あたたかき 鰻を食ひて かへりくる 道玄坂に 月押し照れり
―斎藤茂吉
真夏のような暑さの中でも、秋風が心地よい日曜日に由美ママは、渋谷の桜丘町「セルリアンタワー」にある
日本料理店『金田中 草』へと出かけました。
『金田中 草』は、 新橋の花柳界にある、日本屈指の料亭「新ばし 金田中」http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10272748877.html の、伝統的な日本料理の味を大切に守りながら、
自在の創造、新しいスタイルを提案している“和食ダイニング”のお店ですが、店内はシンプルな白を基調として、遥か高い天井が開放的でモダンな雰囲気を演出しています・・・
“白い壁”の廊下＆Waiting Room
窓から外光が降り注ぐ開放的な空間は、渋谷の喧騒を忘れさせ、大人の上質な時間を約束してくれます・・・
“個室”も窓のあるタイプや、完全密室タイプなど様々・・・
フロア中央に位置する花が飾られた“カウンター席”
由美ママのランチはお得な「寿司膳」￥3700（サービス料10% 税5%別 \4273)
この「寿司膳」のメニューは、苦手な“鯖”を除いてもらった“由美ママバージョン”！
掲歌にて、斎藤茂吉が
「あたたかき 鰻を食ひて かへりくる 道玄坂に・・・」と好んだ“鰻”の蒸し寿司は、道玄坂を見下ろせる『金田中 草』にて、味わえます・・・
渋谷セルリアンタワーの2階にある『金田中 草』の、この“草”というのは、漢字の書体や生け花などのスタイルでいわれる「真行草」の“草”を表し、「正式なものを風雅に崩して自由に楽しむ・・・」の意からとされ、
『金田中 草』のスタイルは、老舗高級料亭「新ばし 金田中」の伝統の味を継承し、伝統に裏づけされた料亭の味を、カジュアルなスタイルで堪能できるのが魅力です。
尚、自在な創造で新しいスタイルの日本料理を提案する『金田中草』には、2階のダイニングの他にも、
地下に能舞台に隣接した「数奇屋 金田中」の座敷（1日1組みで完全予約制）がありますので、是非、慶事の折にはご利用下さい。http://www.kanetanaka.co.jp/so/index.html
http://premium.gnavi.co.jp/g080505/
そんな伝統の味を気軽に楽しみ、“草”の名の通り、四季折々の草花を愛で、一家団欒のランチを愉しんだ由美ママの休日でした・・・