2001年3月2日、
青森~大阪間を結んでいた特急「白鳥」が約60年間の活躍に幕を下ろしました。
1000キロメートルを13時間かけて日本海沿岸を縦貫していました。昼行特急としては最長の距離を走っていたのです。
Chu-tarouは「鉄ちゃん」ではないですが、鉄道旅行は好きですよ。
津軽時代、秋田市へ出張することが度々あり、その際には必ず特急「白鳥」を利用していました。
特急「白鳥」が廃止後は、特急「いなほ」号を利用することになりました。
電車の名称は変わっても、仕事の後で秋田市で一番の飲食街「川反」で飲む秋田の地酒の美味しさは変わることがありませんでした。
秋田は米どころであり、雪深い深山からの伏流水が豊富なので美味しい地酒がたくさんありますよ。秋田で飲んだ美味しい日本酒をデパートで見つけて購入しました。
「今日の晩酌」
秋田県にかほ市 飛良泉本舗 「純米吟醸酒 飛良泉」
緑色の角瓶がお洒落です。
「ひらいずみ」と読みます。比較的名の知れている秋田県の地酒です。
口に入れると芳香が広がります。美味しいですよ~。
創業が500年以上前の1487年。室町時代からの長い歴史を生き抜いてきたんですよ。秋田県最古の酒蔵なんです。
元々は廻船問屋。今の運送業ですね。副業でお酒を造っていたのですが、明治時代になって酒造を本業したそうです。
『飛良泉』の由来ですが、室町時代の屋号が「和泉屋」。地名が平沢だったことで「ひらさわのいづみ屋」から「ひらいづみ」。
そして、地元の画工が越後にいた良寛さんに「飛びきり良い白い水」と書いて贈ったことに由来するという逸話もあるそうです。
にかほ市は秋田県の南端かつ西端。山形県との県境の町です。鳥海山の麓の町でもあります。
行ったことはありませんが、自然豊かなようですよ。
恒例のゆるキャラ紹介。
にかほ市商工会が、
特産品のタラ料理を提供する店の紹介プロジェクト「んだっ鱈、にかほ市へ!」のために作られた『たらちゃん&ふくちゃん』。たらふく食べてという想いが込められているそうです。
青いほうが「たらちゃん」赤いほうが「ふくちゃん」
何を背負ってるんだろ?
ゆるくはないキャラとして「ご当地ヒーロー」もいますよ。
日本海沿岸に伝わる祭神行事「ナモミハギ(ナマハゲ)」をモチーフにした『超神ネイガー』。農業青年アキタ・ケンが変身するんだそうです。
きりたんぽ型の剣で戦います。
名前の由来は、ナマハゲの叫び声「泣ぐ子は居ねがぁ!」から。
にかほ市を中心に活動していて、秋田県内での知名度も抜群だそうですよ。
雪かきのお手伝い中。まさにヒーローですね。
(写真はともに秋田経済新聞さんから拝借)
秋田には他にも美味しい日本酒がたくさんあります。
また紹介します