コマスカ!

◇◇◇ オオサケーゼのフォト・考察ブログ ◇◇◇
イタリア・ミラノから北へ上ること小一時間、スイスとの国境の町、コモに引っ越してきました。「コマスカ」とは「コモの人」という意味です◇◇◇
◇◇◇「ただいまイタリアdeミラネーゼ」からタイトル変更しました◇◇◇


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家の近所の駐車場の管理をしているおじさんとは、コモに来てから
顔を会わすたびに立ち話をする仲だったりする。

おじさんは、仕事の合間に駐車場の横に作った小さな畑に、季節の野菜を植えて園芸を趣味としている。
成長したパセリやレタスなんかを、「持っていくかい?」なんて文字通り「収穫」してくれる。


うちの隣のご夫婦は、いろいろ気を使って
引越し早々ツタの植木をくれたり(クリックで別の話)
やっぱりここのご主人も定年後、園芸が趣味らしく、お花やお野菜を分けてくれたりする。

コモに来てから随分物をもらうようになった。



昨日、駐車場を横切ると、駐車場のおじさんが袋をぶらさげて「魚いるかい?」と言う。
なにやら量も多いし、いつものとおりもらってばっかりだし、いきなり魚と言われても。。
もちろんお断りしたが、奥さんが魚を調理しないという。
友人が今朝コモ湖に釣りに出かけて釣った魚だから新鮮さは折り紙つきだという。
捨てるのももったいないし、僕の家では食べないし。。と繰り返し説明されたので、
私たちには量が多すぎし、半分くらいがちょうどいいのだけれど、と言ったのだけれど
全部もらってくれと言われ、結局ありがたく頂戴した。
袋には大きい魚が3匹、中ぐらいのが2匹入っていた。

中ぐらいの魚がマスっぽい体つきをしていた。
その魚を裁いている最中に、あとの4匹の魚をアモーレに調べてもらった。

大きくて、黒くて、うろこがちょっとぎらぎらしていて。。。
ちょっとあごが出て、ふっくらした魚。


ネットの写真を見比べていたら、アモーレがこれは多分カルパCarpaだよ。という。

カルパってなんだ?ちょっと辞書持ってきて。と調べると、
だった。


それを知った途端、鯉なんて食べたことないし、
食べた経験がない泥沼魚の調理法なんて思いつきもしないし、
どちらかと言うと食べたくない。。。


もう、食べれない魚だと思うと、急に4体が単なる死体に思えてきて怖い。。。

この大量の魚どうしよう。。。



ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球




いつも新鮮なものをもらっているご近所さんにおすそ分けすればいいんだわ!
アモーレ、ちょっと持ってきて。と頼んだ。

アモーレは

「頂き物だけど新鮮な魚で、1匹頂いたけれどやっぱり2人は多いし、
 ナビアは日本人で魚は良く食べるけれど、湖魚は食べる習慣がないので
 道調理していいか知らないし。もらってくれるとうれしい」


と言うと出て行った。


数分後、手ぶらで帰ってきたアモーレは少し顔が蒼かった。



どうしたの?もらってくれた?と言うと



もらってくれたけどと、話をはじめた。


となりのおじさんが変な顔したんだよ。

 魚を見るなり、みるみる顔つきが硬くなって、


俺が今朝釣った魚で
友達(駐車場のおじさん)にあげたやつだ




って言ったんだよ~。あ~どうしよう。すごい悪いことをした。。。



とアモーレが一気に話すのを聞きながら2人でくら~い気分に。。。。


いつもやさしくしてくれるおじさん2人にえらいことをしてしまった。。。
もう、申し訳なくて、申し訳なくて。
今日謝りに行こうと思っていた。


***

今朝、出かけ前にアモーレは駐車場のおじさんに謝りながら昨日の話をしたらしい。
おじさんは、

「うわぁ~まじで?今朝あいつを見かけたのに話してこないからおかしいなって思ったんだよ~」

と言ったらしい。このおじさんにもほんと悪いことをした。

続けて

「別の近所の人にあげればよかったのに」

と言ったらしい(涙
ほんとそのとおりなんだけど、この扉隣のご近所さんが一番行き来してるもんで。。。



今回の件で
●要らないものは正直に断らないと人に迷惑かけること
●自分と相手だけではなく、第3者も巻き込んで傷つけることもある
●私は鯉は嫌いだ
●もらった魚はまわすな

