み受付開始!

      みなさん、こんにちは!すでにお正月休みが待ち遠しくてたまらない語学部職員のTです2016年も残すところあと10日!みなさん、大掃除は終わりましたか? さて、東京ドイツ文化センター語学部では、本日より、2017年2月-3月コースの申込み受付を開始しました  【2017年2月-3月のドイツ語コースお申込み受付(東京・横浜共通)】受付期間: 2016年12月19日(月)~2017年1月14日(土)※2016年12月23日(金・祝)~2017年1月5日(木)と、1月9日(月・祝)は休業です※横浜校で行われるコースのお申込みも東京語学部でのお受付です!※過去6ヶ月以内の継続受講生および学生の皆様は、上記受付期間内にお申込みのお手続きをして頂くと、継続割引料金または学生割引料金を適用とさせて頂きます2017年1月15日(日)とそれ以降にお申込み頂く場合には、両割引は適用外となってしまいますので、ご注意くださいねお申込方法:こちらのページの「申込」のタブの中でご確認頂けますレベルチェックテストについて:新規お申込みの方および1年以上受講をお休みされた方はレベルチェックテストが必要となります(入門コースとA1.1レベルのコースへの申込み時は除く)。こちらのページの「申込日程」のタブの中に記載のレベルチェックテスト受付時間内に、東京ドイツ文化センター語学部事務所(東京都港区赤坂7-5-56ドイツ文化会館3階)へ直接お越し頂き、レベルチェックテストをお受け下さい。予約は不要です。※横浜校では申込期間中のレベルチェックテストおよびお申込みのお手続きは承っておりません。予めご了承ください。一年以内に発行された、Goethe-Institutの資格試験の合格証または同じく一年以内に発行された、Goethe-Institutのドイツ語コースの受講証明書をお持ちの方はレベルチェックテストが免除となります。なお、レベルチェックテストの料金は2,000円です(当日、前払いにて現金でお支払い頂きます)。今期は、ドイツ語圏の音楽大学への留学をお考えのかた向けに、学理の専門用語を習得したり、ドイツ語での音楽のレッスンをうけられるようにするための「音楽留学準備コース」や、ドイツのカーニヴァルやイースターの伝統や習慣を学ぶ事のできる「ドイツのフェスト: カーニバル」、「ドイツのフェスト: イースター」といったコースもご用意しています仕事でドイツ語を使う方や、将来、ドイツ企業への就職を目指している方へは「ドイツ語で仕事をしよう!」のコースがおすすめです!このコースでは、仕事をしていく上で日常的に遭遇する場面でのコミュニケーション方法を実践的に学び、商談やコンサルティングの方法、企業や商品のプレゼンの方法なども習得していきます! みなさんからのお申込みをお待ちしています 東京ドイツ文化センター語学部 

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  • 14 Dec
    • 横浜校でのドイツ語無料体験レッスン開催のお知らせ

      みなさん、こんにちは!外は寒くても、一年で一番心温まるイベント盛りだくさんの12月ですね!今年もあと数週間で暮れようとしていますが、みなさんにはどのような一年でしたか? 年明けとともに何か新しいことにチャレンジしたい方に、東京ドイツ文化センタ-横浜校が早速体験レッスンをご用意します!  東京ドイツ文化センタ-は、ドイツ政府直轄の安心してドイツ語が学べる機関です。公的機関発行の検定試験は信頼と説得力に優れ、将来必ずみなさんのお役に立つことでしょう。ドイツ語を学ぶことで、国際政治舞台で辣腕をふるうメルケル首相と、ドイツをワールドカップ優勝へ導いたサッカ-代表チ-ムのノイアー選手ともいつかドイツ語で挨拶ができるかもしれません! みなさんも未来都市みなとみらいで、将来への投資を年明けとともに始めませんか?先ずは無料体験レッスンで気軽に学校の雰囲気を試してはいかがでしょう。みなさんのご参加を心よりお待ちしています。  参加費:  無料日程:      2017 年 1 月 15 日 (日) 14:00 - 14:45  申込締切: 2017 年 1 月 11 日 (水) まで ご参加には事前予約が必要です。お申込みの際には、以下の内容を横浜校 yokohama@tokyo.goethe.org までお知らせ下さい。 (1) お名前(漢字とアルファベットの綴りの両方) (2) 郵便番号・ご住所(ふりがな) (3) 生年月日 (4) 出生地(都道府県名)(5) 電話番号 (6) 職業 (7) ご連絡先メールアドレスかFax番号 (8) 参加希望の日程 2017 年 1 月 15 日 (日) (9) ドイツ語予備知識の有無とレベル (10)どちらでこの情報を知ったか(ブログの場合は「ブログ」) メールでのお申込みの際は、タイトルを「体験レッスン申込み」としてください。ご参加、お待ちしています!!東京ドイツ文化センター横浜校〒220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1パシフィコ横浜 横浜国際協力センター6FTel.: 045-226-3801E-Mail: yokohama@tokyo.goethe.orgwww.goethe.de/tokyo 

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  • 13 Dec
    • 欧州映画賞を席巻したドイツ発コメディ

