アカデミー賞の候補映画、今回は'Her 彼女'。
最優秀映画、最優秀オリジナル脚本にスパイク•ジョウンズ、オリジナル•スコア、オリジナル•ソング、制作デザインにWill Butler とOwen Pallett がノミネイトされている。
ゴウルデン•グロウブ賞の劇場映画部門では、最優秀オリジナル脚本にスパイク•ジョウンズが受賞、ワーキン•フィーニックス が主演男優賞にノミネイトされた。
スパイク•ジョウンズが監督／脚本、１９９９年に「Being John Malkovich」を作った人。
監督：スパイク•ジョウンズ
脚本：スパイク•ジョウン
撮影：ホイテ•ヴァン•ホイテマ
主なキャスト: ワーキン•フィーニックス、エイミｲ•アダムス、スカーレット•ヨハンセン（声） 他。
近未来の話、離婚したセオドア（ワーキン•フィーニックス）がコンピューターに新しいOS1を搭載する。世界初の頭脳を持ったコンピューター•システムで、持ち主が性別を決められる。サマンサと名付けられたそのコンピューターは、見る間にセオドアの好き嫌いや行動を把握し、セオドアは朝から晩迄コンピューターが、友人で恋人で妻になっていく。
隣人のエイミｲは夫と別れ、同じ様にコンピューターが女性の親友のようになっていく。
ある時、メインテナンスで一時的に連絡が取れなくなった時に、改めてサマンサはコンピューターで何千人ものユーザーの友人で恋人で妻であった事に気付く。
現在の私達がコンピューターやiPhoneを生活の基盤にしている怖さや滑稽さをあぶりだした中々の秀作。
（写真は映画のIMDbのサイトから。）
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