ということを学んだ。


ほんとうにおじさんたちすみませんでした(´□`。)

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コマスカ!
フォト by お誕生日主


土曜日、友人とその友人たちが我が家へ遊びに来た。
誕生日を迎える友人も来るので、朝一の作業はサプライズケーキを焼くこと。
クロスタータcrostataという、タルトを作った(アモーレがね(笑 私は助手役、味見役)。

そして、今日のお客さんの中には4歳になる女の子も一緒だと聞いている。
女の子ならきっと自分用のケーキもらったらうれしいはずだよ。と彼女へのサプライズケーキも用意した。

***

ランチを食べて、ケーキタイムになった時、お誕生ケーキをプレゼントした。
お誕生日主は「ええ~~~!!!」と驚きでいっぱいだったようだ。

お誕生日主とみんなが驚きいっぱいの間に、もう1つの小さいケーキをプレゼントした。

さらにみんなで「ええ~~~!!!」と驚き、笑い、喜んでくれて
みんなでこのケーキを撮影していた。


小さなケーキを眺める小さなケーキ主。
ほんとにうれしかったようで、しばらくは食べるのを躊躇していたので、
持って帰る?と聞いてみたけれどやっぱり食べることにしたみたい(笑

***

ケーキを食べてから腹ごなしにコモ湖散策へ。
このかわいい天使を連れて太陽の恵みをたっぷり浴びたお散歩をして、我が家へ帰宅。
小腹が空いたので、少しだけ晩御飯を食べて、
子供が眠くなってきた頃、彼らはミラノへと帰宅の途についた。

いっぱい遊んだ土曜日だった。


コマスカ!
コモとカモ

コマスカ!
カモとカモ
これはカルガモなようだ。



日曜日。

アモーレの友達カップルから今日遊びに行っていい?と連絡が来た。
ちょうど冷蔵庫の中に食材も残ってるし(笑
部屋も、昨日の今日だから全く散らかってないし(笑
とってもウェルカムだと答えた。

彼らはそれほど会うカップルではないけれど、なんか、私、彼女のことが好きなんだよな。
まだ3回しか会ったことないけれど、見ただけで「いい人オーラの出てる人」で、居心地がいい。
いい意味で外国人女性らしい、大人な女性な魅力がある人。

そんな彼女を捕まえた彼だって、地味だけどいい人。

その素敵カップルと今日もまたコモ湖を散策しに行った。
アモーレは友達と、私はその彼女とそれぞれ話をしながら散歩した。


私は彼女の言葉が少し気にかかった。

「私は窓を開けて寝たいのに彼は窓を閉め切る派」とか
「今朝起きたら彼がいきなり「コモに行こうか!」といいだした」とか

あれ?

確か、住んでるところ別だったよな?



でも。。。。
もしかして。。。?一緒に住んでる?


と思って聞いてみると、
2週間ほど前に彼から「よかったら俺の家で一緒に暮らさないか」と言われたらしい。
彼は数年前に綺麗な家を建てて1人暮らしをしている。
その家に彼女に来て欲しいと言ったのだという。

彼女は
「もちろん快諾したわ。彼のようなすばらしい人と一緒に暮らすのは絶対楽しいと思ったし」


と、なにげない会話の中にもラブラブな言葉を織り交ぜているが、
ちっとも嫌味にならないかわいさが彼女にある(笑


日曜日の日が暮れた頃、また来るわね!と言って帰っていった。


子供の笑顔に、30歳になるお誕生日主の照れた笑顔、
そして素敵な共同生活の報告を聞いた
なんてことはない特別な週末。

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約2年前、いーちゃんとの出会いはちょっと変わっていた。

いーちゃんとはオフカイで出会った。

オフカイ前日、私は深酒をして、帰宅が深夜2時を回った。
(夜中は治安が悪いし、深夜を回るとタクシーを拾うのも難しかったりするので、 後にも先にもこの1回だけあせる