      ヨーロッパ版オスカーとして知られるヨーロッパ映画賞。“Toni Erdmann“(トニ・エルトマン)というドイツ映画が最優秀作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞を総なめにしました。ドイツ映画がヨーロッパ映画賞を受賞するのは、2006年の“Das Leben der Anderen“(善き人のためのソナタ)以来、実に10年ぶりのことです。監督・脚本・製作を務めたのはマーレン・アーデ(Maren Ade)。昨日40歳を迎えたばかりの彼女にとって、今回の受賞作は監督としては3本目の長編映画ですが、過去の2作品 “Der Wald vor lauter Bäumen“(2003年、日本未公開)及び  “Alle anderen“(2009年、恋愛社会学のススメ)はいずれも、ベルリン国際映画祭や、サンダンス映画祭など、様々な国際映画祭で高い評価を受けています。"Toni Erdmann"はカンヌ国際映画祭でもコンペティション作品にノミネートされ、批評家からは大変支持されていましたが、パルム・ドールの受賞には至りませんでした。ヨーロッパ映画賞は1988年に始まった比較的新しい映画祭で、名前の通りヨーロッパ映画を対象とします。今年は欧州連合によって2016年の欧州文化都市に指定されたポーランド西部の町、ヴロツワフで開催されました。映画賞を主催しているヨーロピアン・フィルム・アカデミーは、映画作家たちによって設立されたアカデミーで、日本でも知られるイングマール・ベルイマンやヴィム・ヴェンダースなどが会長の座に就いてきました。オスカー像で知られるアメリカのアカデミー賞に対し、ヨーロッパ映画賞の像はEUの星を身にまとった女性です。このアメリカと対照的な辺りもヨーロッパらしくて粋ですね。とはいえ、実は今回が、映画賞が始まって以来初の女性監督による受賞となりました。"Toni Erdmann"は父親と娘の関係を書いたコメディで、コメディには珍しい162分という長編です。コメディというと、日本ではただ笑いを追及した作品をイメージするかもしれません。日本の現代のドラマは、しっとりと病気や不幸の重なるメロドラマと、どたばたと騒がしいコメディの区別が比較的はっきりしていますが、ドイツでは Tragikomödie(悲喜劇)は映画ジャンルとして、とても主流なものです。滑稽さも、哀しさも、出来事を描けばそれまでですが、その中に居る人間を描けば、それらの一見相反する感情は互いに重なり合うものだからです。アーデ監督は、まさに人間を描き尽くす作家で、どんなに可笑しくても笑いだけに留まらない深みを持っています。162分を何とか短く詰めようと、自ら編集室に入ったアーデ監督は「主人公の父娘と共に歩むこと、その歩み一歩一歩についていけることがどれほど大切か気づいた」と言います。時に40回も撮り直しをするという演出方法と、実力派舞台俳優たち ― 彼らそれぞれが自らの経験や人間性をもって見つめ、才能と技術を駆使して表現した作中人物に、私たちが引き込まれてしまうのは当然です。162分間の笑いがもたらす涙目が、どこか哀愁を帯びているならば、それもまた、私たち観客の人間性を現しているのではないでしょうか。 追記:今日、"Toni  Erdmann"がゴールデングローブ賞外国語映画部門にノミネートされました。授賞式は1月8日です。 

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  • 09 Dec
    • 横浜校でのクリスマス会と映画上映会のお知らせ

      みなさん、こんにちは!語学部職員のTです。先週土曜日に開催させて頂いた、東京ドイツ文化センター語学部主催のクリスマスパーティーへご来場頂いた皆さま、本当にありがとうございました! 世間ではこれからがいよいよクリスマスシーズン街中はどこもクリスマス一色ですね さて、本日は、横浜校でのクリスマス会と映画上映会のお知らせです。  今年1年の良き締めくくりとして、東京ドイツ文化センター横浜校ではドイツ映画の上映会とクリスマス会を開催いたします!ドイツの伝統的なクリスマス菓子のシュトレンやフラムクーヘン、暖かいお飲み物をご用意いたしました。映画はテレーザ・フォン・エルツ監督による「クリスマスの伝説 ー4人の若き王たち」を上映します。 横浜校の生徒の皆様はもちろん、ご興味をお持ちの方すべてがご参加いただけます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。 詳細については以下のURLからもご確認いただけます。https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/tok/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=20880726 日時:2016年12月18日(日) 14:00-16:30場所:東京ドイツ文化センター横浜校参加無料 (定員制)  参加ご希望の方は、12月15日(木)までに以下のメールアドレスにお申し込みください:yokohama@tokyo.goethe.org お問い合わせ: 東京ドイツ文化センター横浜校 TEL 045-226-3801 2016年12月の事務時間および電話受付時間: 火曜日 10:00-13:00 / 14:00-19:00水曜日 10:00-13:00 / 14:00-19:00土曜日 13:00-16:00日曜日 10:00-12:00 / 13:00-16:00※月曜日・木曜日・金曜日と祝日は休業です みなさんからのお申込みをお待ちしております!  東京ドイツ文化センター横浜校

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ゲーテの図書館
ゲーテの図書館誰でも無料で利用できます。
図書の貸し出し期間は4週間、DVDなどの貸し出し期間は2週間です。
場所はドイツ文化センターの2階です。

開館時間:
月―金: 10:00-19:00
土・日: 11:00-17:00

オンラインライブラリーは原則的に年中無休で、無料です。1日24時間いつでもクリックするだけでコンテンツの貸出が可能です。


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