アモーレ実家の下にはおじいちゃんたちが住んでいる。
おばあちゃんはもともと身体が弱かったことに加えて高齢なこともあり、
庭に杖を突いて出るのが精一杯なので外出はしない。
訪ねてくる友人や家族と話すのが、我が敷地から出れない彼女にはうれしいことだと知っているから
私は帰省中、最低1日1回、20分ほど訪ねて顔を出すようにしている。
人間、歳をとると同じことばかり言うようになることへの自覚がある「高齢者」はどれだけ多いだろうか。
と、いう私もすでに「同じことを言う」ことが始まっていることは承知だが、
私とおばあちゃんが出会った頃の会話となんら変わりのない会話が今日もはじまったりする(笑
日本の人口とか、両親のこととか、日本側の祖父母の話とか、私が普段何を料理するかとか...etc...
もちろん会う時期によって、多少の話のアレンジはあるのだけれど、"決まった会話8割 + 旬の話題"
といった会話をしている。
今年の冬はかなり"旬の話題"の量が増え、内容にも変化があった。
アモーレの従兄弟、つまりおばあちゃんから見て同等の孫が夏に「できちゃった結婚」をしてから
※美男美女の従兄弟の結婚式の様子はこちら→
おばあちゃんにとっての興味が"ひ孫"になったようで、
今回は"なぜ子供をつくらない?"という話に話題という話題を引っ張られ、
「おばあちゃん孝行」のつもりで、おばあちゃんの家のドアをたたいていたけれど
日にちがたつにつれ正直「忍耐の時間」になってしまって、つらかった
以下、おばあちゃんの言葉。
※偏見ちっくですが、高齢&テレビで必ずミサを見る宗教命の古い考え方だと思って聞き流してください。
「なぜ子供をつくらない?」
「結婚しても子供が居なければねー。。。」
「子供が居ないという人生を選択するのは悲しすぎる」
「考えてるけどまだ妊娠しないだけって?そんなこと言っていたら時はすぐに経ってしまう」
「願っていても子供は出来ないよ。私が死んでから子供が出来ても私は会えることが出来ないじゃない。」
などなど。
同じ内容が20分ぐるぐる周る、毎日周る。
いちを私たち本人もそれなりに気にしてるからね、正直まいりました
私1人でも、アモーレが帰省後も会話は同じだけれど、
アモーレが来てからは、私の中に「アモーレという盾」が出来た感じがあって、
アモーレがこの手の苦手な会話を受けてくれる。
と思っていた。
アモーレは、やっぱりおばあちゃんのことを良く分かってるだけあって、
おばあちゃんがこういう話題に触れ出すと、
ムシしてテレビを見ていたり、
ボゥ!Bou(さあね)と一言で片付けてしまったり、
おじいちゃんにぜんぜん関係のない話を振ったり、
「もう、その話題は答えたでしょ」と不機嫌な声で答えてみたり、
指のささくれをいじりだしたり、
無関心オーラを全身に出したいろんなパターンの行動を持っていた。 ズルイ・°・(ノД`)・°・
アモーレがそういう態度をすると、おばあちゃんはちょっと悲しい顔で
必ず視線を合わせてくるので、結局、その会話をよけきれず拾っていた私。
一度アモーレがよけたその会話の後、こっちを見つめるおばあちゃんに
「今日こそ目をあわさないぞ!」
と頑張って2分くらい(ほんと長かった)、おばあちゃんの斜め後ろ、
冷蔵庫に目線を合わせていたのだけれど
敵もさるもの、たまに目を下に向けるがすぐにまた私の顔を見る視線が痛く、
結局根負けして目を合わせて、苦笑いを返すしかなかった。
アモーレ盾、意味なし。
期待した分だけ逆に腹がたったりなんかして(ノДT)
そんな訳で1日半時間の押忍!忍耐な時間を過ごさなくてはいけなかったが、
私にお洋服を買ってくれたり、お小遣いをくれたり、そんな気遣いはいつでもあるおばあちゃん。
だから、
「愛情から出ている本音」と思って、ゆるーく受け流していた。が、
さすがに毎日、日によっては2回同じ話が周るときはテンション下がってたことは内緒にしていた話。