深酒中、
「明日オフカイなの~」

と言うと、友人たちは
「なんで?オヤジに会いに来るの?わざわざ?ブログの読者騙されてるじゃん。
オヤジ、それ詐欺だよ~」

 ※ 私の言動がオヤジだからって周りはオヤジって呼ぶのよ、不思議ねー(・∀・) ナビア、ほんとに意味わかんなーい♪
と言うので、


「あのね、ブログ上では ナビアちゃんって呼ばれてるのよ。
私のキャラは「ちゃん」なのよ。
オヤジじゃありません(`ε´)
それに、明日会う人は
「ナビアさんのブログが大大大好きで、ずーっと前から読んでました」

ってあつ~~いラブレターくれた訳ですよ。
で、明日ミラノ来るから「会えませんか?」って言ったのは向こうです」
と、「誘われた」ことを自慢すると、


「だから、ブログが詐欺なんだよー。
 読者が会ったらがっかりするよ、会わないほうがいいよ。
 (私を指して)これだよ?オヤジだよ?

 あ、私が変わりに行ってあげようか?」


というので、丁重にお断りし、
明日は食後、爪楊枝でシーシーしないと誓って帰宅した(笑





翌日、かなりお酒が残っていていーちゃんには本当に申し訳なかったけど無事会えた。
ランチしてお茶してお互いの身の上話をしていた。

私の携帯がなった。
昨日深酒メンバーで姉妹のようにしている友人、はとちゃんからだった。

「酔ってたけど大丈夫?待ち合わせ場所には行けたの?」

と、気遣って電話をくれた。


問題なくいーちゃんと会えたこと、彼女がルガーノに住んでること、
そして
「彼女は横浜出身なんだって。私の知ってるヨコハメーゼ(はとちゃん)とは雲泥の差です。
 いや~かわいい。品がある!」

はとちゃんはいつも横浜出身なことを豪語している(なぜかは謎。。。)


はとちゃんは、喜んだ。
「ヨコハメーゼはみんな品があるんです。ね、電車、何線か聞いて!」

と言うので、いーちゃんに聞くと、はとちゃんと同じ線だという。
駅も同じだという。

ちょっと電話を介して3人で興奮。

はとちゃんが、町名を聞くと、なんといーちゃんは昔そこに住んでいたと言う。

調子にのったはとちゃん、とにかく聞きたい。
「何丁目?何番地?」
質問攻めなので、直接いーちゃんに電話を渡した。


いーちゃんの会話から、町名や番地が近いことは分かったが、
さすがに全くのご近所さんではなかった。


そのうち、はとちゃんが会話を変えたらしい。
はとちゃんの実家を説明しだしたようだ。
いーちゃんが、あ、あの建物知ってます。とか、あそこの角曲がったとこですね。などと言っている。


すると、いーちゃんが、
「あ、あの家なんですか? え?はとさん?
 もしかして潤君のおねーさんですか?
 私、苗字は松田です。兄のヒロが潤君の友達です。」


といーちゃんが言っている。



ばりばり知り合い!!



はとちゃんの興奮した声も電話越しに聞こえてくる。
いーちゃんも手を口に押さえて興奮している。
私も鳥肌がたってきている。


話がすすむに連れて、
松田家は引越しする前は潤君とヒロ君がよく一緒に遊んでいたという。
家に遊びに来ていたヒロ君を、はとちゃんはよくかわいがったという。
もちろんママ同士も交流があったらしいが、近年は会うこともなかったらしい。
が、数ヶ月前ママ同士がばったり会ったらしい。
いーちゃんママは、娘がスイスに、
はとちゃんママは、娘がイタリアに行っているとそれぞれ話しをしていたのだという。
娘同士はお互い面識がなかったし、スイスとイタリアと別の国だし、
お互いの娘の連絡先を交換するまでには至らなかったが、
娘たちは、それぞれの娘が海外に暮らしていることをママから聞いていたらしい。


