さよならF6

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納車からほぼ9年。
北は北海道・宗谷岬から、南は鹿児島・開聞岳まで。
旅の相棒として日本全国を走ってくれたF650GSを手放しました。

BMWのエンブレムがよく似合う、アイスバーグブルーシルバーの美しいボディ。
好きだったな…

BMWF650GS

その安定した走破性能と積載能力は、どんなに頼もしく心強かったことか!
長い間、わたしの旅を支えてくれて
本当にありがとう。

ガレージの中の、そこだけちょこっと空いたスペースを見ては
しばらくは淋しく感じるのだろうなぁ…
そんな風に思っています。
でもオートバイ乗りでいることには変わりなく
原点回帰で、しばらくはスーパーシェルパ1台体制でいくつもりです。

一方、F6導入当初
「走れ!貧乏ビーマー!」としてスタートした当ブログですが。
売却を機会に終了させていただきたいと思います。

沢山の方々が訪問して下さって(カウンターには38万近くの足跡が!)
いろんな出会いも、繋がりも生まれたこのブログ。
ぷつっと断ち切るのは忍びないので、しばらくは過去ログとして残しておくつもりですが
更新自体は今回で最後になります。

こんな個人的なたわごとに近いページに足を運んで下さった皆さん、
温かいコメントを下さった皆さん、
リンクして下さった皆さん、
感謝申し上げます。
また検索等でヒットしていらして下さった皆さん、
旅の記録が殆どですが、このページでお役に立てることがありましたら
どうぞ画像でも情報でもなんでもお使い下さい。
ただ情報は生ものなので、最新のデータチェックをお忘れなく。

ではでは!
ありがとうございました!!!

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南予を走る際いつもお世話になっていた
喫茶店兼旅人宿・ON&OFFのマスターが亡くなられたと知ったのは、
年が明けてすぐ。
夫と渋温泉にいた夜だった。

還暦を越えたお年でありながら、現役バリバリのオフローダーで。
好奇心とバイタリティーにあふれ、
真っ直ぐな、少年のような心をずっと持ち続けていらしたマスター。
周囲の方々同様、そんなマスターに敬意と親愛を込めて“おっちゃん”とお呼びし、
こんな風に年齢が重ねていけたらいいなぁと
いつも思っていたわたし。

突然の訃報に驚き、その晩は涙が止まらず。
ともすると思い出に押しつぶされそうになっていたけれど…
「湿っぽいのはやめてくれ」
そんなおっちゃんの声が聞こえてきそうで、気持ちを切り替えたのだった。

そして昨日、
ご家族から寒中お見舞いを頂戴した。
どこかでまだ信じられない、信じたくない部分があったわたしに、
現実として受け入れるきっかけを与えて下さった…
そんなタイミングでいただいた葉書だった。

色々と大変な中のお心遣いに感謝するとともに、
心よりお悔やみを申し上げます。

……………

おっちゃん、ありがとう。
今は言葉で言い尽くせないくらい、ありがとうの気持ちでいっぱいです!!!
おっちゃんに出会えて、オートバイ乗りで本当によかった!と。
心から思っています。
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訃報

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旅先で友人の訃報を受け取った。

先月亡くなり、既にご家族のほうで葬儀も終えられたとのこと。


同い年で仲良くしていただけに、ショックだった。。。

いや、ショックというよりも、信じられないというのが本音…


でも落ち込んで旅の日程を変更したり途中で取りやめたりしたら、きっと彼女もあの世でガッカリするだろうなぁと(わたし以上にオートバイで走り回っていた人だったので)

そう思って旅を続けた…

けれど…

こうしてフッと時間が空くと、心にもポッカリ穴が空いていることに気づく。


もう一度、セローとシェルパでうろうろ走りたいな。

会いたいな。

会って、どうしようもないシモネタ話したり、怪しい食べ物食べたり、変なオブジェ眺めたり、思いっきり二人で笑いたいな。


淋しいよ…

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最後の営業

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八ヶ岳山麓・蓼科の旅宿、“Snow-Bell”。

大変残念だが、この11月最終週末で営業終了を迎える。


その話を伺ったのが、夏の終わり。

居ても立ってもいられずすぐにお邪魔して、秋にもう一度と思っていたのだが…

ファンの多い宿だけあって、10~11月中の予約はあっという間に満杯。

再訪できないまま、とうとうこの日を迎えてしまった。


旅先で出会った友人の紹介で、初めてSnow-Bellにお世話になってから、もう何年経つだろう…

宿主のアンドゥさんは、わたしと同学年。

郵政カブ愛好者だったり、F650のユーザー同士(アンドゥさんはダカール)だったこともあって、親しくさせていただいていた。

カラッと明るい笑顔が素敵な、バイタリティーあふれる方で、老若男女誰にでも変わりなく気さくに温かく接する姿にはいつも感心させられる。


ごく普通に宿泊させていただいた他にも、ビーナスラインから夕日を観たり 、はたまた馬に乗ったり女子ばかり10人で押しかけたり

今年のはじめ、北八ヶ岳でスノーシュートレッキングに初挑戦した のも本当にいい思い出だ。

(これをきっかけにわたしは雪遊びに目覚めたw)

