年明けはいつも通り、神社でのお務め(雅楽奉奠)でありました。
そして…
思いがけないものが手元に。

笙

新品おNEWの笙!!!
嬉しい~(≧▽≦)

生まれて初めての雅楽器・篳篥を手にして、はや7年…
実は、昨秋より少しずつ笙の勉強も始めていて。
それまで年代物の古い古い管で細々と練習していたのだけど、
可哀想に思った氏子さん方が経費で新しいものを購入→貸与して下さったのです♪

冗談で「お年玉だよ~」なんて仰っていたけれど、
ほんとそんな感じ。
ありがとうございます。大切に使わせていただきます。

で、せっかく新しい管で練習を始めるのだから
これも復活させよう!と。
母・ヨーコさんから譲り受けていた火鉢にも火を入れることに。

火鉢

笙は吹いているうちに内部が結露しやすく、
水滴で中の簧(リード)の音が狂ったり鳴らなくなったりするのを防ぐために
常に管を暖めておく必要がある訳で。
今まではドライヤーを当てたりしていたのだけど、それでは風情もなく楽器にも良くなく…
前々からこの火鉢の活用を考えていたのでした。
ヨーコさん曰く、なんと正規用途での使用は57年ぶりとか。
(わたしが幼い頃は金魚鉢だった記憶がw)
すごいなぁ。

笙同様、この火鉢もわたしにとっては懐かしさたっぷりのお年玉のようなもの♪
嬉しくってついついお餅やら、干し芋やら、おにぎりやら
いろんなモノ焼いてみたり…(笑)

焼きおにぎり

いやいや、
ちゃんと笙の練習もしますよん♪

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篳篥の音源を捜していて偶然見つけた、東儀秀樹さんの「君が代」。
かなり鳥肌モノでした!



すごいなぁ。
この音色。そして静かな迫力。
塩梅(えんばい/一度音を下げてからすっと正律に上げる篳篥独特の吹き方)も素晴らしい!

この域に達するには、相当の時間と努力が必要だろうけれど。
いや、ひょっとしたら一生無理かもしれないけれど。
でも少しでも近づけるよう、精進しよう。

それにしても、国旗と国歌を前にした一部の選手たちの態度…
いい年してなんとかならないものかしら…と感じたのはわたしだけ?
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本年もどうぞよろしくお願い致します。

大晦日から元旦は、例年通り神社で雅楽奉奠のお務め。
今年は風もなく、穏やかな夜。
境内に焚かれた焔で暖をとりながら、一年の平安を祈りつつ…

The answer is blowin' in the wind.-___ed.jpg


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The answer is blowin' in the wind.-___ed_ed.jpg


美しい青空が広がったこの週末。
お務めさせていただいている神社も、沢山の七五三詣りの御家族で賑わった。

晴れ着に身を包み
いつもとは違った雰囲気の中で、ちょっぴり緊張気味の子供たち。
どうぞ健やかに…の願いを込め、
わたしたち楽人も精一杯の雅楽奉奠。

晴れの日を共にお祝いできる幸せ…
この楽器を手にしてよかったなぁと、しみじみ感じるひとときでもある。

The answer is blowin' in the wind.-___ed.jpg

10月は秋祭りのシーズン。

わたしが所属している雅楽の伶人会も、あれこれと忙しくなってきた。


今日は月例の月次祭(つきなみさい)神事の奉奠の後、秋大祭で奉納される“浦安の舞”という神楽のお稽古。
The answer is blowin' in the wind.-特訓中

この秋新たに加わった巫女さんの舞の猛特訓は、午後も続く…


今年は、馬の塔(おまんとう/標具(だし)と呼ばれる道具で飾られた献馬)も奉納されるので楽しみだ♪

篳篥という楽器を初めて手にしてから、早や3年半。

これまでは神社の備品をお借りしていたのだが、遂に自分の管を購入。

昨日、手元に届いた。


憧れだった煤竹製・籐巻き。
走れ!貧乏ビーマー!-マイ篳篥.jpg

恐る恐る息を入れてみれば、奥行きのある音色にうっとり。

難しい低音もスムーズに塩梅(えんばい/一度音を下げてからすっと正律に上げる篳篥独特の吹き方)がかけられて嬉しい。


自然の素材と伝統の技の結晶ともいえる手作りの管。

空の声や風の唄、木々のささやきにとけ込めるような…そんな演奏ができたら素敵だなぁ。

朝方空を霞ませていた黄砂をも吹き飛ばす、強い風の下。
走れ!貧乏ビーマー!-神社.jpg


走れ!貧乏ビーマー!-拝殿.JPG

今年も一年の五穀豊穣を祈る祈年祭が行われた。

強風で楽人の烏帽子が飛んでしまうハプニングもあったが(笑)、つつがなく神事は終了。


と…ふと見上げれば、境内の桜がほころんでいた。
走れ!貧乏ビーマー!-境内の桜.jpg
ほとんど純白に近い花をつけるこの桜は、根尾谷の薄墨桜からの株分けなんだそう。


花開いて、早々にお祭りで。

雅楽の音色に迎えられ、人々に喜んでもらえて。

桜もきっと冥利につきるのだろうなぁ…


今年の一番桜は、わたしにとっても身近な桜で嬉しい。
走れ!貧乏ビーマー!-篳篥譜.JPG