ということが発覚した。


そこからご無沙汰しています。と会話が始まり、
自分や兄弟があの大学に通っていたとか、あそこで働いていたとか、誰が結婚したとか、
そんな話をしていた。



こんな偶然の不思議。


いーちゃんが私に会おうと思ってくれたこと、
はとちゃんが、オフカイ中の時間だと知っていても私に電話しようと思ったこと、
(もちろん普段は知っていて邪魔をするようなことをしない常識人)
それを言うなら、電話が来るきっかけになった、「前日深酒した」こと、
(これは関係ねー?)
あと1時間電話が遅かったら、いーちゃんとバイバイしてたこと。
(いーちゃんは時間指定の列車のチケットを買っていたため)


そんな小さなことが重なって起きた出会い。


運命を信じちゃう出来事の1つになった。



来月、いーちゃんが結婚する。
私も、はとちゃんも(もちろんアモーレも)結婚式に招待され出席する。

もしかして前世でも彼女の結婚式に出席してたのかな。
なんてちょっとスピリチュアル的なことも考えてみたりして♪
出席することをとても楽しみにしている。

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コマスカ!
ラップを切りながらふと思い出した。

写真で分かるだろうか、こっちのラップはピシッと切れる上物ではない
コマスカ!

別に私がヒステリーを起こしてる時に食いちぎったわけではなく、
こんな感じに切れるのがこちら流で、
ラップブランドだからとか、自社開発製品とかそれほど差がない。

箱には日本のラップのように金具のぎざぎざがついているが、
それは何の役にも立たない。

とにかく引きちぎる。

このラップがなくなるときには、ラップを切るために力を加え続けた圧力で、箱はぼろぼろになっている。
まるで箱に虐待?くらい箱はへろっている。
付属の金具も、取れてなくなっていたり着いていてもへろっている。


肝心のラップの使い心地は、どれも「ちょっとひっつくビニール」程度。
そんな代物と毎回格闘することになる。

コマスカ! コマスカ!
左 引きちぎり後
右 引き伸ばし後

日本のラップを知ってる人からするとこれは「なんちゃってラップ」であって、ラップではない。
毎回使用する度、
引きちぎらなければいけない体力、
丸まったラップを広げてから物にかぶせる忍耐、
器にきちんと引っ付こうとしない、ラップとしての裏切り行為。


イタリア製はどれ1つとっても日本製にはない「手間」をかけさせる。
私には扱いきれない。


ところがイタリアのマンマたちは、こんな「なんちゃってラップ」も上手に使いこなす。

それはラップでお皿を覆ったら片手で押さえて、ラップの芯側を結構延ばし、ナイフでカットする。
(もちろん1枚では止まらないので、2,3重にこの作業を繰り返す)
という、

商品構成は全く無視した方法。

切れないものはナイフ!当たり前のことではないか。
箱のぎざぎざを使おうと考えていた私の発想が乏しいのかしら?



などと自分の行為を一瞬見直してしまうが(笑


ナイフがなくても箱からパリっと切れるラップをこっちの人にも是非知ってもらいたい。

日本人同士でラップの話になると、どうして旭●成ヨーロッパ参入しないのかしら?
少々高く値段設定しても絶対売れるよね。あら、でもヨーロッパ参入してるらしいわよ。
なんて聞いたりするが、一般のスーパーではまだ見たことがない。

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イタリアの原発再開について、国民投票でイタリア国民はNoを選択した。

ベルルスコーニが原発再開を検討していたものの、
福島の事故の後、周囲の人たちは、

「日本の家族、友人は大丈夫か?」と毎回気遣ってくれたと同時に、

「それにしてもイタリアでも原発を再開しようと考えてる人が居る。
 あれだけ、きっちり、パーフェクトな仕事をする日本人にも扱いきれない代物を
 イタリア人が扱えるわけがない。絶対にNOを突きつけるべきだ。」

とみんな言っていた。

そして国民投票の結果、その通りNOが結果となった。

私も投票権があれば間違いなくNOと言っただろう。

確かにイタリアの場合、工事の段階からあからさまな賄賂ばかりで
工事が進まず、完成したものは設計図から、かなりはしょられて最初から欠陥あり。
なんてことがかなりの確立でありそうだし、もう絶対信じられない。

だから福島の事故がある前に自国に原発を容認していた人が居ることのほうが
不思議で仕方がなかった。


極端な話、原発について
「原発は必要なエネルギーです。だからそこで働きたい。」という考えの人は信じられる。
「現初は必要なエネルギーです。だけどこの町に建てられるのは困ります。」というのは
信じられない。
原発容認派の人で、どれだけの人が自分の町内に建設OKなんだろう。



