たまにしか書かないけど日記。~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽のコンサート鑑賞記です。関西が多いと思います。
また、好きな音楽や、日々の諸々などを、思いついたときだけ書きます。


テーマ:

「G.マーラー」

 

【日時】

2017年6月15日(木) 開演 20:00 (開場 19:30)

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

テノール: 松原友
ピアノ: 山田剛史

 

【プログラム】
マーラー:
歌曲集「若き日の歌」より 5つの歌曲 (1880-83)
・春の朝
・記憶
・ハンスとグレーテ
・ドン・ファンのセレナーデ
・ドン・ファンの幻想
 

歌曲集「さすらう若人の歌」 (1883-85)
・恋人の婚礼の時
・今朝、野原を歩けば
・胸の奥に、灼熱のナイフを
・二つの青い眼

 

歌曲集「若き日の歌」より 4つの歌曲 (1887-90)

・外へ!外へ!
・ストラスブールの砦に
・夏の交代劇
・別離

 

※アンコール

マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」 (1892-98) より

・ラインの伝説

・この歌を作ったのは誰?

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュの「ウィーン音楽祭」の一環。

マーラーの比較的若い頃、20歳代の間に書かれた歌曲を集めたリサイタルである(ただしアンコール曲は30歳代)。

 

こうして作曲年代順に並べて聴いてみると、ヴァーグナーの影響を強く感じるところから出発し(マスターによる曲紹介によると、若きマーラーはヴァーグナーに心酔するあまり、菜食を勧めるヴァーグナーの著作を読んでヴォルフとともに菜食主義者になったのだったが、当のヴァーグナーは肉をたらふく食べていたとのこと!)、徐々にマーラーらしい書法(長調と短調の頻回な交替といった、彼独自の和声進行)を確立していったことが、よく分かる。

初期の「5つの歌曲」も大変美しいが、次の「さすらう若人の歌」になると、「マーラーらしさ」がとりわけ強く刻印されているように感じた。

聴き慣れた有名な歌曲だから、というのもあるかもしれないが。

 

松原友の歌には、緊張感のある弱音から迫力のある強音まで幅広い表現が聴かれ、音程も概ね安定しており、良かったように思う。

そして、山田剛史のピアノもそれに劣らず美しく、一見さらりとした流れの中で、随所にそこはかとないロマン的なニュアンスが込められており、決して濃い表現ではないのに後期ロマン派らしさが大変よく出ていた。

長いペダルで敢えて深めの響きにされることもあるが、基本的には細部の明瞭さを損なわない、ゴマカシのない演奏になっていたのも良かった。

大オーケストラで伴奏されることもあるドラマティックなこれらの歌曲を、ピアノ一台で十分に表現しつくしている、と感じた。

 

来週月曜日の山田剛史による「新ヴィーン楽派」のソロ・リサイタルも、私は残念ながら聴きに行けないが、一聴の価値はありそう。

彼ら二人による昨年末の「冬の旅」のコンサートも、聴きに行っておけばよかった。

 

 


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