こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。
このブログでは、あなたのお役に立てる目やメガネの情報をお送りしています。
時々関係ないこともお話しますが、よろしければお付き合い下さいm(__)m
※当店の「理念」について書いています。はじめましての方は、その思いに触れていただけると嬉しいです。
さて、ここ最近メガネで正しく矯正しようとしても、視力がうまく上がらないというお客様が2名ほどお見えになりました
通常はしっかり矯正すれば1.0〜1.5くらいの視力になることが多いでしょうか。
しかしお二人はいずれも0.7程度で止まってしまったのです。
これはどれだけメガネで合わせても、見分ける能力が0.7程度の視力までですよ、ということ。
そうなる原因はいくつかありますが、小さいうちに視力がうまく育たなかったことが考えられます。
なぜそうなってしまうのか
小さい頃、視力が育たないような場合。
主な原因はかなり強い遠視のため目にピントがうまく合わなかったケースが多いです。
しかしこのお二人はそれが原因ではなさそうです。
では何が原因なのでしょう
どうも「乱視」が影響しているようでした。
乱視は部分的に見づらさを感じる目
例えば横線だけ見づらかったり、逆に縦線だけ見づらかったり。
そのような目だと、「に」を「こ」と間違えたり、「て」を「く」と間違えることも。
お二人は部分的に見づらい乱視だけに、視力も部分的にしか育たなかったというわけです。
乱視はあくまで部分的に見づらいだけなので、「おおよそは」見えてしまいます。
よほど強い度数じゃないと「見づらい」と自覚しづらいものなのです。
それが「見る感覚」が育ってない小さいお子さんならなおさら。
学校の検診では、視力はB・C判定程度に判定され、「まだ大丈夫かな」と緊急性を感じにくいかもしれません。
しかし発達期(大体8〜9才)を逃すと、視力はそれ以上伸びなくなってしまいます。
今問題なくても、将来高度な見分けが必要な職業や生きがいを見つけることがあるかもしれません。
その時、視力が十分得られないと知ったら…。
なのでもしお子さんの視力を測り、しっかり見えていないようなら、一度眼科さんを受診なさって下さい。
今、正しい対処をしておくことで、将来お子さんの選択肢が大いに広がるかもしれません。
小さいお子さんをお持ちの方は、覚えておいていただけたら嬉しいです
それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
GLASS JOY 02
中村響
※ いかがでしたかお役には立ったでしょうか
当店にご興味が湧きましたらお気軽にご来店ください