今回の国民投票の結果は、イタリア国民が福島の事故の重さをしっかり受け止めた結果なのだろう。
ドイツやスイスでも受け止められた。

遠く離れた日本での人災を「あってはならない」と結論を出したヨーロッパの人たち。

これから、どうヨーロッパのエネルギーは変わっていくのだろう。

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カトリックな宗教的な意味で「パドリーノPadrino (英語で言うとゴットファーザーgodfarther)」というのは、
洗礼式において、親と共に子供の洗礼式に出席する、大切な立会人のこと。

英語でも父「father」の単語に神「god」を意味する言葉がついているし、
イタリア語でも父親「パードレpadre」の単語に小さいなどを意味する「~ino」がついていることから、
「小さい父親」つまり 「2番目の父親(と私は意訳している)」と将来なりえる、
その子供にとっては大切で、大きな存在となるのがパドリーノの役目である。

通常、将来渡って信頼出来る相手を男女1人ずつ選ぶものなので、
親は自分の親兄弟や、大親友を子供のために選ぶ。

パドリーノ(ゴットファーザー)に選ばれることは、その子の「第二の親」になるということ。
両親に何かがあった場合は、親代わりになりその子を見守っていく事も辞さない覚悟も心得る。
ということも心のどこかで考えなければならない。

つまり、親は、わが子を安心して任せられる。そういう人物を選ぶことになる。
もちろん、パドリーノ(ゴットファーザー)に選ばれるということは名誉なことで、
喜ばしいことなのは言うまでもない。


私はイタリアに来てから、「パドリーノ」という言葉と存在の力に驚いている。


ある年、姪っ子の3歳のお誕生日会を庭で開いていた。
カラブリアに行くと彼女はいつも私に絡まっているので、あの日ももちろんそうだった。
そのとき、ある車が到着した。
彼女は、あわてて走り出し、私に

「ナビア、早く~! パドリーノが着いたよ~!」

と言って、抱っこされに行った。
他のお客さんが来ても、普通に私にまとわりついていたのに、
車を見ただけで走り寄って、子供なりに私にパドリーノを紹介しようとしたのである。
ほんとうに驚いた。
そして、ここがイタリアなんだと感じた。
まだ、3歳の子供なのに、宗教と文化が一緒になって、イタリアらしい風景を作っている。


近所の子供がいくつ目かの洗礼式をした時に、庭でブッフェパーティーをしていた。
週末だったので、私たちも家に居たので庭の様子がよく分かった。
彼らがケーキタイムになった頃、コンフェッティconfettiと呼ばれる砂糖菓子(祝い事の時に配る習慣がある)
をうちにもおすそ分けに親がもって来てくれた。
自分のパーティをしてもらってる子供はちょっとおめかししながら、
親の横で、

「ナビアたちもケーキ食べにお庭においでよ、私のパドリーノを紹介するわ」

と言って、私たちを庭まで運んだ。



大人になっても、もちろんパドリーノは偉大だ。
休みの日程が合わず、夏の帰省を早めようと計画していた友人は、

「あ~、もう!めんどくさいわ。
 チケットも高いけど日帰りでローマに行ってくる。
 今回はパドリーノたち(パドリーノ(第二の父)とマドリーナ(第二の母))
 も来るっていうから
しょうがないわ」

と言って強行で帰省を決めたこともあった。



この週末、スイスに住むいとこ姉妹の姉の子がバテッジモBattesimoと呼ばれる
洗礼式を行ったので出席した。

この姉妹の妹には、姉とひとつき違いの娘がいる。
妹はいわゆるデキ婚で、この8月に結婚式を挙げることになっている。
私たちももちろん、挙式に出席することになっている。

