総悟夢小説*春
テーマ:沖田総悟 夢小説
こんな時に、と思う方もいらっしゃるかと思いますが
小説を更新していきたいと思います。
私にできることはこれくらいしかないと思うので(´・ω・`)
コレ読んで元気になる人がたくさんいたらいいな、と思います!
ちょっとでも気晴らしに、読んでみてください^^
ほんのり甘めの、3Zの総悟で、ショートショートです(*^o^*)
―――――――――――――――――――
春
総悟は、いつも私をバカにする。
「ほんと、制服似合わねぇな」
「…うるさい」
もうすぐ、春。
見事銀魂高校に合格した私は、制服の試着をしていたところ。
少し大きめのセーラーを身にまとって、鏡の前に立った。
…やっぱり、まだ高校生には見えない自分。
子供っぽいいでたちに小さく溜息を零せば、後ろにいた総悟がふっと噴出した。
「…高校生ごっこかィ?」
ニヤニヤとこちらをのぞきこんできたので、私はムッとして相手を睨む。
総悟は、銀魂高校の2年生で、私の幼馴染。
とにかく私を子ども扱いしてくる、イジワルな人だ。
「べ、別に、日がたてば似合ってくるもん!」
頬を膨らまし、フイと相手から顔を逸らす。
「それに、高校生になったら“大人の女”になってやるんだから」
歳なんて一つしか違わないのに、まるで高校生と幼稚園児かのような私達。
“大人の女”なんて程遠い私を見て、総悟は笑った。
「せーぜー頑張りなせェ」
スラリと背の高い総悟は、綺麗な栗色の髪をいじりながら
ニヤニヤと馬鹿にしたようにこちらを見下ろす。
相手を睨もうと見上げた私は、やっぱり釣り合いっこない身長差に自覚し、肩を落とした。
――――銀魂高校に入学しようと決めたのは、総悟がいたからで。
小さい時からずっと一緒で、いつもくっついて回ってた。
総悟は私のことなんて妹みたいにしか思ってないのは言われなくても感じていて。
だけど私は、一度だって総悟を“兄”のように見たことなんてなかった。
小さい時からずっとずっと、総悟が大好きで。
同じ高校に通うために死ぬ物狂いで勉強して、銀魂高校に合格したのだ。
…なんて、せっかく同じ高校に行けたとしても
2人の関係が変わる事もなく。
「お前も高校生か」
しみじみと、総悟はそう言って近くのソファに座った。
私はもう一度鏡に写った自分を見て、ちょっぴり溜息を零した。
「そのうち、大人っぽくなれるよね…」
「ん?なんか言ったかィ?」
「な、なんでもないよ」
小さく呟いた言葉をかき消すようにぶんぶんと頭を振って、鏡から顔をそらした。
大丈夫、頑張るんだ。
少しでも早く大人っぽくなって、総悟を落としてやるんだ!
「誕生日が来たら、もう結婚できちゃうね!」
よし、と意気込みながら総悟に振り向く。
16歳は、女の子が結婚できる歳。
私にももうちょっとでそんな歳が来るんだな、と自分でも嬉しくなったり。
もちろん、結婚相手は当の昔から決めている。
「そうだねィ。ま、お前みたいのと結婚したい奴がいるかどうか」
「なっ、失礼な!いるもん、この前だって告白されたんだから!」
勢いで言ってしまったが、「あ」と口を手で押さえた。
あまりこういった話は総悟にしたくない、と思っていた訳で。
だからといって別に嘘でもないから、焦ることはないんだけど…。
「…誰に?」
王様かのようにどかりとソファに座る総悟は、そう言ってこちらを見た。
注がれる鋭い目つきにビクリと肩を上げて、目をそらす。
だから、こんな話は総悟にしたくなかったんだ。
昔からよくこういった話をすると、決まって総悟の目つきが怖くなる。
蛇に睨まれた蛙のように、私は縮こまって顔をそらした。
やっちゃったな、と心の中で呟いてから「別に」と返す。
そうすれば総悟は「へぇ~?」とわざとらしく言って、ソファから立ち上がった。
毎度毎度、こういう話が嫌いなのか、総悟は不機嫌になる。
怒った表情で私の隣に立った総悟は、腕を組んでこちらを見下ろした。
「で、誰に?」
「…別に、総悟の知らない人だよ」
嘘ではない。
同じクラスの男子だし、総悟が知ってる子でもないし。
高校は違うから、もうその子と会うことはないと思う。
…というかもしかして、総悟。
私が告白されたことが、気になると「…ふーん」
…はい、残念。
特に興味もなさそうにそう言った総悟に、小さく肩を落とした。
ヤキモチでも妬いてくれてたら嬉しいのにな。
なんて心の中で呟きながら口を尖らせる。
「それじゃあ、そろそろ着替えてくるね」
新品の制服を汚したくもないし、そう言って部屋をでようとドアノブに手をかける。
「―――おい、」
そうすれば、総悟のそう呼ぶ声が聞えて。
「へ?」
ドアノブを掴んだまま、振り返った。
「―――っ」
すっと、ドアに手をかけた左手に熱がこもる。
それは総悟の右手が、私の左手を上から覆っているからであって
「“大人の女”っつーのになるんだろィ?」
とんっ、と総悟の左手は、私の顔の横についた。
静まり返った室内に、やけに綺麗に総悟の声だけが響く。
「なるっていうか、えっと、あの、総悟?」
よく分からない状況にあたふたとしながら、眉を寄せる。
距離の近さに頬を染めていれば、―――総悟はニヤリ、と口角を上げた。
「…じゃーこれからは、てめーを“女”として見てやる」
「…な、」
囁いた言葉に、口をあんぐりと開けて。
パチパチと瞬きを繰り返していれば、そっと総悟との距離が縮まる。
ゆっくりと総悟の顔が近づけば、耳元で止まり。
チュ、
「~~~~~っ!?」
頬に響いたリップ音に、急速に体温が上昇した。
声にならない声をだせば、総悟は私の顔を覗き込んで笑った。
「覚悟しとけィ」
ニッと口角を上げてそう言って、
ポンポンと楽しげに私の頭を撫でた。
もうすぐ、春。
ずっと追いかけていた彼に――もうすぐ、追いつきそう。
「もうそろそろ限界でさァ…」
「へ?なんか言った?」
「…何も」
―――――――――――――――――――
素直に「もう妹みたいに見れない」って言えばいいのに
どこまでも上から目線な総悟くんでした(´∀`)
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1 ■無題
フフフ・・・二ヤケが止まらないです(ΦωΦ)フフフ・・・
総悟の素直になれば良いのにね((どっから目線だよ!!!
でゎ(・◇・)/~~~