ここでお知り合いになったオートバイ乗りの方も多く…

わたしにとっても、そして同様に定宿にされている殆んどの方々にとっても、Snow-Bellは旅の交差点だったのではないだろうか。


The answer is blowin' in the wind.-Snow-Bell

信州八ヶ岳方面へ向かうときには、ここがある。

いつもそう思ってきたもので…なくなってしまうのは、本当に淋しいが。。。

新しい道への一歩を踏み出そうとされているアンドゥさんにエールを送ることで、その淋しさを乗り切っていきたいなと。

そんな風に思っている。


またそのうちに、きっとお会いしましょう。

10年間、本当にお疲れさまでした。

ありがとう、Snow-Bell。

そしてアンドゥさん…

蜂の巣駆除

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アシナガバチなので共存できたら良かったのだが…

屋根の庇の部分に大小4つも巣を作られてしまい、泣く泣く駆除することに。

昨日は一番手前の小さな巣を落とした。


The answer is blowin' in the wind.-ハニカム
ハニカム構造で上手に造ってあるんだなぁ。

一生懸命営巣しただろうに、ごめんね。。。


雨が上がったら、奥の大きな巣にもとりかからねば…

しばらく蜂の巣との戦いが続きそうだ。

桜の頃に

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この地方の桜の満開と時を同じくして、桜の花がお好きだったホームの利用者さんが静かに逝かれた。

ホーム開設と同時に入居され、晩年の5年間を過ごされたおばあちゃん。


節々のしっかりとした働き者の手指を持った方で、その包丁さばきやお茶碗を洗う手つきに思わず見とれたことも。

お正月の注連縄作りも得意だった。

唄が大好きで、ご気分にムラがあるときでも三線を鳴らすと笑顔に戻って下さった。

忘れてしまわれた物ごとも多かったけれど、好きだった民謡の節回しやサビの歌詞などはちゃんと覚えてみえて自然と口ずさまれ…

楽しそうに「安里屋ゆんた」を唄っていらっしゃった姿が忘れられない。


突然の容態急変の知らせに驚き。

ご存命中にひと目お会いしたくて、予定を早めて帰ったのだけど…

間に合わなくってごめんなさい。


大好きな桜に見送られて、天に昇っていかれたミチ子さん。

どうぞ安らかにお休みください。

走れ!貧乏ビーマー!-満開.JPG

散りぎわ

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夜半に軒を叩いた雨も上がり、穏やかで暖かな朝。

わたしにとって大切な人がまた一人、天に昇っていった。


今日近くの公園で見た紅葉は、いつにも増して鮮やかで。

なんだか心にしみたなぁ。
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走れ!貧乏ビーマー!-20091125133348.jpg

走れ!貧乏ビーマー!-20091125134801.jpg
人としての散りぎわというか、人生のはかなさというか。。。

そんなことをしみじみ考えてしまった。


マモルにいちゃん、逝くの早すぎだよ…

ドック入り

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最近エンジン音がかちゃかちゃ響いて、気になっていたシェルパ。

タペット調整が必要かな?という訳で、いつもお世話になっているカワサキのショップにお願いするつもりでしたが、なかなか伺えず…

私自身の体調も快復した今日、ようやく持ち込み&ドック入りとなりました。


ところが…アイドリング音を聞く社長・Fさんの表情は、かなり真剣。

ううむ、手ごわそうですかね?

恐る恐る尋ねる、わたし。

タペット調整というよりも、エンジン開けてみないとなんとも言えないそうで。。。


いつもは自分であれこれ面倒をみてきた、シェルパ君。

60,000kmオーバーという距離を走っているので、今回はプロの手できっちり整備点検してもらおうと思います。

ドック入り


しばしお別れだけど…

調子良くなって、また一緒に走ろうねっ!(^o^)/

おかえりなさい

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昨日のサッカー・キリンチャレンジカップを見ていて、思わず涙があふれてしまった。

日本代表前監督のイビチャ・オシム氏の姿が映ったからだ。

杖をついてだが、しっかりと自身の足で歩みを進めて、観戦ボックスへ。

ハーフタイムでは国立競技場のサポーター達に、手を振って応えていた。


彼が急性脳梗塞で倒れたのは、昨年11月。

直後に緊急会見を行った日本サッカー協会の川渕キャプテンは、目を真っ赤にして「命を取りとめて欲しい」とコメント…

それは、わたしの父が倒れた時の病状とほぼ同じだった。

心拍計の音が響くICUでの父の姿がよみがえり、胸が苦しくなる。


ひょっとしたら、父同様、助からないかもしれない。

正直、そうも思った。

でも何とか頑張って、ファンのためにも回復して欲しい。

運を天に願う日々…


それ故、昨日のTV画面のオシム氏には感無量だった。

彼の姿に、ふっと父の面影が重なったような…

そんな気すらして、涙してしまったのだった。
親愛なる父


おかえりなさい。

父には言えなかった言葉を、今、心からオシム氏に贈りたい。