洗礼式からの帰り、この妹夫婦が言った。


「8月に挙式をあげる時に、娘の洗礼もしようと思ってる。
 そこで、、、
 アモーレとナビアにこの子のゴットファーザーになってもらいたいなって思ってる」


と告白された。
私は、感動した。
まだ、人の親でもない、私が第二の母の役割をもらえる。という喜び。
そして、小さい命の後継人に選んでくれたという喜び。

この子が大きくなったら、「ゴットナビアちゃ~ん!!」
と抱きついてくれるのかしら?
この子がゴットナビアを大好きになるように、
この子が話せるくらいになる頃には
私もイタリア語ぺらぺらになってないといけないわね。

なんて考えると、
「子供のためにまず自分が成長しなくちゃ!」と思えてきて、
ナビア叔母ちゃんは、すっかりゴッドねーチャンな気分になっている。


ちなみに、私はカトリックではないので、
カトリックじゃない私がマドリーナになれるの?という疑問が残っている。
どうやら、けっこう司祭さんの意見によるらしい。

ただいま、OKかどうか確認中。


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和食で言うとシリーズ 
1.「ぺペロンチーノを和食で言うと」

の続編。

今日も「感覚」で語ってみよう!


「ピザ」は和食で言うと 「なべ」「焼肉」「大きめの宅配ピザ」「ラーメン」
「ピザ」というイタリアの国民食は、すばらしいカバー力を持っている。
 「ピザ」を語り始めると、私でも小さい本ならすぐに1冊書けるかも?というぐらい
 奥が深いもの→まるで「ラーメン」
 まず、ピザにもいろいろな食べ方、種類があって、テーブルについて食べる丸いピザや、
 「トランチョ」と呼ばれる分厚めのピザは切り売りが主流なので、立ち食いや、カウンターで
 手軽に食べれるので、軽いランチ、もしくは小腹が空いたときに食べたりする。

 どこにでもある日本の「ラーメン屋」同様、
 イタリア人たるもの、家の近所で美味しいピザ屋を
 把握していないことなどありえない。(その店はジェラート屋も同様)

 イタリア人の生活は、ピザありきなのだ。

 例えばアモーレは最低週1回ピザを食べる。
 会社の人と申し合わせてランチの場所に週1でピザ屋に行く。 
 誤って食べ忘れて6日も過ぎると体内から「ピザ切れ」が起こり、
 一緒に街を歩いていても「ピザ、ピザ」と、うるさい。
 ろくに話も聞いてくれなくなる。ピザ中毒(笑
 
 これはイタリア人の症状としては何もめずらしいことではない。



 「今度飲みにでも行きましょう」

 人と知り合った時、距離を縮めるための誘い文句。

 イタリアでは

 「今度ピザでも行きましょう」

 となる。

 基本ピザはそれほど高い料理でもないし、種類もいろいろあるし、
 今日がピザの気分でなければ、サラダだけ頼めばいい。
 街のどこにでもあるし、とにかく使いやすい。
 
 
 さらに、歓送迎会、お祝い事などをピザ屋でする人も多い。
 しゃれこんだレストランとは違うので、集まった人が騒げる。
 予約した長いテーブルに大人数で詰め寄せるとき、
 昔、会社でやった「なべ会」「焼肉会」を思い出す。
 もちろん、「なべ」「焼肉」はちょっと特別な料理感があるし、
 大人数だとさらに美味しい。「ピザ」もそんな感じ。

 「ピザ」を和食で言うと「大きめの宅配ピザ」と例えたのは、
 宅配ピザを頼むときのあの、ちょっとしたパーティ感を指している。
 人が多いとき、ちょっと特別なとき、御誕生日パーティ。
 そんな時に頼むあのピザの感覚、ピザがついた時のわくわく感。
 それもこちらの「ピザ」は持っている。

  
 レストランに行けないような青年たち
 (例えばサッカーの練習帰りの学生とか、つまりアルコールがだめな年齢)が、
 10人ぐらいでピザ屋に来ることも見かける。
 たぶん今日はピザ屋に行くと決めて親からお小遣いをもらっているのだろう。
 
 イタリアにファミレスらしきものがあるとすればそれはピザ屋。

 安くて、みんなが予約なしで入れて、家からさほど遠くない範囲にあるピザ屋は
 親なしで外食する、ちょっとオトナになった気分が味わえる場所でもある。

 。。。

 「ピザ」について、かなりはしょって書いてるのにこんなに長くなった。
 まだ長くなりそうなので、このへんで。。。
 「ピザ」はすごい。



「ボンゴレパスタ」は和食で言うと、やっぱり「ボンゴレパスタ」
●さっそく前回の内容に「ボンゴレは何?」と質問をいただいたので
  (SKY BLUEさんありがとう)
 張り切って言いますが、やっぱり「ボンゴレパスタ」な気がする。
 
 ボンゴレのパスタを食べるあの美味しさと、特別感は、イタリアでも同様。

 イタリア人はシーフードをよく食べる民族だが日本で消費する量ほどではない。(勝手なイメージ)
 日本では内陸部でも魚介を食べるし、魚介の料理数は多い。
 イタリアではそれこそ海沿いに住んでいる家庭ではシーフードを食べるが、
 少しでも内陸になるとその割合は減る。
 月に1回シーフードを食べるかな?という人なんてザラ。
 
 つまり、住んでいる場所で食文化があからさまに変わってくる為
 やっぱりボンゴレパスタは

 「わお~!」

 という特別感が味わえる。

 そして、貝といえばこちらはムール貝もよく食べる。
 日本では基本あさり系の貝はスーパーにほぼ並んでいるが、
 こちらでは並んでいないこともある。
 その代わり、ムール貝はほぼ1年並んでいる。
 値段もムール貝のほうが安い。
 したがって、貝料理はムール貝のほうがお手軽になり、
 今日は貝のパスタにしようと決め込んで買い物に行っても
 ムール貝を買い込み「ムール貝のパスタ」になる可能性もある。
 そんなわけで「ボンゴレ」をお買い上げするまでにはいくつもの障害があり、
 あえてお買い上げを決めた「ボンゴレ」をパスタに仕上げるのは特別感がわく。
 
 殻をとった瓶詰めのボンゴレも売られている。
 瓶詰めのボンゴレの身はしじみほどの大きさで、火に通すとさらに縮まるので
 味わう前にのどを過ぎてしまうのが難点だ。


今回は2つでいっぱい、いっぱいになっちゃった(笑 
ではまた~

テーマ:
イタリアで犬を見ない日はないくらい、犬をよく見かける。
日本と大きく違うのは、街中も犬にとっては散歩コースで、
お買い物などに中心地に行くので、連れて歩いている人が多いこと。

そういうわけで勤めていたお店にも犬を連れてくるお客さんが多かった。

1日に多い日は30匹くらい見たかしら。
小型犬も大型犬も、どの犬もよくしつけられていておとなしい。
犬たちは慣れているのか、飼い主が選んでいる間座ったり、寝そべって待っている。

よく小型犬に服を着せている人がいる。
お店に居たときも、小型犬はほぼ100%服を着て散歩に来ていた。
春はブラウス、
暑い季節はボーダーシャツで涼を演出するか、もしくはお帽子だけかぶったわんちゃんも居た。
秋の気配を感じる頃にはニットになり、
ミラノの長い冬が来る頃には、ダウンジャケット(しかもモンクレール(・∀・))を羽織っていたワンちゃんは
数え切れないほどで、

「あのわんちゃんのダウン、私のより絶対高いわ。。。」

なんてつぶやいた回数も数知れず。。。


確かにミラノの冬は厳しい。小型犬の多くは毛もふさふさしてないし、
夏だって震えるように歩いてるんだから、何か羽織るほうがいいのかもしれない。


もともと服を着ている犬に(服を着させている飼い主に)、
否定もなく肯定もなく、ただ「かわいい」と感じていただけだったので、
犬が服を着ていることに違和感はなくなった。

そして「服を着ている小型犬」というのはいつの間にか
私の中ではそれがふつーのこととして頭の中でインプットされた。


先日、こちらに向かって歩いてくる小型犬に違和感を感じた。
ふつーに散歩しているだけなのに、なんだろう、この違和感。。。






あっ!!!




小型犬なのに服着てない!! 裸じゃん!!




。。。。




あれ?






犬って裸でいいんだよね??



って思い直してはみたものの、通り過ぎた犬がなんだかデコレーションがなくさびしい気がした。
小型犬なんてみんな肛門みせて歩いてるのに、
あの犬は服を着てないせいで、やけに肛門がめだった気がした。


裸の犬がおかしく見えるなんて、おかしな話だと思うけど。

コマスカ!
お?これは?

コマスカ!
とある漫画フェスタのコスプレ会場に居たチップ&デールでした。


テーマ:
引越しして家が大きくなった。

今の家はバスルームとダイニング、リビングルームにベットルームが3部屋もある。
ミラノの家はワンルームにロフト(といっても腰を曲げることはなく、ベットやクローゼットが余裕でおけた)だったので、家の大きさは大出世した。

別にそんな大きな家を望んでいたわけではない。
ずっとコモに通って探してきた物件は2部屋ある家。
1つのベットルームと1つのリビングルーム、ダイニングは小さくてもいいし、リビングルームと共用タイプでも
十分いい。そう思って物件を探してきた。

が、

郷に入ればなんとやら。
ミラノでは1部屋や2部屋の物件は少なくないが、
コモではかなり少ない。
もともと物件が少ない上に、
ヨーロッパの避暑地でもあるこの土地に、部屋数の少ない物件を建てようという考えがそもそもないのか、
それとも都会と違い、腰を下ろして暮らす土地なのか、家族用の部屋数の多い物件が多いように思えた。

ネットで物件を探しているとコモ湖が見える物件なんかもあったりする。
それを見つけてはアモーレに、「どう?」と聞いてみるものの、


「おい、値段みろよー。目ぇ覚ませよー。頼むぞー。まじめに物件さがせよー」


と言われ続けて、
たまに家賃の欄を隠して見せたりしてみたが、一瞥して終了。といった具合で
本気にされることもなく、湖を見下ろすセレブなコモ計画は、幻で終わった。
ちなみに月1500ユーロ(18万?20万くらい?)ぐらいなら、コモ湖が一望できる物件はそこそこある。


で、話を現実に引き戻して物件を見ていたのだけれど、
部屋数が少なくても部屋数が1つ2つ増えてもあまり家賃に差がない物件もあった。
試しに大きい家を見て見た。
そのうちの1つが今住んでる物件だった。


この家に決めた理由はいくつかあるけれど、
この家を拒んだ理由もいくつかあった。

拒んだ理由の1つは、「家がでかい」ということだった。

すごく贅沢な話かもしれないけれど、大きい家というのはそれなりに掃除や気配りも大変だと思ったし、
いくら友達が泊まりやすい家になっとはいえ、そんなでかい家に2人で住むのは寂しいし、
家が小さい故に、今までいつでもアモーレと私は見えあっていたけれど、
こんな大きい家になるとお互い別の部屋に行くとお互いが見えなくなるよ?それでいいのか?
ということも考えた。

だから、この家に決めたくなかった。

結局、予算内で、それなりに納得できる家のNo1はこの家になったので覚悟を決めた。



ここに住んで3週間ほどたったが、
家が大きいということは、こんなに歩くことが多いのか。と実感している。
携帯がなっても、どの部屋に携帯を置いてきたか分からなくて部屋をさまようんですよ!!(笑
で、そのうちに携帯がきれちゃうんですよ!!(笑
こちらから掛け直して、「家が広くて電話とれなかった」とか言い訳してるんですよ!!(笑
(友達は「バカだね~」とか言って笑ってますけど、まじですよ)

アモーレに、ちょっとそれとって。と今までのようにつぶやいても聞こえないんですよ!!(笑
アモーレが旅行かばんを探していたので、「ベットルームだよ」と言っても「ない」と言うんです、
お互いが思いついたベットルームの場所が違っていたんですね、
だから、今では「ベットルーム2は見た?なかったらベットルーム3の右の棚にあるはず。」
とか、番号つけて呼んでるんですよ!(笑

窓を開けていて、風でバタッ!と閉まっても、どの部屋の窓が閉まったのか部屋が多いから分からないんですよ!(笑
いちいち、必要なものを各部屋から探しに歩くのめんどくさいから
ローラースケート買っちゃおうかな~ですよ!!(笑


慣れる日、来るのかな。
でも慣れちゃう日が来ても、
小さい家を楽しめる気持ちは変わりたくないなぁ~。

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